Adobe製品(Photoshop、Illustrator、Premiere Proなど)のスキルを証明する資格です。
以前は「アドビ認定アソシエイト(ACA)」という名称でしたが、2021年に「ACP」へと移行しました。
主にデザイン・映像編集・Web制作の初心者~中級者向けの資格で、Adobeソフトを業務や学習で活用できることを証明できます。
ACP資格の概要
項目 | 内容 |
---|---|
資格名 | アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional, ACP) |
旧名称 | アドビ認定アソシエイト(Adobe Certified Associate, ACA) |
対象者 | 初心者~中級者(学生・社会人) |
試験形式 | 選択問題 + 実技試験(シミュレーション形式) |
試験時間 | 約50分 |
合格基準 | 700点以上(1000点満点) |
受験資格 | 誰でも受験可能 |
試験実施機関 | Certiport(サーティポート) |
試験方式 | 試験会場(CBT方式)またはオンライン |
受験料 | 約12,000円(試験による) |
- Adobe公式の資格で、世界共通の認定資格!
- クリエイティブ業界の就職・転職に有利!
- Adobeソフトの基礎スキルを証明できる!
ACP資格の種類(対応ソフト)
ACP資格は、Adobeの主要ソフトごとに試験が分かれています。
資格名 | 内容 |
---|---|
ACP Photoshop | 画像編集、レタッチ、写真加工の基本 |
ACP Illustrator | ロゴ・イラスト作成、ベクターデザイン |
ACP InDesign | 印刷物・電子書籍のレイアウト編集 |
ACP Premiere Pro | 動画編集、カット、エフェクト、音声調整 |
ACP After Effects | アニメーション、モーショングラフィックス制作 |
ACP Animate(旧Flash) | 2Dアニメーション、インタラクティブコンテンツ制作 |
ACP Dreamweaver | Webデザイン、HTML/CSSの基本 |
ACP Adobe XD | UI/UXデザイン、プロトタイプ作成 |
各ソフトごとに独立した試験があり、例えばPhotoshopの試験に合格すると**「ACP Photoshop認定」**となります。
目次
受験資格と難易度
受験資格
特別な受験資格はなし!
誰でも受験可能で、年齢・学歴・職歴の制限もありません。
おすすめの対象者
- Adobeソフト(Photoshop・Illustrator・Premiere Pro など)を使えるようになりたい人
- デザイン・Web制作・映像編集の仕事を目指している人
- クリエイティブ業界に転職・就職したい人
- 学生や初心者でも受験可能
ポイント
Adobeソフトの基本的な操作に慣れていれば、独学でも合格可能!
難易度
難易度の目安:★★☆☆☆(初心者~中級者向け)
合格率:70~80%(試験ごとに異なる)
実際の試験の難易度
ソフト | 難易度 | 解説 |
---|---|---|
Photoshop | ★★☆☆☆ | 画像編集・色補正の基本を理解すればOK |
Illustrator | ★★☆☆☆ | ロゴ・イラスト作成の基本ができればOK |
Premiere Pro | ★★★☆☆ | 動画編集の流れを理解する必要あり |
After Effects | ★★★☆☆ | モーショングラフィックスの知識が必要 |
InDesign | ★★☆☆☆ | レイアウトやDTPの基本が分かればOK |
Dreamweaver | ★★★☆☆ | HTML・CSSの基礎知識が求められる |
Photoshop・Illustratorは初心者でも比較的簡単!
Premiere Pro・After Effectsは、動画編集経験がないと難しく感じるかも!
難易度のポイント
- 基本的なソフトの操作ができれば合格しやすい!
- 実技(シミュレーション)があるため、実際にソフトを触りながら学ぶことが大事!
- PhotoshopやIllustratorは、YouTubeやオンライン教材でも独学可能!
試験内容
試験はソフトごとに独立しており、「Photoshop」「Illustrator」「Premiere Pro」などの試験内容がそれぞれ異なります。
試験の構成
試験は「選択問題」+「実技試験(シミュレーション)」の2部構成です。
項目 | 内容 |
---|---|
試験形式 | 選択式(知識問題)+ 実技(ソフト操作シミュレーション) |
問題数 | 約30~40問 |
試験時間 | 50分 |
合格基準 | 700点以上(1000点満点) |
試験方式 | Certiport(サーティポート)試験センターまたはオンライン |
実際にAdobeソフトを操作するシミュレーション問題があるため、実技スキルが重要になります。試験はAdobeソフトの英語版を使用しますが、問題文は日本語で出題されます。
試験内容(ソフト別)
以下に、代表的なソフト(Photoshop・Illustrator・Premiere Pro)の試験内容を詳しく説明します。
ACP Photoshop(画像編集)
対象者:写真編集・グラフィックデザインを学びたい人
出題範囲
-
Photoshopの基本操作
- ワークスペースのカスタマイズ
- ショートカットキーの活用
-
レイヤーとマスクの操作
- レイヤーの作成・削除・並び替え
- レイヤーマスクの適用
- クリッピングマスクの使用
-
画像の補正・編集
- 明るさ・コントラスト・カラーバランス調整
- フィルター(ぼかし・シャープ化など)の適用
-
テキストと図形の編集
- 文字ツールの基本操作(フォント、サイズ、色の変更)
- シェイプツールを使ったデザイン
-
選択範囲と切り抜き
- クイック選択ツール・なげなわツールの活用
- 背景の削除・置き換え
-
エクスポートと保存
- JPEG・PNG・PSDの違い
- Web用に適した画像の書き出し設定
難易度は初心者から中級者向けで、レイヤー操作と選択ツールをマスターすれば合格しやすいです。
ACP Illustrator(ベクターデザイン)
対象者:ロゴ制作・イラスト・デザインの基礎を学びたい人
出題範囲
-
Illustratorの基本操作
- アートボードの設定
- ショートカットキーの活用
-
ベクターグラフィックの作成
- ペンツールの使い方
- シェイプツール(長方形・楕円形など)
- パスファインダーの活用
-
色と塗りの管理
- カラーの適用(RGB / CMYK)
- グラデーションの設定
-
テキストデザイン
- 文字のアウトライン化
- 文字の変形・パス上文字の作成
-
レイヤーとオブジェクト管理
- レイヤーの作成・整理
- グループ化・ロック・非表示設定
-
エクスポートと書き出し
- ベクター画像(SVG、PDF)の保存
- Web用画像(PNG、JPEG)のエクスポート
Illustratorはペンツールの操作が試験の重要ポイントとなります。
ACP Premiere Pro(動画編集)
対象者:動画編集・YouTube・映像制作を学びたい人
出題範囲
-
Premiere Proの基本操作
- タイムラインの設定
- ショートカットキーの活用
-
映像編集の基本
- クリップのカット・トリミング
- クリップの並び替え・スピード調整
-
音声編集
- BGM・ナレーションの追加
- オーディオトランジションの適用
-
エフェクトとトランジション
- 基本的なビデオトランジションの設定
- カラー補正(明るさ・コントラスト調整)
-
テキストとアニメーション
- テロップ・タイトルの追加
- キーフレームを使ったアニメーション設定
-
動画の書き出し
- H.264・MP4などのフォーマット設定
- SNS向けの最適なエクスポート方法
Premiere Proはカット・トリミング・トランジションの操作が合格のポイントになります。
試験対策
試験のポイント
- 「選択問題」+「実技試験(シミュレーション)」の2部構成
- 合格基準は700点以上(1000点満点)
- 試験時間は50分、問題数は約30~40問
- 実技試験はAdobeソフトを模したシミュレーション問題
試験では、Adobeソフトの英語版が使用されるため、ボタンやメニューの位置を事前に確認しておくと良いです。ただし、問題文は日本語なので英語が苦手でも問題ありません。
効果的な試験対策
① 公式ガイドブックを活用する
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)の**公式ガイドブック(FOM出版)**が販売されており、試験の出題範囲に沿った内容が学べます。
おすすめの公式教材
- Adobe Certified Professional公式ガイドブック(FOM出版)
- Adobe公式の学習リソース(Adobe Learn & Support)
このガイドブックには、練習問題や模擬試験が含まれており、試験本番のイメージを掴むのに最適です。
② Adobeソフトを実際に操作する
ACP試験は実技試験(シミュレーション問題)があるため、実際のソフトを使って操作に慣れることが最も重要です。
具体的な練習方法
- 基本操作をマスターする(ツールの使い方、レイヤー操作、カット編集 など)
- ショートカットキーを覚える(時短に役立つ)
- 無料のチュートリアルを活用する(YouTubeやAdobe公式サイトの解説動画)
③ 無料の模擬試験を解く
Certiport(サーティポート)の公式サイトには無料の模擬試験があります。
試験の形式に慣れるために、できるだけ多くの模擬問題を解きましょう。
模擬試験を受けるメリット
- 試験の出題パターンを把握できる
- 時間配分の感覚をつかめる
- 苦手な部分を発見しやすい
「ACP 無料模擬試験」と検索すると、試験対策サイトも見つかるため活用すると良いでしょう。
④ ソフトごとの重点対策
ソフトごとに出題範囲が異なるため、使用するソフトに合わせて対策を行いましょう。
Photoshop試験対策(画像編集)
- レイヤーとマスクの操作(レイヤーマスク、クリッピングマスク)
- 画像補正とフィルターの適用(色調補正、コントラスト調整)
- 選択範囲の作成と背景の切り抜き
Illustrator試験対策(ベクターデザイン)
- ペンツールとパス操作(直線・曲線の描画)
- カラー設定とグラデーション(CMYK/RGBの違い)
- オブジェクトの整列とレイヤー管理
Premiere Pro試験対策(動画編集)
- クリップのカットとトリミング
- 音声編集とBGMの追加
- ビデオトランジションの適用とアニメーション設定
⑤ よく出る問題を重点的に学ぶ
ACP試験では、基本的な操作が問われることが多いですが、特定の分野からの出題が多いため、以下の項目は特に重点的に学んでおきましょう。
共通してよく出るテーマ
- ショートカットキーの知識
- レイヤーやオブジェクトの管理
- カラー設定とファイル形式の違い(JPEG・PNG・SVGなど)
- フィルターやエフェクトの適用方法
- 書き出し設定(解像度やファイル形式の選択)
⑥ 試験本番のコツ
- 時間配分を意識する(50分しかないため、1問に時間をかけすぎない)
- 実技問題は焦らず確実に操作する(やり直しができるので、慎重に対応)
- 迷ったら確実に分かる問題を優先する(得点を確保する)
- 英語のメニュー表記に慣れておく(試験では英語版のインターフェースが使用される)
取得後に出来ること
取得すると、Adobe製品の操作スキルを客観的に証明でき、就職・転職活動や実務に役立てることができます。デザインや映像編集の分野でスキルを活かせる場面が増えるため、キャリアの選択肢が広がります。
1. 就職・転職活動でアピールできる
クリエイティブ業界での就職に有利
ACPは、デザインや映像制作のスキルを証明する資格のため、デザイン業界や映像制作業界の就職・転職活動でアピールできます。
活かせる職種
- グラフィックデザイナー(Illustrator、Photoshop)
- Webデザイナー(Illustrator、Photoshop、Dreamweaver)
- DTPデザイナー(InDesign、Photoshop)
- 動画編集者(Premiere Pro、After Effects)
- UI/UXデザイナー(Adobe XD)
特に、PhotoshopやIllustratorはデザイン関連の求人で必須スキルとされることが多いため、ACP資格を持っていると有利になります。
未経験でもスキルを証明できる
デザインや映像編集の仕事を目指す場合、実務経験がないと就職・転職が難しいことがあります。しかし、ACP資格を取得すれば**「基本的な操作ができる」という証明になり、未経験でも採用される可能性が高まります**。
2. フリーランス・副業の仕事を受注しやすくなる
ACP資格を持っていることで、クラウドソーシングサイトやSNSを通じてフリーランスや副業の案件を獲得しやすくなります。
ACP取得後にできる副業例
- ロゴデザイン制作(Illustrator)
- チラシ・ポスター制作(Photoshop、Illustrator)
- Webバナー・SNS広告作成(Photoshop、Illustrator)
- YouTube動画編集(Premiere Pro、After Effects)
- ECサイトの商品画像加工(Photoshop)
クラウドワークスやランサーズなどのサイトでは、Adobeソフトを使ったデザイン・動画編集の案件が多くあります。ACP資格を持っていることで、クライアントにスキルを証明し、案件を受注しやすくなります。
3. 仕事の幅が広がる
ACP資格を取得すると、仕事の幅が広がり、業務効率が向上します。
企業で働く場合の活用例
- マーケティング部門で広告バナーを作成(Photoshop、Illustrator)
- 社内資料やプレゼン用のデザインを改善(Illustrator、InDesign)
- 動画マニュアルやプロモーション動画の制作(Premiere Pro、After Effects)
- SNS運用で画像編集や動画編集を活用(Photoshop、Premiere Pro)
特に、企業の広報やマーケティング担当者がACPを取得すると、デザイン業務を外注せずに社内で対応できるようになり、コスト削減につながるというメリットもあります。
4. 海外でも通用する資格として活用
ACPは世界共通の資格であり、海外でも通用します。
海外の企業やフリーランスの仕事に応募する際に、ACP資格を持っていることでAdobeソフトのスキルを客観的に証明できます。
また、**Adobeソフトの操作画面は全世界共通(英語版でも同じ)**のため、海外企業の仕事でもスムーズに作業できる点がメリットです。
5. 上位資格やスキルアップの土台になる
ACPはAdobeソフトの基本スキルを証明する資格ですが、さらに高度なスキルを身につけることで、キャリアアップにつなげることができます。
ACPの次に目指せる資格やスキルアップの例
上位資格・スキル | 内容 |
---|---|
Adobe Certified Expert(ACE) | ACPの上位資格で、より高度なスキルを証明 |
Adobe Certified Master | Adobeの複数ソフトを扱える最上級資格 |
デザインスキルの強化 | UI/UXデザイン、3Dデザイン、Webデザインなどのスキルを学ぶ |
動画編集のスキル向上 | VFX(視覚効果)やモーショングラフィックスの習得 |
ACPを取得した後は、実務経験を積みながら、より高度な資格やスキルを習得することでキャリアの幅を広げることが可能です。
通信・電気系資格一覧
電気主任技術者
電気工事施行管理技士
電気工事士
電気通信主任技術者
ウェブデザイン技能検定
WEBデザイナー検定
無線従事者
情報配線施工技能検定
工事担任者(ネットワーク接続技術者)
WEBクリエイター能力認定試験
ホームページ制作能力認定試験
WEB検定
JWDA WEBデザイン検定
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)