整体セラピスト検定

整体やリラクゼーションの分野で活躍するセラピストを育成する団体です。「整体セラピスト検定」は、整体の基本技術や理論を学び、実務に活かせるスキルを証明する民間資格です。

整体セラピスト検定の特徴

(1) 民間資格であり、国家資格ではない

  • 日本では「整体師」や「整体セラピスト」は国家資格ではなく、民間資格。
  • 整体セラピスト検定を取得しても、医療行為(診断・治療)はできない。

(2) 整体技術の基礎を学べる

  • 骨格や筋肉の構造、施術方法を学ぶことができる。
  • クライアントの体のバランスを整える手技を習得できる。
  • 姿勢矯正やリラクゼーションを目的とした整体技術を習得できる。

(3) 初心者でも学習しやすい

  • 学歴・経験不問で受験可能(未経験者もOK)。
  • 通信講座やスクールで学びながら取得できる。
  • 短期間で資格取得が可能(数ヶ月の講座で取得可能)。

主催
日本セラピスト認定協会

受験資格と難易度

受験資格

  • 未経験者でも受験可能(整体やリラクゼーションの経験がなくてもOK)
  • 年齢・学歴・職歴不問
  • スクール・通信講座を受講していなくても独学で受験可能(ただし、学習カリキュラムを受講した方が有利)

試験の難易度

(1) 難易度:初級〜中級(比較的取得しやすい)

  • 整体未経験者でも合格可能な内容が中心。
  • 筆記試験は基礎知識を問う問題が多く、学習すれば合格しやすい
  • 実技試験は基本的な施術技術を習得していればクリアできる

(2) 合格率(推定:80%以上)

  • 公式な合格率は公表されていないが、受験者の多くが合格できる難易度
  • ただし、事前にしっかり学習・練習をしないと、不合格になる可能性もある

試験内容

筆記試験(理論・基礎知識)と実技試験(施術技術)の2つで構成され、整体の技術や理論を実務で活かせるかが評価されます。

筆記試験(整体理論・解剖学・安全管理)

筆記試験では、整体の基礎知識・解剖学・生理学・施術の安全管理について出題されます。

解剖学(骨・筋肉・関節の知識)

整体施術を行う際に必要な人体の基本構造を理解しているかを確認する。

出題範囲

  • 骨格系(脊椎[頸椎・胸椎・腰椎]、骨盤、関節の構造)
  • 筋肉系(僧帽筋、広背筋、大腿四頭筋など主要な筋肉の名称・役割)
  • 神経系(末梢神経・自律神経と筋肉・内臓の関係)

生理学(人体の働きと健康管理)

身体の機能を理解し、施術がどのように影響を与えるかを把握する。

出題範囲

  • 血液循環(血流と筋肉の関係、血行促進のメカニズム)
  • リンパ系(老廃物の排出、むくみの原因と改善方法)
  • 自律神経(交感神経・副交感神経とリラクゼーションの関係)

整体理論(施術の目的・手法)

整体の基本理論や施術の考え方を問う問題が出題される。

出題範囲

  • 整体の基本概念(体のバランスと健康の関係)
  • 手技療法の種類(押圧法、ストレッチ、矯正テクニック)
  • 姿勢矯正の考え方(猫背・骨盤の歪みの原因と調整方法)

施術の適応と禁忌(安全管理)

整体施術が適用できる症状と、施術を行ってはいけないケースを理解しているかを確認する。

出題範囲

  • 適応症(肩こり、腰痛、筋肉疲労、骨盤の歪み)
  • 禁忌症(骨折、脱臼、妊娠中、重度の持病)
  • 施術時の注意点(クライアントの体調確認、力加減の調整)

実技試験(施術技術・クライアント対応)

実技試験では、整体の基本的な技術が正しくできるかを評価します。

触診技術(筋肉・骨格の状態を確認)

  • 筋肉の緊張や硬さを適切に判断できるか
  • 骨盤や脊椎の歪みを触診で確認できるか

施術技術(基本手技の実践)

  • 押圧法(筋肉のこわばりをほぐす技術)
  • ストレッチ(関節の可動域を広げる技術)
  • 姿勢矯正(猫背・骨盤の歪みを調整する技術)

評価ポイント

  • 正しい力加減で施術できるか
  • 伸ばす方向や強さを適切に調整できるか
  • 体のバランスを考えて施術できるか

クライアント対応(カウンセリング・施術説明)

  • 施術前の問診(体調確認・施術の説明)
  • 施術後のアフターケア(自宅でできるストレッチの指導)

試験対策

筆記試験対策(理論・知識)

筆記試験では、整体の基礎知識、解剖学・生理学、施術の安全管理について出題されます。

(1) 解剖学・生理学の学習

人体の構造や働きを理解し、施術の基礎知識を習得する。

  • 図やイラストを活用しながら、骨・筋肉の名称と位置を暗記する。
  • 解剖学・生理学の基礎をまとめたノートを作成する。
  • 人体の模型やアプリを活用し、視覚的に学習する。

(2) 整体理論の理解

整体の目的や施術方法を正しく理解し、適切な施術が行えるようにする。

  • 過去問や模擬試験を解いて、試験の出題傾向を把握する。
  • 整体の目的(リラクゼーション・姿勢改善・筋肉の調整)を理解する。
  • 各施術の目的と効果を表にまとめ、比較しながら暗記する。

(3) 施術の適応と禁忌(安全管理)

整体施術が適用できる症状と、施術を行ってはいけないケースを正しく判断できるようにする。

  • 整体施術の適応範囲と禁忌事項をリスト化し、整理する。
  • 実際の施術場面を想定しながら、施術の可否を判断するトレーニングを行う。

実技試験対策(施術技術・クライアント対応)

実技試験では、整体の基本的な施術技術、問診・施術計画の説明、クライアント対応能力が評価されます。

(1) 触診技術の習得

クライアントの筋肉や骨格の状態を確認し、適切な施術を行うための基礎技術。

  • 家族や友人に協力してもらい、実際に触診の練習を行う。
  • 筋肉の硬さや骨格の歪みを手で感じ取る感覚を養う。
  • 正しい触診方法を動画などで確認し、正確に実践する。

(2) 基本施術技術の向上

実際の施術を行い、正しい力加減や施術の流れを身につける。

  • スクールや講座で指導を受け、正しい施術技術を習得する。
  • 動画撮影しながら施術を行い、動作の改善点を確認する。
  • 異なる体格の人に施術し、力加減の調整を練習する。

(3) クライアント対応の練習

クライアントとのコミュニケーション能力も評価されるため、スムーズな対応を練習する。

  • 模擬クライアントを相手に問診・施術説明の練習を行う。
  • 施術中の声かけや、クライアントの反応を確認しながら施術する。

取得後に出来ること

整体セラピスト検定 取得後の活動範囲

1. 整体師・セラピストとして働く

整体の技術を活かし、以下の施設や業界で施術を提供できます。

  • 整体院・カイロプラクティック院

    • 姿勢矯正、骨盤調整、筋肉のバランス調整を行う
    • 既存の整体院で施術スタッフとして勤務
  • リラクゼーションサロン・マッサージサロン

    • 疲労回復やリラクゼーションを目的とした施術を提供
    • アロマトリートメントやリンパマッサージと組み合わせて施術
  • フィットネスジム・スポーツトレーナー業界

    • スポーツ選手や一般利用者のコンディショニングサポート
    • 運動後のケアや柔軟性向上のためのストレッチ指導

2. 独立・開業(整体サロン・出張整体)

整体セラピスト検定の資格を活かして、自分の店舗を開業することも可能です。

  • 整体サロン・リラクゼーションサロンを開業

    • 自宅サロンを開設し、個別施術を提供
    • オンライン予約システムを活用し、顧客を集める
  • 出張整体サービスを提供

    • 高齢者や子育て世代向けに、自宅訪問サービスを行う
    • スポーツチームや企業向けに、職場での整体サービスを提供

3. 健康アドバイザー・セミナー講師として活動

整体の知識を活かし、健康維持や体のケア方法を指導する仕事も可能です。

  • 姿勢改善アドバイザーとして活動

    • 正しい姿勢の指導やストレッチ方法をレクチャー
    • オフィスワーカー向けにデスクワークの姿勢改善指導
  • 企業や学校で健康セミナーを開催

    • 企業研修として「腰痛予防」「肩こり改善」セミナーを実施
    • スポーツクラブや地域のイベントで、整体の基礎を指導
  • オンライン講座や動画配信で情報発信

    • YouTubeやSNSを活用し、セルフケア方法を発信
    • オンラインスクールで整体の基礎を教える

できないこと(法律上の制限)

整体は国家資格ではないため、医療行為に該当する施術や診断はできません

1. 医療行為(診断・治療)は不可

  • 「腰痛を治療する」「ヘルニアを治す」といった表現は法律で禁止されている
  • クライアントに対して診断を下すことは違法

2. 整形外科・病院での勤務は不可

  • 日本では、医療機関で働くには国家資格(理学療法士・柔道整復師など)が必要
  • 整体セラピスト資格だけでは、病院や整形外科で医療スタッフとして働くことはできない

3. 国家資格と誤認される表現は禁止

  • 「整体師免許」「国家資格取得」といった表現は法律違反
  • 広告や名刺では「日本セラピスト認定協会 整体セラピスト資格取得」などの正しい表記が必要

キャリアアップのためにおすすめの資格

整体セラピスト資格を活かして、さらに専門的な知識や技術を習得すると、より幅広い仕事が可能になります

1. 国家資格を取得して医療分野で活躍

  • 柔道整復師(接骨院・整骨院での施術が可能)
  • 理学療法士(病院やリハビリ施設で働ける)
  • あん摩マッサージ指圧師(医療機関でのリハビリ施術が可能)

2. 民間資格を取得して施術の幅を広げる

  • リフレクソロジー(足つぼ)(リラクゼーション施術にプラス)
  • アロマセラピスト(アロマトリートメントと組み合わせる)
  • ヨガ・ピラティスインストラクター(体の柔軟性向上や姿勢改善指導)

美容・ファッション系資格一覧

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日本MTC療術師協会認定資格 整体師
整体セラピスト
JREC認定リフレクソロジスト認定試験
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台湾式リフレクソロジスト
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