情報セキュリティ検定試験

情報セキュリティに関する知識や技術を評価する民間資格試験です。情報漏えい対策やサイバーセキュリティの基礎から実践的な内容までを扱い、個人や企業が情報セキュリティ対策を適切に実施できるようになることを目的としています。

主催
全日本情報学習振興協会

受験資格と難易度

受験資格

情報セキュリティ検定試験は 受験資格に制限がなく、誰でも受験可能 です。
学生・社会人・IT未経験者でも挑戦できます。

難易度(各級のレベル)

レベル・対象者 難易度
1級 情報セキュリティの高度な知識を持つ専門家向け

★★★★(難しい)

2級 実務で情報セキュリティを扱う社会人向け

★★★☆(やや難しい)

3級 基礎的な知識を学ぶ初心者向け

★★☆☆(やさしい)

試験内容

1級(上級者向け)

試験概要

  • 対象者: 情報セキュリティの専門家や管理者
  • 試験時間: 90分
  • 合格基準: 100点満点中70点以上

出題範囲

カテゴリ 内容
情報セキュリティ管理 セキュリティポリシー、リスクマネジメント、セキュリティ監査
サイバー攻撃と防御 最新のサイバー攻撃手法(フィッシング、DDoS攻撃、ゼロデイ攻撃)と防御策
ネットワークセキュリティ VPN、ファイアウォール、IDS/IPSの運用
暗号技術 公開鍵暗号、ハッシュ関数、デジタル署名
セキュリティ関連法規 個人情報保護法、サイバー犯罪関連法、GDPR
インシデント対応 CSIRT、SOCの運用、フォレンジック調査

2級(中級者向け)

試験概要

  • 対象者: 企業の情報セキュリティ担当者、一般のIT従事者
  • 試験時間: 90分
  • 合格基準: 100点満点中70点以上

出題範囲

カテゴリ 内容
情報セキュリティの基礎 機密性・完全性・可用性(CIA)、アクセス制御
マルウェアと不正アクセス対策 ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ランサムウェア対策
ネットワークの安全性 無線LANセキュリティ、セグメント分割、ゼロトラストセキュリティ
データ保護とバックアップ 暗号化、バックアップポリシー、データ復旧
組織のセキュリティ管理 ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、従業員教育
SNSやクラウドのリスク クラウドセキュリティ、SNSにおける情報漏えい対策

3級(初心者向け)

試験概要

  • 対象者: 学生、一般の社会人、IT初心者
  • 試験時間: 60分
  • 合格基準: 100点満点中70点以上

出題範囲

カテゴリ 内容
情報セキュリティの基本概念 ID・パスワード管理、二段階認証の重要性
フィッシング詐欺と対策 メール詐欺、なりすましサイトの見分け方
ソーシャルエンジニアリング なりすまし、肩越しのぞき見、電話詐欺
インターネットのリスク フリーWi-Fiの危険性、Cookieの管理
個人情報保護 個人情報の取り扱い方、プライバシー設定
SNSの安全な使い方 位置情報の管理、不適切な投稿のリスク

試験形式

  • 問題形式: 選択式(CBT方式または筆記試験)
  • 問題数: 1級・2級は90分で約50問、3級は60分で約40問
  • 試験方式: 全国のテストセンターでの受験(CBT方式)または団体受験(筆記試験)

試験対策

1級(上級者向け)

学習方法

  • 公式テキストを熟読(サーティファイ発行の教材)
  • 実務経験を活かして学ぶ(企業での情報セキュリティ管理の経験があると有利)
  • 最新のセキュリティニュースをチェック(JPCERT/CCやIPAの情報を活用)
  • 情報処理安全確保支援士(SC)の参考書を併用(試験範囲が類似)

おすすめの教材・サイト

  • 「情報セキュリティ検定試験 公式テキスト 1級」
  • IPA(情報処理推進機構)の「情報セキュリティ10大脅威」
  • JPCERT/CCの「セキュリティインシデント対応事例」

重点対策ポイント

  • セキュリティポリシーやリスクマネジメントを深く理解する
  • インシデント対応やフォレンジック調査の知識を強化する
  • 暗号技術(公開鍵暗号・ハッシュ関数)を詳しく学ぶ2級(中級者向け)

2級(中級者向け)

学習方法

  • 公式テキストを読み、基本を固める
  • 過去問を解いて出題傾向を把握する(出題範囲が広いため、実践問題を解くことが重要)
  • ITパスポート試験のセキュリティ分野を学ぶ(2級と内容が一部共通)
  • 企業の情報セキュリティ事例を調べる(実際の事故例を学ぶことで理解が深まる)

おすすめの教材・サイト

  • 「情報セキュリティ検定試験 公式テキスト 2級」
  • IPAの「情報セキュリティ白書」
  • ITパスポート試験の「シラバス(セキュリティ分野)」

重点対策ポイント

  • マルウェアや不正アクセスの種類と対策を整理する
  • ネットワークセキュリティ(ファイアウォール、VPN)の基本を理解する
  • ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)について学ぶ

3級(初心者向け)

学習方法

  • 公式テキストを読めば十分対応可能(基礎的な内容が中心)
  • セキュリティ関連のニュースや事件をチェック(SNSのリスク、フィッシング詐欺など)
  • ITパスポート試験や基本情報技術者試験のセキュリティ分野を参考にする

おすすめの教材・サイト

  • 「情報セキュリティ検定試験 公式テキスト 3級」
  • IPAの「初心者向けセキュリティガイド」
  • 総務省の「インターネットの安心・安全ハンドブック」

重点対策ポイント

  • ID・パスワードの管理や二段階認証の重要性を理解する
  • SNSやフリーWi-Fiのリスクについて学ぶ
  • フィッシング詐欺やソーシャルエンジニアリングの対策を知る

共通の試験対策

1. 公式テキストを活用する

  • 各級の公式テキストには、試験範囲の重要ポイントがまとまっている
  • 重要キーワードをノートにまとめ、復習しやすくする

2. 過去問を解く

  • 出題傾向を把握し、時間配分を意識
  • 間違えた問題を重点的に復習(特に用語の定義や仕組みを理解する)
  • 過去問演習は最低3回繰り返すのがおすすめ

3. 最新のセキュリティ動向をチェックする

  • IPAの「情報セキュリティ10大脅威」を確認し、試験に出やすい話題を押さえる
  • サイバー攻撃のニュースを定期的にチェックし、具体的な事例を理解する

4. 模擬試験を受ける

  • CBT試験の形式に慣れるため、模擬試験を受けてみる
  • 時間内に問題を解くトレーニングを行う

取得後に出来ること

1級取得後にできること(上級者向け)

1. 企業の情報セキュリティ管理・運用を担当できる

1級は高度なセキュリティ知識を持つことを証明する資格であり、企業の情報セキュリティ管理者セキュリティコンサルタント として活躍できます。

  • 情報セキュリティポリシーの策定
  • インシデント対応・リスクマネジメント
  • ネットワークセキュリティや暗号技術の導入
  • セキュリティ監査の実施

2. IT系の上位資格取得へのステップアップ

1級を取得すると、さらに高度な資格を目指すための基礎が身につきます。

  • 情報処理安全確保支援士(SC)(国家資格)
  • CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
  • CISM(Certified Information Security Manager)

3. セキュリティエンジニア・コンサルタントとして活躍できる

IT企業やコンサルティング会社で、セキュリティ対策の提案・導入を担当 できるようになります。

  • サイバー攻撃対策の設計
  • クラウドセキュリティの構築
  • セキュリティ製品(ファイアウォール・IDS/IPSなど)の導入支援

2級取得後にできること(中級者向け)

1. 企業のセキュリティ担当者として業務を担当できる

2級を取得すると、企業内で情報セキュリティの実務 を担当できるようになります。

  • 社内の情報セキュリティポリシーの策定・運用
  • 従業員向けセキュリティ研修の実施
  • マルウェア・不正アクセスの対策
  • ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用

2. IT業界や一般企業での就職・転職に有利になる

情報セキュリティの知識は、多くの企業で求められており、2級を取得することでIT業界だけでなく一般企業のシステム部門でも活躍 できます。

  • IT企業のシステム管理部門
  • 金融機関・商社・製造業のIT部門
  • 教育機関のセキュリティ管理担当

3. ITパスポートや基本情報技術者試験の補完資格として活用できる

  • ITパスポート試験に合格した後、セキュリティ分野を深く学ぶための資格 として活用可能
  • 基本情報技術者試験の情報セキュリティ分野の知識を補強

3級取得後にできること(初心者向け)

1. 個人でのセキュリティ意識向上

3級は主に基礎知識を学ぶ試験のため、取得することで日常生活や職場でのセキュリティ意識が向上 します。

  • 強固なパスワード管理ができるようになる
  • フィッシング詐欺やマルウェアのリスクを回避できる
  • SNSやインターネットの安全な利用方法を理解できる

2. 企業や学校でのセキュリティリーダーとして活躍

3級を取得することで、職場や学校でのセキュリティ啓発活動に貢献できます。

  • 従業員や同僚向けのセキュリティ研修の補助
  • 教育機関での情報セキュリティ教育の基礎知識として活用
  • 自社のIT管理部門と連携し、基本的なセキュリティルールを周囲に周知

3. IT初心者としての学習ステップアップ

3級を取得した後、より上位の資格を目指すことができます。

  • ITパスポート試験(iパス) へのステップアップ
  • 情報セキュリティマネジメント試験(SG) に挑戦
  • 2級の受験を目指し、さらに知識を深める

情報セキュリティ検定取得のメリット

取得級 メリット
1級 高度なセキュリティ知識を証明し、管理職やセキュリティ専門職として活躍できる
2級 企業のIT部門やシステム管理者として、実務で活かせるスキルを身につけられる
3級 日常のセキュリティ意識向上や、IT初心者向けの学習ステップとして活用できる

おすすめの講習、教材

教材

 講座

コンピューター系資格一覧

応用情報技術者試験
基本情報技術者
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
システム監査技術者
ITサービスマネージャ試験
ITパスポート試験
ネットワークスペシャリスト試験
プロジェクトマネージャ
情報処理安全確保支援士試験(RISS)
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Accessビジネスデータベース技能認定試験
Excel表計算処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
Javaプログラミング能力認定試験
COBOLプログラミング能力認定試験
パソコン検定(P検)
C言語プログラミング能力認定試験
情報処理技術者能力認定試験
VisualBasicプログラミング能力認定試験
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
VBAエキスパート
IC3
ワードプロセッサ技能認定試験
パソコン技能検定Ⅱ種試験
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マイクロソフト認定資格プログラム
Linux技術者認定試験
情報セキュリティ検定試験
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画像処理エンジニア検定
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情報ネットワーク施工プロフェッショナル(INIP)
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