資格取得すれば将来安定するという効果はありません。将来のための武器の一つで最後までのこる武器であることには間違いありませんが、資格取得だけを目標にしていたのでは持っていて損はないと言われる資格でさえ無駄になります。
気になるニュースで最高峰の資格である司法試験に合格しても就職できないというショッキングな出来事が普通に起きていると報道されていました。誰もがあこがれ、将来エリートとされてきた司法試験合格者でさえ、その日暮らしの生活を余儀なくされているケースも決して少なくないとすれば、しっかり将来を見つめて価値ある資格を取得しなければなりません。
せっかく資格を取得しても働き口、それを活かす場所がなければ単なる話のタネにしかなりません。建築士を目指す人が自動車整備士資格を取得することはないと思いますが、弁護士を目指す人が単に司法試験に合格すれば良いという訳には行きません。
合格した後のプランをしっかりと持ち、受験しなければ活かす場所がないという理不尽なことになりかねません。就職活動前なら需要というものを見極める必要があると思います。