色彩に関する専門知識や実践的な配色技術を学び、仕事や生活に活かせるスキルを証明する資格です。
主催は東京商工会議所で、色の基礎からビジネスやデザイン、商品開発に役立つ実践的な色彩知識を学べるのが特徴です。
色彩検定との違い
- 色彩検定:学術的な色彩理論を幅広く学ぶ。
- カラーコーディネーター検定:色彩をビジネスや実務で活用するスキルを重視。
■主催
東京商工会議所
受験資格と難易度
受験資格
誰でも受験可能
- 受験資格に制限なし(学歴・年齢・職歴は不問)
- どのクラス(級)からでも受験できる(スタンダード・アドバンス・エキスパート)
- 複数のクラスを同時受験可能
- 飛び級受験も可能(初心者がいきなりエキスパートクラスを受験することも可能)
ただし、上級クラスでは高度な色彩理論や実践的な知識が求められるため、基本的にはスタンダードクラスから段階的に学習するのが推奨されます。
難易度
試験のレベルごとに難易度が異なる
カラーコーディネーター検定試験は、3つのクラス(スタンダード・アドバンス・エキスパート)ごとに試験内容が異なり、難易度が上がる仕組みになっています。
上級クラスでは、専門知識や応用力、論述力が求められ、合格率も低くなるのが特徴です。
スタンダードクラス(基礎レベル)
難易度
- ★☆☆☆☆(易しい)
- 合格率:約70~80%
- 試験時間:60分
- 出題形式:マークシート方式(全問選択問題)
試験範囲
- 色彩の基礎知識(色の三属性、色相環、PCCS、マンセル表色系)
- 配色の基本(補色、類似色、トーン、調和の原則)
- 日常生活での色彩活用(ファッション・インテリア・広告・商品デザイン)
特徴
- 初心者向けで暗記中心の試験
- 基本的な色彩理論と配色ルールを理解すれば合格可能
- 色彩関連の仕事を目指す人の入門資格として最適
アドバンスクラス(応用レベル)
難易度
- ★★★☆☆(普通)
- 合格率:約50~60%
- 試験時間:90分
- 出題形式:マークシート+記述式問題あり
試験範囲
- 色彩理論の応用(色の測定・管理、PCCSの応用)
- 色彩心理とマーケティング(消費者心理、ブランドカラー戦略)
- 環境色彩・照明(建築・インテリア・景観・カラープランニング)
特徴
- 記述問題があり、色彩理論の応用力が求められる
- ファッション・インテリア・広告・商品開発などの実務で活かせる知識が必要
- マーケティングやブランディングの視点から色彩の効果を分析する力が求められる
エキスパートクラス(専門レベル)
難易度
- ★★★★★(難関)
- 合格率:約30~40%
- 試験時間:120分
- 出題形式:マークシート+記述+論述問題
試験範囲
- 高度な色彩調和理論(PCCS・マンセルの実践活用)
- ブランディング戦略と色彩(企業・商品のカラーマーケティング)
- 環境色彩とユニバーサルデザイン(高齢者・色弱者向けの色彩設計)
- デジタルカラーと先端技術(印刷・映像・Webデザイン)
特徴
- 色彩のプロフェッショナル向けの試験で、実務経験があると有利
- 配色だけでなく、ブランディングや国際的な色彩規格などの専門知識が必要
- 論述問題があり、深い理解と分析力が求められる
試験内容
色彩に関する知識を学び、実務に活かすことを目的とした試験です。クラスごとに試験範囲が異なり、スタンダードクラスは基礎、アドバンスクラスは応用、エキスパートクラスは専門的な知識が問われる構成になっています。
スタンダードクラス(基礎レベル)
試験の特徴
- 色彩の基本知識を学ぶ初心者向け
- 選択式(マークシート方式)のみ
- 基礎知識をしっかり理解すれば合格可能
試験範囲
1. 色彩の基本
- 色の三属性(色相・明度・彩度)
- 色相環と補色の関係
- PCCS(日本色研配色体系)
- マンセル表色系
2. 色の見え方
- 照明と色の関係
- 視覚と色の認識
- 同化現象・対比現象・錯視
3. 配色の基礎
- 色彩調和の基本ルール
- 類似色・対照色・補色の配色
- トーン(ビビッド・パステル・ダークなど)
4. 生活と色彩
- ファッション・メイクの色彩
- インテリアデザインの色
- 広告・商品の色彩効果
試験形式
- マークシート方式(全問選択式)
- 試験時間:60分
- 合格基準:正答率70%程度
アドバンスクラス(応用レベル)
試験の特徴
- 色彩の応用知識が必要
- 記述式問題が含まれる
- デザイン・マーケティング・空間デザインなど実務に役立つ知識が問われる
試験範囲
1. 色彩理論の応用
- 色の測定と管理(分光測色、演色評価数)
- PCCSの詳細な活用(トーンマップ、配色技法)
- 色彩心理と感情への影響
2. 照明と色彩
- 光源の種類と色温度
- 照明が色に与える影響(LED・蛍光灯・白熱灯)
3. カラーマーケティング
- ブランドカラー戦略
- 消費者心理と色
- 広告・パッケージデザインの配色
4. 環境色彩
- 景観デザイン(街並み・公共空間)
- インテリア・建築のカラースキーム
- 色彩とユニバーサルデザイン(バリアフリー色彩)
試験形式
- マークシート+記述式問題
- 試験時間:90分
- 合格基準:正答率60%程度
エキスパートクラス(専門レベル)
試験の特徴
- 高度な色彩知識が必要
- 記述+論述問題が出題
- マーケティング・都市計画・先端技術の分野が含まれる
試験範囲
1. 高度な色彩調和理論
- PCCS・マンセルの実践活用
- 色彩調和の法則と実践応用
- 国際色彩規格(JIS、ISO)
2. ブランド戦略と色
- 企業・商品のカラーマーケティング
- ロゴ・パッケージの色彩戦略
- 販売促進と色の効果
3. 環境色彩とユニバーサルデザイン
- 公共施設・交通機関の色彩計画
- バリアフリー色彩(高齢者・色弱者向け)
- 景観色彩と都市計画
4. 先端技術と色彩
- デジタルカラーと印刷技術
- 映像・Webデザインにおける色の活用
- 色とAI・VR技術の関係
試験形式
- マークシート+記述+論述問題
- 試験時間:120分
- 合格基準:正答率50%程度
試験対策
共通の試験対策
① 公式テキストを活用する
- 東京商工会議所が発行する公式テキストが試験範囲の基礎となるため、まずはテキストを熟読。
- 重要なキーワードや用語をノートにまとめ、理解を深める。
② 過去問題を繰り返し解く
- 過去問を3回以上解き、出題傾向を把握する。
- 間違えた問題は解説を確認し、なぜ間違えたのかを理解する。
③ 配色カードを使って実践的に学ぶ
- PCCS(日本色研配色体系)やマンセル表色系のカードを使い、実際に色の組み合わせを試す。
- 特にアドバンスクラス以上では、配色の理論と実践が重要。
④ 視覚的な学習を取り入れる
- ファッション・広告・インテリア雑誌を見て、どのような配色が使われているか分析する。
- 街中の看板やポスターの配色を意識し、理論と現実の色彩を結びつける。
スタンダードクラス(基礎レベル)の試験対策
試験の特徴
- 色彩の基礎を問う初心者向けの試験。
- 選択式(マークシート方式)のみで、記述問題なし。
- 暗記中心の学習で対応可能。
効果的な勉強方法
1. 色の基本概念を理解する
- 色の三属性(色相・明度・彩度)を暗記。
- 色相環や補色の関係を覚える。
- マンセル表色系とPCCSの基本を学ぶ。
2. 配色の基本ルールを学ぶ
- 補色・類似色・同系色の関係を整理する。
- トーンの違いを理解し、どのような印象を与えるのかを覚える。
3. 過去問を解きながら暗記
- 過去問を繰り返し解くことで、出題パターンを把握。
- 選択肢の中で間違えやすいポイントを意識する。
4. スキマ時間に暗記
- スマホで色彩理論の表や色彩心理の一覧を確認し、通勤・通学時間などに覚える。
アドバンスクラス(応用レベル)の試験対策
試験の特徴
- 記述問題が加わり、色彩理論の応用力が求められる。
- ファッション・インテリア・広告・商品開発などの実務で活かせる知識が必要。
- マーケティングやブランディングの視点から、色彩の効果を分析する力が求められる。
効果的な勉強方法
1. 色彩理論の深掘り
- PCCSのトーン別配色(ビビッド・ペール・ダークなど)を整理し、どのような印象を与えるかを理解。
- マンセル表色系の数値を覚え、色の分類方法を習得する。
2. 記述問題対策
- 「この色の組み合わせがなぜ適しているのか?」を論理的に説明する練習をする。
- マーケティングや商品パッケージにおける色の役割を考えながら学習する。
3. 実践的な学習
- 広告やインテリアデザインを見て、どの配色理論が使われているかを考える。
- 配色カードを使いながら、自分でカラースキームを作ってみる。
4. 過去問で出題傾向をつかむ
- 過去問を3回以上解き、記述問題の出題パターンを把握。
- 記述問題は、自分の言葉で説明できるように練習する。
エキスパートクラス(専門レベル)の試験対策
試験の特徴
- 色彩設計・マーケティング・都市計画などの専門知識が必要。
- 論述問題があり、色彩の応用力や分析力が求められる。
- 実務経験があると有利な試験。
効果的な勉強方法
1. 論述問題の対策
- 「ブランド戦略における色の役割」などのテーマについて、自分の意見を論理的にまとめる練習をする。
- 過去問の論述問題を解き、模範解答を参考にしながら書く練習をする。
2. 専門的な文献を読む
- マーケティング・色彩心理・都市計画に関する専門書を読む。
- 海外の色彩デザインの事例を学び、国際的な色彩規格(JIS・ISO)を理解する。
3. 配色カードを活用した実践学習
- PCCSやマンセル表色系を使い、実際のデザインに活かせる配色を試す。
4. ケーススタディを分析
- 企業のブランディングや広告の色彩戦略を研究する。
- 都市計画や景観デザインでの色の使い方を調べる。
取得後に出来ること
スタンダードクラス取得後にできること(基礎レベル)
日常生活での活用
- ファッションやメイクの色選びが理論的にできる
- インテリアや部屋の配色を考えられるようになる
- プレゼン資料やポスターの配色を工夫できる
職場や趣味で活用
- 販売・接客業で、商品の見せ方(ディスプレイや陳列)を工夫できる
- SNSやブログの画像・デザインに適切な色を選べる
- ハンドメイド・アートなどの創作活動で色彩理論を活かせる
次のステップ
- 色彩を仕事に活かしたい場合は、アドバンスクラスや色彩検定2級以上を目指すのがおすすめ
アドバンスクラス取得後にできること(応用レベル)
デザインや色彩を活用する仕事に役立つ
- 配色理論を活かし、デザイン制作や商品企画ができる
- 広告やWebデザイン、パッケージデザインの配色を計画できる
- アパレル・ファッション業界で、シーズンカラーの分析ができる
活かせる業界
業界 | 仕事内容 |
---|---|
広告・印刷 | チラシ・ポスター・Webバナーの配色計画 |
ファッション・アパレル | シーズンカラーの分析・商品デザイン |
インテリア・建築 | 空間デザイン・壁紙や家具の色彩提案 |
マーケティング・商品開発 | 商品パッケージ・ブランディングの色彩戦略 |
次のステップ
- 専門性を高めるために、エキスパートクラスを取得する
- パーソナルカラー検定やインテリアコーディネーター資格と併用すると、さらに活躍の幅が広がる
エキスパートクラス取得後にできること(専門レベル)
色彩のプロフェッショナルとして活躍
- 高度な色彩設計ができるため、色彩のコンサルティングが可能
- 商品開発やデザイン戦略に関わる専門職として活動できる
- 企業のブランディングやカラーマーケティングに貢献できる
活かせる職種・業界
業界 | 仕事内容 |
---|---|
グラフィック・Webデザイン | 企業のブランドカラー・サイトデザイン |
建築・インテリア | 住宅・オフィス・商業施設の色彩設計 |
ファッション・アパレル | カラートレンドを分析し、商品開発に活かす |
マーケティング・商品開発 | 消費者心理を考慮した色彩戦略 |
都市計画・景観デザイン | 公共施設や街並みの色彩設計 |
次のステップ
- カラーコンサルタントや色彩講師としての活動
- 独立・起業して色彩の専門家として仕事をする
- 他の専門資格(カラーデザイン検定・建築士・インテリアコーディネーターなど)と組み合わせてさらに専門性を高める
カラーコーディネーター検定を活かせる仕事・職種
職種 | 内容 |
---|---|
グラフィックデザイナー | ロゴや広告デザインの配色設計 |
Webデザイナー | Webサイト・アプリのカラースキーム構築 |
インテリアコーディネーター | 住宅や商業施設の色彩デザイン |
ファッションデザイナー | シーズンカラーの企画・ブランド展開 |
マーケティング担当者 | 消費者の心理に基づいた色彩戦略 |
カラープランナー(色彩設計士) | 商品・都市景観の色彩計画 |
商品企画・開発 | パッケージデザイン・ブランディング |
他の資格と組み合わせるとさらに有利
資格 | 活用できる分野 |
---|---|
パーソナルカラー検定 | 美容・ファッション・アパレル |
色彩検定1級 | 色彩設計・コンサルティング |
インテリアコーディネーター | 建築・インテリアデザイン |
カラーデザイン検定 | デザイン業界・広告・マーケティング |
取得後のキャリアアップ
色彩の専門職を目指す
- カラーコーディネーター
- パーソナルカラーアナリスト
- インテリアデザイナー
- 商品プランナー
- ブランディングコンサルタント
独立・フリーランスとしての活動
- カラーコンサルタントとして企業に色彩アドバイスを提供
- デザインや配色の専門家として講師・セミナー講師になる
- マーケティングやブランディングに特化した色彩プランニングの仕事を受注
デザイン系資格一覧
POP広告クリエイター
レタリング技能検定
色彩検定
カラーコーディネーター検定試験
DTP検定
クロスメディアエキスパート
マルチメディア検定
DTPエキスパート
IIIustratorクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)
映像音響処理技術者資格認定
CGクリエイター
インテリアプランナー
キッチンスペシャリスト
インテリアコーディネーター
インテリア設計士
家具検定
照明コンサルタント
商業施設士
エクステリアプランナー
ハウスクリーニング士
整理・収納・清掃コーディネーター
ライフスタイルプランナー
DIYアドバイザー
ボーカルインストラクター資格
美術検定
ラッピング・ディレクター
シューフィッター
靴デザイナー認定資格
椅子張り技能者
ジュエリーコーディネーター
GG(Graduate Gemologist)
デコレーター技能検定