国際実務マーケティング協会が主催する検定試験で、マーケティングの基礎から実務まで幅広い知識を評価します。
この検定は、特定の業種や業界に依存しない汎用的なマーケティングスキルの習得を目的としており、ビジネスパーソンに長年信頼されています。
試験は難易度別にA級、B級、C級の3つのレベルに分かれています。C級はマーケティング・オペレーションの基礎レベルで、初めてマーケティング業務に携わる方や基礎知識を身につけたい方に適しています。
目次
受験資格と難易度
受験資格
マーケティング・ビジネス実務検定には受験資格の制限はありません。
学歴・職歴・年齢に関係なく、誰でも受験可能です。そのため、マーケティング初心者から、実務経験者まで幅広い層が受験しています。
難易度と試験内容
試験はA級・B級・C級の3レベルに分かれており、それぞれの難易度と対象者が異なります。
級 | 難易度 | 想定対象者 | 出題内容 |
---|---|---|---|
C級(基礎レベル) | ★☆☆☆☆(易しい) | マーケティング初心者・新入社員 | マーケティングの基本用語、概念、基礎知識 |
B級(応用レベル) | ★★★☆☆(中程度) | 実務経験1~2年以上の担当者・中堅社員 | マーケティングの実践知識、オペレーションスキル |
A級(戦略レベル) | ★★★★★(難しい) | マーケティング戦略担当者・管理職 | 戦略立案、経営管理、マーケティングのマネジメント |
合格基準
試験の合格ラインは100点満点中70点以上。
級が上がるにつれて出題が難しくなり、A級は特に実務経験や応用力が求められます。
難易度の目安
- C級:初心者向け → 比較的簡単(学習時間20~30時間)
- B級:実務経験者向け → そこそこ難しい(学習時間50~80時間)
- A級:上級者・管理職向け → 難関(学習時間100時間以上+実務経験推奨)
試験内容
C級(基礎レベル)
対象者
- マーケティング初心者
- 新入社員・学生
- 基本的なマーケティング知識を学びたい人
試験範囲
マーケティングの基本概念
- マーケティングの定義・役割
- マーケティングの歴史と進化(例:生産志向 → 販売志向 → 顧客志向)
マーケティング・ミックス(4P)
- 製品(Product): 商品企画、ブランド戦略
- 価格(Price): 価格設定の考え方、価格戦略
- 流通(Place): 販売チャネル、物流
- プロモーション(Promotion): 広告・PR、販促活動(Sales Promotion)
市場調査とデータ分析
- 基礎的なマーケットリサーチ手法(アンケート、インタビュー)
- 定量調査・定性調査
B級(応用レベル)
対象者
- マーケティングの実務経験がある人
- 企業のマーケティング担当者、中堅社員
- 市場分析や戦略立案を担当する人
試験範囲
マーケティング戦略
- セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング(STP)
- ブランド戦略、ポートフォリオ分析(例:PPM)
- 消費者行動理論(AIDMA、AISAS)
デジタルマーケティング
- インターネット広告、SEO、SNSマーケティング
- CRM(顧客関係管理)とマーケティングオートメーション
マーケティングリサーチ
- SWOT分析、PEST分析
- 定量データの分析手法(回帰分析、クロス集計)
A級(戦略レベル)
対象者
- 経営戦略を考える立場の人
- マーケティング部門の管理職・リーダー
- 経営者、事業開発担当者
試験範囲
マーケティングと経営戦略
- 経営戦略とマーケティング戦略の統合
- 競争優位性とポジショニング(例:ポーターの競争戦略)
ブランドマネジメント
- グローバルマーケティング戦略
- ブランド価値の創造と維持
データ分析と意思決定
- ビッグデータとAI活用
- KPI管理とマーケティングROI分析
試験対策
C級(基礎レベル)の対策
学習のポイント
- マーケティングの基本用語や概念をしっかり理解する
- 4P(製品・価格・流通・プロモーション)を中心に、基礎理論を押さえる
- 市場調査の基本的な手法を学ぶ
対策方法
- 公式テキスト「マーケティング・ビジネス実務検定 ベーシック版」を読む
- マーケティングの基本書籍(「コトラーのマーケティング入門」など)に目を通す
- 過去問題を解き、基本概念の理解度を確認する
- 実際の広告や販促施策を分析し、4Pの理解を深める
おすすめ勉強時間
20~30時間(1日1時間×1ヶ月程度)
B級(応用レベル)の対策
学習のポイント
- マーケティング戦略の理論(STP、ブランド戦略、消費者行動理論)を理解する
- デジタルマーケティングの知識(SEO、SNS、CRM)を習得する
- SWOT分析、PEST分析などのフレームワークを活用できるようにする
対策方法
- 公式テキスト「マーケティング・ビジネス実務検定 アドバンス版」を使用する
- セグメンテーションやポジショニングの事例を研究する
- 過去問題や模擬試験を解き、問題形式に慣れる
- 企業のマーケティング施策を分析し、戦略の背景を考察する
おすすめ勉強時間
50~80時間(1日2時間×1~2ヶ月)
A級(戦略レベル)の対策
学習のポイント
- 経営戦略とマーケティング戦略の関係を深く理解する
- 競争優位性、ブランドマネジメント、グローバル戦略を学ぶ
- KPIやROIを活用し、マーケティング施策の効果測定を行えるようにする
対策方法
- 公式テキスト「マーケティング・ビジネス実務検定 プロフェッショナル版」を活用
- 「ポーターの競争戦略」「ブルーオーシャン戦略」などのビジネス書を読む
- 実際の企業戦略を分析し、マーケティングと経営の関連性を考える
- ケーススタディを活用し、問題解決能力を高める
- 過去問を繰り返し解き、記述問題にも対応できるようにする
おすすめ勉強時間
100時間以上(1日2時間×2ヶ月~3ヶ月)
共通の試験対策
1. 公式テキストを活用する
- 試験範囲が網羅されているため、最初に読むべき教材
- キーワードをノートにまとめると記憶が定着しやすい
2. 過去問題を繰り返し解く
- 問題の出題傾向を把握し、間違えた部分を重点的に復習
- 過去問集が入手できない場合は、公式サイトのサンプル問題を活用
3. マーケティング事例を研究する
- 企業の成功・失敗事例を分析し、実践的な知識を身につける
- 日常的に広告やプロモーションを観察し、マーケティング施策を考える習慣をつける
4. フレームワークを使って考える
- SWOT分析、PEST分析、4P、STPを自分で適用できるようにする
- 実際の企業戦略に当てはめて考える練習をする
5. 最新のマーケティングトレンドを学ぶ
- **デジタルマーケティング(SEO、SNS、AI活用)**などの最新情報をチェック
- 業界ニュースやマーケティング記事を読むことで実務レベルの知識を強化
取得後に出来ること
C級取得後にできること
活かせる業務
- マーケティングの基礎知識を活用した業務
- 商品企画の補助
- 販売促進(プロモーション)のサポート
- 市場調査のデータ分析補助
- 営業・販売職での活用
- 顧客ニーズを意識した提案ができる
- 競合分析を行い、強みを活かした営業活動ができる
- 広告・広報の基本的な知識が身につく
- SNSマーケティングや広告の基礎がわかる
キャリアの可能性
- 未経験からマーケティング職への第一歩
- 事務職や営業職からマーケティング部門へ異動する際の知識として活用
- 就職・転職時のアピール
- 学生や新卒の場合、マーケティングの基礎知識を持っている証明となる
- 営業・販売職でもマーケティングを理解していると評価が高まる
B級取得後にできること
活かせる業務
- マーケティング施策の立案と実行
- セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング(STP)を活用した戦略立案
- 広告運用、SNSマーケティングの実施
- データ分析を活かしたマーケティング
- SWOT分析、PEST分析を活用した競合・市場分析
- CRM(顧客関係管理)を活用したデータマーケティング
- ブランド戦略の策定
- 商品のブランディングや販売戦略を考えられるようになる
キャリアの可能性
- マーケティング部門での実務担当者として活躍
- マーケティング担当者として、キャンペーンや施策の運営に携わる
- 営業・販売職からマーケティング職へのキャリアチェンジ
- マーケティング戦略を理解し、より高度な営業戦略を立案できる
- 広告代理店やコンサルティング業務へのステップアップ
- クライアントのマーケティング支援ができる知識が身につく
A級取得後にできること
活かせる業務
- 企業のマーケティング戦略の立案
- 経営戦略と連携したマーケティング計画の策定
- ブランドマネジメント、新規市場開拓のリード
- データを活用した経営判断
- 売上データや市場分析をもとに、経営層へ提案ができる
- ROI(投資対効果)の分析を行い、効果的なマーケティング施策を考える
- デジタルマーケティングの高度な活用
- AIやビッグデータを活用したマーケティング施策の立案
- Web広告、SEO、SNSを統合した戦略設計
キャリアの可能性
- マーケティングマネージャー・責任者
- 企業のマーケティング部門の管理職として、戦略をリード
- 経営層・事業開発担当として活躍
- 事業計画や新規事業の立ち上げを担当できる
- コンサルタント・マーケティング戦略アドバイザー
- 他企業のマーケティング戦略を支援する立場で活躍
- 海外市場をターゲットにしたマーケティング
- グローバルマーケティングの知識を活かして海外進出の支援
取得後のキャリアアップ例
取得級 | キャリアの変化・可能性 |
---|---|
C級 | 未経験からマーケティング職へ、営業・販売職でのマーケティング活用 |
B級 | マーケティング担当者として施策の立案・実行、広告運用・データ分析の活用 |
A級 | マーケティング戦略のリーダー、経営戦略との連携、事業開発・コンサルタントへの転職 |
マーケティング・ビジネス実務検定®取得後のメリット
- 転職・キャリアアップに有利
- マーケティング職の経験がなくても、基礎知識を証明できる
- 他の職種(営業・広報・事業開発)でもマーケティングスキルが評価される
- 実務で活用できる知識が身につく
- すぐに使えるマーケティング戦略やデータ分析手法を学べる
- 独立・副業にも活用できる
- WebマーケティングやSNS運用の知識を活かして、フリーランスやコンサルタントとして活動可能
財務・経営系資格一覧
公認会計士
税理士
中小企業診断士
簿記検定
ファイナンシャル・プランニング技能士
証券アナリスト
簿記能力検定
建設業経理検定
経営士
ファイナンシャル・プランナー
実用数学技能検定
DCプランナー
DCアドバイザー
マーケティング・ビジネス実務検定
MBA
不動産証券化協会認定マスター
モーゲージプランナー
銀行業務検定試験
BATIC(国際会計検定)
CPA(米国公認会計士)
米国公認管理会計士
米国税理士(EA)
PMP試験
CISA(公認情報システム監査人)
CIRP(サーティファイド・IRプランナー)
シニアリスクコンサルタント
ITコーディネータ資格認定制度
ファイナンシャル・リスクマネージャ
アクチュアリー資格試験
二種外務員資格試験
CIA(公認内部監査人)
CFA(CFA協会認定証券アナリスト)
ホスピタリティ検定試験
イベント業務管理者
ファシリティマネージャー
PRプランナー資格認定制度
プロジェクトマネジメント資格
VEリーダー認定試験
販売士検定
セールススキル検定試験
セールスレップ資格認定制度
販路コーディネータ資格認定制度
交渉アナリスト
CISM(公認情報セキュリティマネージャー)