ビル経営管理士

国土交通大臣登録証明事業として行っている公的資格であり、ビル経営に関する企画・立案から賃貸営業及び管理・運営に至るまで、プロパティマネジメントのエキスパートとして必要な知識と経験を有する者に与えられる資格です。

受験資格と難易度

難易度:★★★★

受験資格:特になし 登録は実務経験が必要

受験データ

受験料:31,500円

試験日:年1回(12月)

試験場所:札幌、仙台、東京、大阪、名古屋、福岡

主催
(財)日本ビルヂング経営センター

試験について

択一式、用語選択式、記述問題

試験内容
賃貸オフィスビルに関する「企画・立案」「賃貸営業」「管理・運営」総合記述

出題範囲
1.賃貸ビルの企画・立案に関する知識
事業企画(市場調査、敷地選定)
ビルの商品企画(テナント構成、建築意図)
ビル建設と法規制
不動産投資理論
不動産事業の税務と会計及び事業分析
不動産の証券化に関する仕組みと法制及び税制
長期事業収支計画・長期維持管理計画(ポートフォリオ)
不動産特定共同事業、業務管理者実務
不動産投資顧問業登録制度
デューデリジェンスの調査項目と結果分析
不動産投資市場及び不動産流通市場の知識及び分析
金融市場の動向に関する知識及び分析
遵法性の確保、アカウンタビリティー、プレゼンテーション、リスクマネジメント等を行う上で必要な専門知識について
2.賃貸ビルの賃貸営業に関する知識
賃貸条件の設定
テナントの募集
テナントとの契約手続
テナントの入退去時の対応
テナント契約管理(退室・増室・同居・転貸・滞納等)
賃料・共益費の改定
テナントニーズの把握
その他(催事企画等)
リーシング・マネジメント等を行う上で必要な専門知識について
3.賃貸ビルの管理・運営に関する知識
プロパティマネジメント体制・管理企画業務
資産管理業務
ビル運営管理コスト、エネルギーコスト管理
館内規則の策定
管理委託契約締結、委託管理業者管理、業務品質評価、業務品質管理
ビルメンテナンス(日常管理業務:施設・設備・警備・防災・環境衛生等)の管理
建物維持保全業務(点検、修繕、モダナイゼーション等)の管理
各種許可・届け出等の手続き、立入検査対応管理等
日常管理業務に関するテナント等への対応管理
コンストラクションマネジメント
デューデリジェンス(エンジニアリングレポート)
ライフサイクルコストマネジメント
複合用途のプロパティマネジメント等を行う上で必要な専門知識について

こんな人にお勧め

不明

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