エステティシャン（ＡＥＡ）

AEA（日本エステティック業協会）が認定するエステティシャン資格は、エステティシャンとしての知識と技術を証明する資格で、エステ業界でのキャリアアップに役立ちます。

AEA資格は「認定エステティシャン」「上級認定エステティシャン」「インターナショナルエステティシャン」の3段階に分かれています。

■主催
（社）日本エステティック業協会

受験資格と難易度

認定エステティシャン（ベーシックレベル）

受験資格

• 特になし（誰でも受験可能）
• エステ未経験者や初心者でも受験できる

難易度

★☆☆☆☆（基礎レベル）

• エステの基本知識と技術が問われる試験で、独学でも対策可能
• 筆記試験は皮膚の構造やエステティックの基礎についての出題が中心
• 実技試験ではフェイシャル・ボディトリートメントの基本技術が評価される

合格率

• 約80%（比較的合格しやすい）

上級認定エステティシャン（プロフェッショナルレベル）

受験資格

• 認定エステティシャン資格取得者
• またはエステ業界での実務経験1年以上

難易度

★★★☆☆（中級レベル）

• 筆記試験では、皮膚学・生理解剖学・衛生管理・サロン経営などのより専門的な知識が問われる
• 実技試験では、高度なフェイシャル・ボディトリートメント技術に加え、カウンセリングや接客技術も評価される

合格率

• 約60%（実技試験の完成度が重要）

インターナショナルエステティシャン（国際レベル）

受験資格

• 上級認定エステティシャン資格取得者
• またはエステ業界での実務経験5年以上

難易度

★★★★★（上級レベル）

• 国際基準のエステティック知識と技術が求められる
• 筆記試験では、国際レベルの皮膚科学・解剖学・サロン経営・マネジメントが出題される
• 実技試験では、世界基準のフェイシャル・ボディ施術、アロマセラピー、リンパドレナージュなどの高度な技術を実践する

合格率

• 約40%（難易度が高く、実技試験のレベルが厳しい）

試験内容

認定エステティシャン・上級認定エステティシャン・インターナショナルエステティシャンの3段階に分かれており、

筆記試験と実技試験が実施されます。級が上がるにつれて、より専門的な知識・高度な技術・サロン経営のスキルが求められます。

認定エステティシャン（ベーシックレベル）

試験内容

筆記試験（マークシート方式）

• エステティックの基本理論（皮膚の構造・生理機能）
• 衛生管理と消毒法（施術時の安全・衛生管理）
• フェイシャル・ボディの基礎技術理論
• カウンセリング・接客マナー

試験時間：60分
合格基準：70%以上の正答率

実技試験（フェイシャル・ボディ基本技術）

• フェイシャルトリートメント（クレンジング・マッサージ・パック）
• ボディトリートメント（背中・腕・脚の基本マッサージ）
• 衛生管理の実施（施術前後のタオルワーク・器具の消毒）

試験時間：30分

上級認定エステティシャン（プロフェッショナルレベル）

試験内容

筆記試験（記述式＋マークシート方式）

• 皮膚科学（肌トラブル・アレルギー・化粧品成分の知識）
• 生理解剖学（筋肉・リンパ・血液循環の仕組み）
• フェイシャル・ボディの応用技術（リフトアップ・デコルテ・リンパドレナージュ）
• サロン経営・マネジメント（顧客管理・売上向上の戦略）
• エステ機器の正しい使用方法

試験時間：90分
合格基準：75%以上の正答率

実技試験（フェイシャル・ボディの高度な施術）

• フェイシャルマッサージの応用（リフトアップ・小顔矯正）
• ボディトリートメント（オイルマッサージ・リンパドレナージュ）
• カウンセリングの実施（お客様の肌・体質に合わせた施術提案）

試験時間：60分

インターナショナルエステティシャン（国際レベル）

試験内容

筆記試験（記述式＋マークシート方式）

• 高度な皮膚科学・エステティック理論（エイジングケア・美白・肌トラブル対応）
• 解剖学・生理学の応用（筋膜・内臓の影響・自律神経との関係）
• 国際基準のフェイシャル・ボディ技術理論（ハイドロフェイシャル・深部マッサージ）
• エステサロンの経営・マーケティング（ブランディング・顧客獲得戦略）

試験時間：120分
合格基準：80%以上の正答率

実技試験（世界基準のエステ技術）

• フェイシャル施術（ハイドロフェイシャル・ピーリング・高周波機器の使用）
• ボディ施術（アロマセラピー・筋膜リリース・リンパドレナージュ）
• コンサルティング技術（顧客の悩みを的確に分析し、適切な施術プランを提案）

試験時間：90分

試験対策

筆記試験対策

公式テキストを活用する

• 試験問題は公式テキストから出題されるため、内容をしっかり理解しておくことが重要
• 基礎から応用まで順番に学習し、専門用語を正しく覚える

過去問題や模擬試験を解く

• 出題傾向を把握し、時間内に解答できるように練習する
• 正解率が低い分野を重点的に復習する

専門知識を確実に暗記する

• 皮膚の構造（表皮・真皮・皮下組織）や肌トラブルの種類と対策
• 生理解剖学（血液循環・リンパの流れ・筋肉の働き）
• エステ機器の特徴と安全な使用方法
• サロン運営・カウンセリングの基本（顧客対応・施術プランの提案）

実技試験対策

認定エステティシャン（ベーシックレベル）の実技対策

基本技術の習得

• フェイシャルクレンジングの流れを正確に行う
• マッサージの手順を覚え、リズムを一定にする
• タオルワークや衛生管理を徹底し、清潔な施術環境を維持する

ポイント

• 試験当日の手順を頭に入れておく（施術の流れをスムーズに行う）
• モデルを使って実際に施術を行い、時間内に終わるように練習する

上級認定エステティシャン（プロフェッショナルレベル）の実技対策

応用技術の向上

• リフトアップマッサージやデコルテケアの技術を磨く
• オイルマッサージやリンパドレナージュの流れを正しく覚える
• 施術中の姿勢を意識し、体の負担を減らす技術を身につける

ポイント

• お客様の肌や体質に合わせた施術プランを考えられるようにする
• カウンセリングの練習を行い、適切な施術プランを提案できるようにする

インターナショナルエステティシャン（国際レベル）の実技対策

高度な技術を習得

• ハイドロフェイシャル・ピーリング・高周波機器の使い方を練習する
• アロマセラピー・筋膜リリース・リンパドレナージュの技術を磨く
• 施術の流れをスムーズにし、手の圧やリズムを一定に保つ

ポイント

• モデルを使った診断練習を行い、適切な施術プランを提案できるようにする
• 国際基準のエステ理論を理解し、専門用語も覚える

取得後に出来ること

認定エステティシャン（ベーシックレベル）取得後にできること

エステティシャンとしての基礎業務が可能

• エステサロンのアシスタント業務（施術補助・準備・片付け）
• フェイシャル・ボディトリートメントの基本施術ができる
• スキンケアやボディケアの基本的なアドバイスが可能

活かせる職場・仕事

• エステサロンのスタッフ（アシスタント・施術担当）
• リラクゼーションサロン・スパでの施術
• 化粧品・美容機器メーカーの販売員（ビューティーアドバイザー）

ポイント

• エステ業界での第一歩となる資格
• 就職活動でのアピールポイントになる
• 基礎技術を学んだうえで、さらなる上級資格取得を目指せる

上級認定エステティシャン（プロフェッショナルレベル）取得後にできること

エステティシャンとして即戦力で働ける

• フェイシャル・ボディトリートメントの高度な施術が可能
• お客様の悩みに合わせたスキンケア・ボディケアのアドバイスができる
• エステ機器を使った施術が可能（キャビテーション・ラジオ波など）
• サロンのカウンセリング業務を担当し、施術プランを提案できる

活かせる職場・仕事

• エステサロンの正社員・チーフエステティシャン
• スパ・ホテルエステでの施術
• 美容クリニックのエステ部門での施術（ドクターズコスメ・メディカルエステ）
• 化粧品メーカー・美容機器メーカーのインストラクター（技術指導）

ポイント

• 就職や転職で「即戦力」としてアピールできる資格
• エステティシャンとしてのスキルアップにつながる
• 高単価の施術を担当し、収入アップが期待できる

インターナショナルエステティシャン（国際レベル）取得後にできること

国内外でエステのプロとして活躍

• 海外のエステサロン・ホテルスパで働ける
• 高級サロン・VIP対応の施術が可能（エイジングケア・リンパドレナージュなど）
• エステスクールや美容専門学校の講師として指導ができる
• エステティックの新技術開発やコンサルティング業務に関わる

活かせる職場・仕事

• 海外のスパ・エステサロン（ハワイ・バリ・フランスなど）
• 国内の高級エステサロン・会員制サロン
• エステスクールの講師・トレーナー
• エステティックサロンの経営者（独立・開業）

ポイント

• 国内外で活躍するための「プロフェッショナル資格」
• 独立・開業を目指す人に最適な資格
• 講師・技術指導者としてのキャリアを築ける

資格取得後のキャリアパス

資格取得後の活用方法

1. エステサロン・スパで働く

• 認定エステティシャン以上の資格を持つことで、就職・転職が有利になる
• 上級資格を取得すると、チーフエステティシャンや施術リーダーとして活躍できる

2. フリーランス・サロン開業

• 上級認定エステティシャン以上の資格があれば、独立・開業が可能
• 自宅サロンや出張エステを開業し、自由な働き方ができる

3. エステスクールの講師として活躍

• インターナショナルエステティシャンの資格を取得すると、エステスクールで講師として指導できる
• 自身のスクールを開校し、エステティシャンの育成が可能

4. 海外でのキャリアアップ

• 国際基準の資格を持つと、海外のスパやエステサロンで働ける
• 外資系ホテルのスパセラピストとしてのキャリアを築ける

美容・ファッション系資格一覧

和裁技能士
美容師
理容師
きものコンサルタント一般認定試験
きものプロスペシャリスト
和裁検定試験
洋裁技術検定
パターンメーキング技術検定試験
毛糸編物技能検定
ファッションビジネス能力検定
ネイリスト技能検定試験
メイクアップ検定試験
ＩＢＦ国際メイクアップアーティスト認定試験
調香技術士
ネイルスぺシャリスト技能検定試験
パーソナルカラー検定
色彩技能パーソナルカラー検定
グランビューティセラビスト
エステティシャン（ＡＥＡ）
トータルビューティーセラピスト資格
エステティシャン（日本エステティック協会）
ＩＢＣ検定
ABC協会認定ブライダルプランナー検定
美肌セラピスト
認定ウエディングスペシャリスト(CWS)
カットフラワーアドバイザー
ヨーロピアンフラワーデザイン
色彩心理額療法士
マインド・ボディ・セラピスト
箱庭心理セラピスト
整体療法士
カイロプラクター
療術師
整体セラピスト検定
日本予防医学療術協会認定　整体療術師
日本ＭＴＣ療術師協会認定資格　整体師
整体セラピスト
ＪＲＥＣ認定リフレクソロジスト認定試験
IFR認定リフレクソロジスト資格
JHRS認定リフレクソロジスト資格
JHRS認定フットセラピスト
IAI認定インテグレーターライセンス資格
台湾式リフレクソロジスト
フーレセラピスト
アロマビューティーセラピスト
漢方養生指導士
環境セラピージュニアセラピスト認定資格
ベビーセラピスト
ベビーマッサージインストラクター
ハーブ検定
ハーブコーディネーター
ロミロミセラピスト
アロマテラピー検定
アロマコーディネーター認定試験