診療録や各種診断書・証明書・処方せん等の医療文書作成業務等、医師事務作業補助職として必要な基礎的知識・技能を有していることを証明するもので、今後多くの医療機関での活躍が期待されています。
受験資格と難易度
難易度:★★
受験資格:教育機関等が行う教育訓練のうち、認定委員会が認定規程により定める「医師事務作業補助技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者
受験データ
受験料:8,000円
試験日:年6回(5月、7月、9月、11月、1月、3月)
試験場所:各都道府県内の公共施設等
試験について
学科、実技
■試験内容
1.医療関連法規
医療法
医師法
保健師助産師看護師法
地域保健法
感染症法
生活保護法
高齢者の医療の確保に関する法律
老人福祉法
身体障害者福祉法
障害者基本法
障害者自立支援法
介護保険法
2.医療保険制度
健康保険法
国民健康保険法
保険医療機関および保険医療養担当規則
労働者災害補償保険法
自動車損害賠償保障法
3.医学一般
人体の構造、組織、器官
器官系
人体解剖図
診断と治療
医療用語
4.薬学一般
薬事法
薬物療法
5.医療と診療録
診療録の定義と関連法規
電子カルテシステム
(オーダリングシステム)
6.医師事務作業補助業務
個人情報保護法
代行入力業務
文書作成補助業務
医療の質の向上に資する事務作業
行政上の業務
7.病院管理
安全管理
<実技>
医師事務作業補助業務 医療文書作成業務
■合否基準
学科試験および実技試験の各々の得点率が70%以上を合格。
こんな人にお勧め
医師事務作業補助職として活躍したい人