足の構造や靴のフィッティングに関する専門知識を持ち、個々の足に合った靴を選ぶアドバイスができる専門家です。
特に、靴の選び方で悩んでいる人や足にトラブルを抱えている人に適切な靴を提案する重要な役割を担います。
この資格は、一般社団法人 足と靴と健康協議会(FHA)が認定しており、取得することで靴販売の現場や医療・介護の分野で活躍できます。
■主催
(社)足と靴と健康協議会
目次
受験資格と難易度
受験資格
シューフィッター資格は、**「ベーシック(初級)」→「プライマリー(上級)」→「バチェラー(最上級)」**の順にステップアップして取得します。
資格 | 受験資格 | 主な受験者 |
---|---|---|
ベーシック(初級)シューフィッター | 誰でも受験可能(未経験者でもOK) | 靴販売員、靴業界に興味のある人、健康・介護分野の関係者 |
プライマリー(上級)シューフィッター | ベーシック取得+実務経験1年以上 | 靴専門店のスタッフ、整形外科・リハビリ関連職 |
バチェラー(最上級)シューフィッター | プライマリー取得+実務経験5年以上 | 専門的なフィッティング技術を持つプロ、医療・介護分野の指導者 |
ポイント
- ベーシック(初級)は誰でも受験できるため、靴の知識がなくても挑戦できる
- プライマリー(上級)・バチェラー(最上級)は、実務経験が必要で、靴業界で働きながらのステップアップが求められる
難易度
シューフィッター資格は、段階的に取得するため、級が上がるごとに難易度も高くなります。
資格 | 難易度 | 合格率(推定) | 主な試験内容 |
---|---|---|---|
ベーシック(初級)シューフィッター | ★★☆☆☆(比較的易しい) | 80~90% | 足と靴の基礎知識、フィッティング理論の基礎 |
プライマリー(上級)シューフィッター | ★★★★☆(専門知識が必要) | 50~60% | 実践的なフィッティング技術、足の測定、アドバイス能力 |
バチェラー(最上級)シューフィッター | ★★★★★(最難関) | 30~40% | 医療・介護向けの高度なフィッティング、専門レポート作成 |
難易度のポイント
- ベーシック(初級)は基本的な知識が問われるため、しっかり勉強すれば合格しやすい
- プライマリー(上級)では、実際のフィッティング技術が重視されるため、実務経験が必須
- バチェラー(最上級)は、医療やリハビリの分野でも活用できる高度な専門知識が求められる
試験内容
「ベーシック(初級)」→「プライマリー(上級)」→「バチェラー(最上級)」の3段階があり、それぞれ試験内容が異なります。
級が上がるにつれて、より実践的な知識やスキルが求められます。
試験形式
資格 | 試験内容 | 形式 | 試験時間 |
---|---|---|---|
ベーシック(初級)シューフィッター | 筆記試験(選択式・記述式) | マークシート、短答式、簡単な記述 | 60分 |
プライマリー(上級)シューフィッター | 筆記試験+実技試験+レポート提出 | マークシート、記述、フィッティング実技 | 90分+実技試験 |
バチェラー(最上級)シューフィッター | 筆記試験+実技試験+レポート提出 | 記述、実技(医療・介護向けフィッティング) | 120分+実技試験 |
試験内容(級別)
ベーシック(初級)シューフィッター
試験範囲
- 足の基礎知識(足の骨格・筋肉・関節の構造)
- 靴の基本構造(素材・デザイン・製造方法)
- フィッティングの基礎理論(正しい靴の選び方)
- 歩行のメカニズム(正常歩行・異常歩行の特徴)
- 靴の履き方・管理方法
試験形式
- 筆記試験(60分)
- マークシート(選択問題)
- 記述式(短い説明問題)
合格基準
- 正答率60~70%以上
プライマリー(上級)シューフィッター
試験範囲
- 足のトラブルと靴の関係(外反母趾・扁平足・足底筋膜炎など)
- 高度なフィッティング技術(足の測定方法・足型分析)
- 顧客へのアドバイス技術(最適な靴の提案・調整方法)
- 医療・介護分野の靴の知識(高齢者・糖尿病患者向けの靴)
- 歩行分析と靴選び(歩行時の問題を見極め、適切な靴を選ぶ)
試験形式
- 筆記試験(90分)
- マークシート(選択問題)
- 記述式(詳細な説明問題)
- 実技試験
- 足の測定(足長・足囲・足幅の測定)
- 靴のフィッティング(顧客への適切なアドバイス)
- レポート提出
- 実際の顧客のフィッティング事例を記述
合格基準
- 筆記試験と実技試験の総合評価で合格が決まる
バチェラー(最上級)シューフィッター
試験範囲
- 医療・介護向けの高度なフィッティング技術
- リハビリシューズや特殊な靴の適合方法
- 医療機関との連携(医師・理学療法士との協力)
- 歩行障害の診断と靴の調整
- 最新の靴・インソール技術(オーダーメイド・3Dスキャン技術など)
試験形式
- 筆記試験(120分)
- 記述式(詳細な解説問題)
- 実技試験
- 高度なフィッティング(特殊な靴・インソールの調整)
- 介護・リハビリ用の靴の適合チェック
- レポート提出
- 医療・介護分野の靴選びに関する研究レポート
合格基準
- 筆記試験・実技試験・レポートの総合評価で決定
試験対策
基本の試験対策
1. 公式テキストを活用する
シューフィッター資格には、足の解剖学・靴の構造・フィッティング理論などが詳しく書かれた公式テキストがあります。
対策ポイント
- まずはテキストを一通り読む(全体の流れを把握する)
- 重要な部分はノートにまとめる(足の骨格・歩行の仕組み・靴の種類など)
- 何度も繰り返し読み、知識を定着させる
2. 過去問や模擬問題を解く
試験の出題傾向を把握するために、過去問や模擬試験を解くことが重要です。
対策ポイント
- 時間を計り、本番と同じ条件で解く
- 間違えた問題は、公式テキストを見直して理解を深める
- 出題頻度の高い内容を把握し、重点的に復習する
3. 実技試験対策(上級・最上級)
実技試験では、足の測定・靴のフィッティング・適切なアドバイスができるかが評価されます。
対策ポイント
- 足の測定方法(足長・足囲・足幅)を正しく理解し、何度も練習する
- 実際の靴でフィッティングを試す(サイズ・形状・素材の違いを確認する)
- 顧客に適切な靴を提案する練習を行い、説明力を鍛える
練習方法
- 自分や家族の足を測り、正確な測定ができるようにする
- 靴店でさまざまな靴を試着し、違いを分析する
- 店員のフィッティングアドバイスを観察し、実践に活かす
4. レポート作成の対策(上級・最上級)
プライマリー(上級)以上の試験では、フィッティングの実務経験をもとにしたレポートの提出が求められます。
対策ポイント
- フィッティング事例を記録する(どのような問題があり、どの靴を提案したか)
- なぜその靴を選んだのか、論理的に説明できるようにする
- 歩行分析や足の特徴を正確に記述し、改善策を示す
レポート作成の流れ
- 実際のフィッティング事例を選ぶ(特徴的なケースが望ましい)
- 顧客の足の特徴を分析し、課題を明確にする
- 適切な靴を提案し、その根拠を説明する
- フィッティング後の変化や改善点を記録する
級別の試験対策
ベーシック(初級)シューフィッター対策
対策ポイント
- 公式テキストを読み込み、基本的な知識を理解する
- 足の構造・歩行の仕組み・靴の種類を覚える
- 過去問を解いて、出題形式に慣れる
おすすめの学習方法
- 足の骨格や筋肉の名称を図解で覚える
- 正しい靴の履き方や管理方法を実践する
プライマリー(上級)シューフィッター対策
対策ポイント
- 足のトラブル(外反母趾・扁平足など)を詳しく理解する
- フィッティング技術を実践し、足の測定を正確に行う
- レポート作成に向け、実際のフィッティング事例を記録する
おすすめの学習方法
- フィッティングの手順を何度も練習し、正しい測定方法を身につける
- 靴の調整方法(インソールの使用・素材の違いなど)を学ぶ
バチェラー(最上級)シューフィッター対策
対策ポイント
- 医療・介護向けの靴の知識を深める(リハビリシューズ・オーダーメイド靴など)
- 歩行障害の診断と適切な靴の選び方を学ぶ
- 実技試験では、専門的なフィッティング技術を求められるため、練習を重ねる
おすすめの学習方法
- 高齢者・糖尿病患者など、特殊なフィッティングの実例を学ぶ
- 理学療法士や医療従事者の講座を受講し、医療の視点を取り入れる
取得後に出来ること
靴業界でのキャリアアップ
1. 靴販売店・百貨店でのフィッティングアドバイザー
シューフィッターの資格を持っていると、靴販売の現場でお客様の足に合った最適な靴を提案する専門職として活躍できます。
主な業務内容
- 足の測定とフィッティングアドバイス
- 足の悩み(外反母趾・扁平足など)に合った靴の提案
- インソールの調整やカスタマイズ
活躍できる職場
- 靴専門店(ABCマート、リーガル、アシックスウォーキングなど)
- 百貨店の靴売り場(三越伊勢丹、高島屋、大丸など)
- オーダーメイドシューズの店舗
医療・介護分野での活用
2. 介護・リハビリシューズのフィッティング
プライマリー(上級)やバチェラー(最上級)を取得すると、医療・介護分野での靴選びに携わることができます。
主な業務内容
- 高齢者やリハビリが必要な人への靴の選定
- 介護施設・病院での靴のフィッティング相談
- 糖尿病患者向けの靴や、転倒防止シューズのアドバイス
活躍できる職場
- 病院・リハビリ施設(理学療法士・義肢装具士と連携)
- 介護施設(高齢者の歩行補助シューズの提案)
- 整形外科クリニック・靴外来
スポーツ業界での活用
3. スポーツシューズのフィッティングアドバイザー
アスリートやスポーツ愛好者に対して、最適な靴を選ぶサポートができます。
主な業務内容
- 足の形や動きに合ったランニングシューズやトレーニングシューズの選定
- スポーツ障害(膝の痛み・足底筋膜炎など)を防ぐための靴のアドバイス
- スポーツインソールのフィッティング
活躍できる職場
- スポーツ用品店(アシックス、ナイキ、ミズノなど)
- フィットネスクラブ・ジム(トレーナーと連携)
- ランニング専門店・スポーツイベントでのアドバイザー業務
独立・フリーランスとしての活動
4. パーソナルシューフィッターとして独立
バチェラー(最上級)を取得すると、個人でシューフィッターとして活動することも可能です。
主な業務内容
- 個別の足の測定・フィッティングアドバイス
- オーダーメイドシューズの販売・提案
- 企業向けの靴の選び方セミナー開催
独立後の働き方
- パーソナルフィッティングサービスの開業
- オンライン相談・リモートフィッティング
- YouTubeやSNSで靴の選び方を発信し、集客につなげる
教育・セミナー活動
5. シューフィッター講師として指導
シューフィッター資格を活かして、靴業界の新しい人材を育成する仕事もあります。
主な業務内容
- シューフィッター養成講座の講師
- 靴メーカー・販売員向けの研修講師
- 企業の従業員向け「正しい靴選び」セミナー
活躍できる場
- 靴メーカーの研修担当(アシックス、リーガルなど)
- 専門学校・カルチャースクールの講師
- 企業向けの福利厚生セミナー講師
趣味・教養としての活用
6. 家族や自分の靴選びに活かす
資格を取得すると、自分や家族に合った靴を選ぶ知識が身につきます。
活用例
- 子どもの足の成長に合った靴を選ぶ
- 高齢の家族のために、安全な靴を選ぶ
- 自分に最適なウォーキングシューズやランニングシューズを選べる
資格ごとの活用イメージ
資格 | 活用できる分野 | 具体的な活用例 |
---|---|---|
ベーシック(初級) | 靴販売・フィッティング | 百貨店・靴専門店での販売、一般向けの靴選びアドバイス |
プライマリー(上級) | 医療・介護・スポーツ分野 | 病院・介護施設での靴選び、高齢者・アスリート向けのフィッティング |
バチェラー(最上級) | 専門職・独立 | オーダーメイド靴の提供、パーソナルシューフィッターとしての独立、セミナー講師 |
POP広告クリエイター
レタリング技能検定
色彩検定
カラーコーディネーター検定試験
DTP検定
クロスメディアエキスパート
マルチメディア検定
DTPエキスパート
IIIustratorクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)
映像音響処理技術者資格認定
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シューフィッター
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