介護報酬請求事務業務はもとよりコミュニケーションや社会福祉や介護技術など、介護事務職として求められる知識と技能を備えていることを証明するもので、全国の事業所や施設で「ケアクラーク」が活躍しています。
受験資格と難易度
難易度:★★
受験資格:教育機関等が行う教育訓練のうち、認定委員会が認定規程により定める「ケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者
介護事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者
受験データ
受験料:6,000円
試験日:年6回(4月、6月、8月、10月、12月、2月)
試験場所:各都道府県内の公共施設等
■主催
(財)日本医療教育財団
試験について
学科、実技
■試験内容
1.人間関係 (コミュニケーション) |
人間関係の基礎、発達、援助的態度 コミュニケーションの技法 コミュニケーションと人間関係、心理的援助法 |
2.老人・障害者の心理 | 老化とその心理的影響 老人の心理的特性 老年期の精神障害 障害とその心理的影響 高齢者・障害者への対応 |
3.社会福祉 | 現代社会における社会福祉の理念と意義 社会福祉サービス体系の概要 社会福祉の遂行と福祉専門職 社会福祉をめぐる我が国の動向 |
4.老人福祉 | 老人の精神的・身体的特徴と障害 現代社会における老人福祉・老人保健 民間シルバーサービスの社会的意義とその現状 高齢者に対する総合的援助 |
5.地域福祉 | 地域福祉の理念と内容 地域福祉の推進方法 地域福祉の現状 |
6.社会福祉援助技術 | 社会福祉援助技術の目的・体系・内容 社会福祉援助活動における専門援助技術の体系 社会福祉援助技術と倫理 |
7.介護概論 | 介護の役割と範囲 看護・医療および家政との関係 老人・障害者の介護 |
8.介護技術・ 障害形態別介護技術 |
食事、排泄、衣類の着脱などの介護の基本的技術 寝たきり老人の介護技術 視覚・聴覚障害者の介護技術 肢体不自由者・内部障害者の介護技術 福祉用具と介護方法 |
9.リハビリテーション | リハビリテーションの概念 リハビリテーションチームと専門職 リハビリテーションの種類 社会資源と地域リハビリテーション |
10.医学一般 | 人体の構造・機能と病的状態 高齢者の生理的特徴と代表的疾患 公衆衛生の概要 |
11.介護保険制度 | 介護保険法 介護保険制度の仕組み 要介護認定から介護サービス計画の作成まで 介護支援専門員 予防給付費・介護給付費の算定 |
12.介護事務業務 | 介護事務職員の役割 介護報酬請求業務 指定申請事務 介護関係事業者における個人情報の適切な取り扱い |
こんな人にお勧め
不明