日本リスクマネジャー&コンサルタント協会(RMCA)が認定する「RMCA-J®上級リスクコンサルタント資格」は、リスクマネジメントの高度な知識と実践力を備え、企業のリスク管理を支援する専門家を対象とした資格です。
この資格を取得することで、シニア会員として登録され、リスクマネジメント分野でのプロフェッショナルとして活動することが可能になります。
■主催
特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会
受験資格と難易度
【受験資格】
年齢、性別、学歴、国籍に関係なく、どなたでも受験可能です。
【試験の難易度】
公式には合格率が公開されていませんが、試験は一次試験(選択式および記述式)と二次試験(論述式)で構成され、それぞれ100点満点中70点以上で合格となります。
試験内容
-
一次試験(選択式および記述式)
- 内容: リスクマネジメント理論や経営管理の各分野におけるリスク管理に関する知識を問います。
- 出題分野:
- リスクマネジメント理論
- 法務リスクマネジメント
- 財務リスクマネジメント
- 人事労務リスクマネジメント
- オペレーショナルリスクマネジメント
- クライシスマネジメント
-
二次試験(論述式)
- 内容: リスクマネジメントに関する実務的な技能を評価します。
- 試験形式:
- ケーススタディ: 提示された問題に対して、以下の構成でリスクマネジメントレポートを作成します。
- リスク調査
- リスク分析
- リスク評価
- リスクコントロール
- リスクファイナンシング
- 全体提言
- 論述問題: リスクマネジメントに関する特定のテーマについて論述します。
- ケーススタディ: 提示された問題に対して、以下の構成でリスクマネジメントレポートを作成します。
試験方式:
- 持ち込み: テキストや配布資料などの持ち込みは一切禁止されています。
- 持参品: 鉛筆(またはシャープペンシル)と消しゴムを持参してください。
- 解答用紙: 試験終了後、テスト用紙および解答用紙は回収されます。
配点および合格基準:
- 一次試験: 100点満点中70点以上で合格。
- 二次試験: 100点満点中70点以上で合格。内訳は、リスクマネジメントレポートが70点、論述問題が30点となっています。
受験料(税込):
- 一次試験: 5,250円
- 二次試験: 8,400円
合否通知:
試験後、4週間以内に受験者全員に合否通知書が郵送されます。電話などによる合否の問い合わせや、試験の採点結果に対する照会には応じていませんので、ご了承ください。
試験対策
試験の出題範囲を把握する
試験は一次試験(選択式・記述式)と二次試験(論述式)に分かれています。出題範囲を理解し、それぞれの分野に適した勉強法を実践しましょう。
一次試験(選択式・記述式)
- リスクマネジメント理論(基本的なフレームワークやリスク管理の考え方を学習)
- 法務リスクマネジメント(企業法務、コンプライアンス、契約リスクなどを理解)
- 財務リスクマネジメント(企業財務、リスクファイナンシング〈保険・ヘッジ〉を把握)
- 人事労務リスクマネジメント(労働法、雇用リスク、ハラスメント対策など)
- オペレーショナルリスクマネジメント(事業継続計画〈BCP〉や内部統制の知識)
- クライシスマネジメント(事故・災害対応、企業広報戦略)
二次試験(論述式)
- ケーススタディの解答方法を学ぶ(過去の事例を研究し、リスク評価・対策を論理的にまとめる練習)
- リスクマネジメントレポートの作成練習(実務的な観点から、リスク分析・対応策を具体的に記述する力を養う)
- 論述問題対策(過去問の類題を使い、時間内に要点をまとめる訓練)
効果的な学習方法
教材・テキストを活用する
- RMCAの公式テキストをしっかり読み込み、基礎知識を習得する
- リスクマネジメント関連書籍(ISO31000、ERMなど)も参考にするとより深い理解が得られる
過去問や模擬試験を解く
- 過去問を入手できる場合は、必ず解く
- もし過去問がない場合は、類似資格(リスク管理関連)の問題を使って対策
実際の企業リスク事例を学ぶ
- ニュースや企業の不祥事・事故レポートを分析し、リスク管理の視点で考察する
- 裁判事例や企業のリスク対応策を研究することで、二次試験の論述対策に活かせる
試験直前のチェックポイント
- 重要ポイントのまとめノートを作る(用語やフレームワークを整理しておく)
- 論述問題のテンプレートを用意(よく出るリスク管理の課題に対する解答の型を作る)
- 本番のシミュレーションをする(時間を測りながら模擬試験を解く)
実務経験を活かした対策
- 企業のリスクマネジメントに関わっている人は、実際の業務経験を試験の解答に活用する
- 過去のリスク管理の事例を分析し、どのように対処したかを振り返ることで、論述式試験の質が向上する
効果的な時間配分
一次試験対策(1~2ヶ月)
- 公式テキストを精読し、各分野の基礎知識を確実に理解
- 過去問や問題集を繰り返し解く
二次試験対策(1~2ヶ月)
- 過去のケーススタディを研究し、自分なりの解答を作る
- 実務的な視点でのリスク分析を練習
取得後に出来ること
企業・組織内での活躍
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リスクマネジメント部門での専門職
- 企業のリスク管理部門において、リスク分析や対策の立案・実施を担当
- 事業継続計画(BCP)の策定や内部統制の強化に貢献
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コンプライアンス・ガバナンス推進
- 企業の法務・コンプライアンス部門で、リスク管理の視点から社内ルールや規程を整備
- ハラスメントや労務リスク対策の指導
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財務リスク管理・経営戦略の支援
- 財務リスクマネジメントの専門家として、企業の資産管理や投資リスクの分析を担当
- 保険やリスクファイナンシングのアドバイザーとして活動
コンサルタント・独立開業
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リスクマネジメントコンサルタントとして独立
- 企業向けのリスク診断・分析を行い、リスク低減策を提案
- 事業継続計画(BCP)や災害リスク対策のアドバイスを提供
-
中小企業やベンチャー企業向けリスク支援
- 企業経営におけるリスク管理の重要性を啓発し、経営戦略の一環としてリスク対策を提案
- 金融・財務リスク、労務リスクのコンサルティング
講師・教育活動
-
研修講師・セミナー講演
- RMCA主催のセミナーや企業研修の講師として活動
- 企業・団体向けにリスクマネジメントに関する研修プログラムを提供
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教育機関での指導
- 大学や専門学校で、リスクマネジメントに関する講義を担当
- 経営学・法務・ファイナンス分野での専門家として教育機関と連携
その他のメリット
-
RMCAシニア会員としての特典
- 専門家ネットワークへの参加(情報交換・ビジネスマッチングの機会)
- 会員限定のセミナーや研究会に無料または割引で参加可能
- 業界内での知名度向上や人脈形成の機会を得る
-
他の資格との組み合わせでキャリアアップ
- ファイナンシャルプランナー(FP)、中小企業診断士、行政書士などの資格と併用し、リスク管理の専門家として幅広く活躍
- 企業内での昇進や転職において、リスクマネジメントの専門知識をアピール可能
財務・経営系資格一覧
公認会計士
税理士
中小企業診断士
簿記検定
ファイナンシャル・プランニング技能士
証券アナリスト
簿記能力検定
建設業経理検定
経営士
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ファイナンシャル・リスクマネージャ
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