気象庁長官の許可を受けて予報業務を行おうとする者(民間の気象会社など業務として天気の予測を行う事業者,正確には予報業務許可事業者といいます)は,現象の予想を気象予報士に行なわせなければならないとされています。この試験は,その合格者が現象の予想を適確に行うに足る能力を持ち,気象予報士の資格を有することを認定するために行うものです。
受験資格と難易度
難易度:★★★★
受験資格:特になし
受験データ
受験料:11,400円
試験場所:北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県
試験について
学科試験、実技試験
■試験科目
【学科試験】
1 予報業務に関する一般知識
大気の構造
大気の熱力学
降水過程
大気における放射
大気の力学
気象現象
気候の変動
気象業務法その他の気象業務に関する法規
2 予報業務に関する専門知識
観測の成果の利用
数値予報
短期予報・中期予報
長期予報
局地予報
短時間予報
気象災害
予想の精度の評価
気象の予想の応用
【実技試験】
1 気象概況及びその変動の把握
2 局地的な気象の予想
3 台風等緊急時における対応
こんな人にお勧め
気象予報士を目指す人