ファイナンシャル・リスクマネージャ

企業が直面する財務リスクを特定し、適切な対策を講じる専門家を育成するための資格で、取得することで、財務リスク管理のプロフェッショナルとして、企業の健全な経営に貢献することが期待されます。

RMCAでは、FRM資格以外にも、リスクマネジメント基礎講座やリスク診断士講座、実践実務講座など、リスクマネジメントに関する多様な講座を提供しています。

主催
特定非営利活動法人 日本リスクマネジャー&コンサルタント協会

受験資格と難易度

受験資格

FRM資格の取得には、RMCAが認定する基礎課程と上級課程の2つの講座を受講する必要があります。これらの講座は通学制および通信制で提供されており、受講資格に特別な制限はありません。

したがって、年齢、性別、学歴、国籍等に関係なく、誰でも受講・受験が可能です。

難易度

 FRM資格試験は一次試験と二次試験で構成されています。一次試験は選択式および記述式で、リスクマネジメント理論や経営管理の各局面におけるリスク管理の知識が問われます。

二次試験は論述式で、リスクマネジメントに関する実務的な技能が評価されます。合格基準は、一次試験・二次試験ともに100点満点中70点以上とされています。

試験内容

FRM資格試験は、一次試験と二次試験の2段階で構成されています。

  • 一次試験(選択式および記述式): リスクマネジメント理論や経営管理の各局面におけるリスク管理に関する知識が問われます。具体的な分野としては、リスクマネジメント理論、法務リスクマネジメント、財務リスクマネジメント、人事労務リスクマネジメント、その他企業におけるオペレーショナルリスクマネジメント、クライシスマネジメントなどが含まれます。

  • 二次試験(論述式): リスクマネジメントに関する提案書の作成が求められます。受験者は、提示された企業の中から1社を選び、その企業が直面するリスクを分析し、適切な対策を提案する内容のレポートを作成します。

試験方式:

  • 持ち込み制限: 試験中は、テキストや配布資料などの持ち込みは一切禁止されています。

  • 持参物: 鉛筆(またはシャープペンシル)と消しゴムを持参してください。

  • 解答用紙の取り扱い: 試験終了後、テスト用紙および解答用紙はすべて回収されます。

配点・合格基準:

  • 一次試験: 100点満点中70点以上で合格となります。

  • 二次試験: 100点満点中70点以上で合格となります。

試験対策

1. 試験範囲の理解と学習計画の作成

まず、試験の出題範囲を明確に把握し、それぞれの分野をどのように学習するか計画を立てましょう。FRM試験は一次試験と二次試験に分かれており、それぞれ異なる形式で出題されます。

  • 一次試験(選択式・記述式)
    • リスクマネジメントの基本理論
    • 財務・法務リスク管理
    • 企業経営におけるリスク管理
    • 危機管理(クライシスマネジメント)
  • 二次試験(論述式)
    • ケーススタディを基にした実践的なリスク分析
    • 企業のリスクマネジメント戦略の提案

試験までの期間を考慮し、週ごとの学習目標を設定しましょう。特に苦手な分野がある場合は、重点的に時間を割くことが重要です。

2. 公式教材と補助教材を活用する

公式のテキストは必須ですが、補助教材として以下のようなものを活用すると、理解が深まります。

  • 専門書籍
    • 財務リスクや経営戦略に関する書籍を読むことで、実務との関連性を理解しやすくなります。
  • オンライン講座やウェビナー
    • YouTubeやUdemyなどで公開されているリスクマネジメント関連の動画も活用できます。
  • ニュースや企業事例の分析
    • 実際の企業が直面しているリスク事例を調査し、自分なりに分析してみると、論述試験の対策にもなります。

3. 過去問・模擬試験で実践力を強化

試験の形式に慣れるために、過去問を活用しましょう。特に、時間を計って解答することで、本番の試験時間の感覚を掴むことができます。

  • 過去問を繰り返し解く
  • 間違えた問題は必ず解説を読み、理解する
  • 論述式の解答は、実際に文章を手書きで作成し、第三者(講師や受験経験者)に添削してもらう

4. 実務経験者との交流で知識を深める

リスクマネジメントは理論だけでなく、実務経験が重要な分野です。以下のような方法で、現場の知見を得るのも効果的です。

  • リスクマネジメント関連のセミナーや講習会に参加する
  • 資格保有者の体験談を読む・聞く(ブログやSNSで検索)
  • 実務経験のある人に話を聞く(金融機関やコンサル業界の知人がいれば積極的に質問する)

5. 試験直前の対策とメンタル管理

試験直前期は、新しい知識を詰め込むのではなく、復習に重点を置きましょう。

  • 重要ポイントのまとめを見直す
    • 自分で作成したノートやマインドマップを確認
  • 模擬試験を1回分解いてみる
    • 試験本番と同じ環境を意識して解答する
  • 体調管理を徹底する
    • 試験前日は十分な睡眠をとり、当日はリラックスして試験に臨む

取得後に出来ること

1. 企業内でのキャリアアップ

① 財務・経営企画部門での活躍

  • 企業の財務リスクや投資リスクを分析し、適切なリスクヘッジ戦略を策定
  • 経営戦略に基づいたリスク管理計画の立案
  • M&Aや新規事業展開におけるリスク評価と対策立案

② 内部監査・コンプライアンス部門

  • 企業の内部統制やリスク評価システムの構築
  • 法規制への対応(金融庁、FSA、SECなどの規制に準拠)
  • 不正リスク管理やデータガバナンスの強化

③ リスク管理専門部署の設置・リーダーシップ

  • リスクマネジメント部門の立ち上げや運営
  • 組織全体のリスク管理方針の策定と運用
  • グローバル展開企業の海外リスク対策

2. 金融機関・コンサルティング業界での活躍

① 銀行・証券・保険会社でのキャリア

  • クレジットリスク(信用リスク)やマーケットリスクの分析
  • 保険商品のリスク評価やアクチュアリー業務のサポート
  • 金融商品のリスクマネジメントと適正なポートフォリオ管理

② コンサルタントとして独立・転職

  • 企業向けのリスクマネジメントコンサルティング
  • 財務アドバイザリー業務(リスク評価・ファイナンス戦略の助言)
  • ESGリスクマネジメントやサステナビリティ戦略の提案

③ 企業再生・M&Aアドバイザー

  • M&Aのデューデリジェンスにおけるリスク評価
  • 経営不振企業のリスク管理改善コンサルティング
  • 企業統合に伴うリスク対策の提案

3. フリーランス・起業

① リスクマネジメント研修講師

  • 企業向けにリスクマネジメント研修を実施
  • FRM資格取得希望者向けの講座運営
  • オンライン教育プラットフォームでの講座開講(Udemy、YouTube等)

② リスクマネジメント関連の著述・メディア出演

  • 書籍やブログ、専門誌への寄稿
  • リスクマネジメント関連のセミナー登壇
  • メディアでの専門家コメント提供

③ 企業向けリスクマネジメントサービスの提供

  • 独立して企業のリスク診断を行い、対策を提案
  • 中小企業向けのリスク管理システム導入支援
  • 保険会社や金融機関と提携し、顧客向けにリスク対策アドバイスを提供

4. グローバルキャリアへの挑戦

① 海外企業のリスクマネジメント部門

  • グローバル企業でのリスクマネジメント戦略の策定
  • 海外拠点のリスク評価と対応策の提案
  • 各国の金融規制・リスク管理基準への適応

② 国際金融機関・多国籍企業での活躍

  • 世界的な銀行や保険会社、投資ファンドでのリスク管理職
  • 国際基準(IFRS、Basel III、ISO31000)に基づいたリスク管理業務
  • ESG投資やサステナブルファイナンスのリスク分析

財務・経営系資格一覧

公認会計士
税理士
中小企業診断士
簿記検定
ファイナンシャル・プランニング技能士
証券アナリスト
簿記能力検定
建設業経理検定
経営士
ファイナンシャル・プランナー
実用数学技能検定
DCプランナー
DCアドバイザー
マーケティング・ビジネス実務検定
MBA
不動産証券化協会認定マスター
モーゲージプランナー
銀行業務検定試験
BATIC(国際会計検定)
CPA(米国公認会計士)
米国公認管理会計士
米国税理士(EA)
PMP試験
CISA(公認情報システム監査人)
CIRP(サーティファイド・IRプランナー)
シニアリスクコンサルタント
ITコーディネータ資格認定制度
ファイナンシャル・リスクマネージャ
アクチュアリー資格試験
二種外務員資格試験
CIA(公認内部監査人)
CFA(CFA協会認定証券アナリスト)
ホスピタリティ検定試験
イベント業務管理者
ファシリティマネージャー
PRプランナー資格認定制度
プロジェクトマネジメント資格
VEリーダー認定試験
販売士検定
セールススキル検定試験
セールスレップ資格認定制度
販路コーディネータ資格認定制度
交渉アナリスト
CISM(公認情報セキュリティマネージャー)

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)