CG(コンピュータグラフィックス)制作に関する知識を証明する資格です。
一般財団法人CG-ARTS(画像情報教育振興協会)が実施し、CG業界への就職・転職に役立つ資格として認知されています。
CGクリエイター検定の特徴
CGクリエイター検定の主なポイント
- CG制作の基礎から実践レベルまでを学べる
- 2つのレベル(ベーシック・エキスパート)がある
- 3DCG、2DCG、映像制作など幅広い分野に対応
- 知識試験のみで、実技試験はなし
この資格を取得すると、CGの基礎知識があることを証明でき、ゲーム・映像・アニメ・広告業界への就職に役立ちます。
■主催
CG-ARTS協会
受験資格と難易度
受験資格
CGクリエイター検定には受験資格の制限はなく、誰でも受験可能です。
年齢・学歴・職歴を問わず、初心者から経験者まで受験できます。
試験の難易度
CGクリエイター検定には、**「ベーシック」と「エキスパート」**の2つのレベルがあります。
ベーシック(Basic)【初心者向け】
- CGの基礎知識があれば合格しやすい。
- 公式テキストの内容をしっかり学べば、初心者でも十分合格可能。
- 計算問題や高度な理論はほとんど出題されないため、基本的な概念を理解しておけば対応できる。
エキスパート(Expert)【中級~上級者向け】
- 専門的な知識が求められるため、未経験者には難しい。
- 3Dモデリングやアニメーションの知識があると有利。
- 試験対策として、公式テキストや過去問の学習が必須。
試験内容
試験概要
試験レベル | 試験時間 | 問題数 | 出題形式 | 難易度 |
---|---|---|---|---|
ベーシック | 60分 | 約40問 | 選択式(マークシート) | 初級(★★☆☆☆) |
エキスパート | 90分 | 約50問 | 選択式(マークシート) | 中級~上級(★★★★☆) |
- 試験はオンライン(CBT方式)で実施され、実技試験はなし
ベーシックの出題範囲(初心者向け)
1. CGの基本概念
- 座標系(2D・3Dの違い)
- ピクセルと解像度の関係
- ラスターデータとベクターデータの違い
2. 画像処理技術
- 色空間(RGB、CMYK、グレースケール)
- 画像フォーマット(JPEG、PNG、GIFの違い)
- フィルター処理(ぼかし、シャープ、ノイズ除去)
3. 2D・3DCGの基礎
- 2Dグラフィックス(ペイント系・ドロー系ソフトの違い)
- 3Dモデリングの基礎(ポリゴン、NURBS、メッシュ)
- シェーディングとライティングの基礎
4. アニメーションの基本
- フレームレートと時間軸
- キーフレームと補間の概念
- タイムラインの構造
5. 映像表現と制作の基礎
- カメラワークの基本(パン、チルト、ズーム)
- 映像編集の基礎(カット編集、トランジション)
- シンプルなエフェクト処理
エキスパートの出題範囲(中級~上級者向け)
1. 高度なCG理論
- 3D空間座標(ワールド座標、ローカル座標、ビュー座標)
- ベジェ曲線、NURBS(滑らかな曲線の作り方)
- UVマッピングとテクスチャリング
2. 3DCGレンダリング技術
- 物理ベースレンダリング(PBR)の概念
- グローバルイルミネーションとレイトレーシング
- シェーダーとマテリアルの設定
3. アニメーションとリギング
- IK(インバースキネマティクス)とFK(フォワードキネマティクス)
- ボーンとスキニングの基礎
- パーティクルシステム(煙・炎・水の表現)
4. VFX(ビジュアルエフェクト)技術
- クロマキー合成と背景差し替え
- ダイナミックシミュレーション(破壊・液体・煙のシミュレーション)
- モーショングラフィックスの応用
5. 映像編集・コンポジットの応用
- カラーマネジメントとHDR(ハイダイナミックレンジ)
- モーショントラッキング技術
- ノンリニア編集と映像フォーマットの違い
試験の難易度と合格基準
試験レベル | 難易度 | 合格率(目安) | 合格基準 |
---|---|---|---|
ベーシック | 初級(★★☆☆☆) | 約60~70% | 60%以上の正答率 |
エキスパート | 中級~上級(★★★★☆) | 約30~50% | 70%以上の正答率 |
- ベーシックは基礎知識を学べば合格しやすい
- エキスパートは専門的な知識が必要で、合格率が低め
試験対策
公式テキストの活用
公式テキストの内容
CGクリエイター検定では、公式テキストの内容がそのまま出題されるため、最優先で学習すべき教材です。
レベル | 公式テキスト |
---|---|
ベーシック | 『CGクリエイター検定 ベーシック 公式ガイドブック』 |
エキスパート | 『CGクリエイター検定 エキスパート 公式ガイドブック』 |
学習方法
- 1回目は流し読みし、大まかな内容を把握する
- 2回目以降は重要ポイントをノートにまとめながら、理解を深める
- 苦手な分野は重点的に復習し、用語の意味をしっかり覚える
過去問を解いて試験対策
過去問の活用方法
- 過去問を解くことで、試験の出題傾向を把握できる
- 間違えた問題を復習し、理解が不十分な分野を重点的に学習する
【過去問の入手方法】
- 公式サイトの過去問題集
- 市販の問題集
- 学習サイトやオンライン講座
ベーシック試験の対策ポイント
重要な試験範囲
- CGの基本概念(座標系、ピクセル、解像度)
- 画像処理技術(色空間、フォーマット、圧縮技術)
- 2D・3DCGの基礎(モデリング、ライティング、シェーディング)
- アニメーションの基本(フレームレート、キーフレーム、補間)
- 映像編集の基礎(カメラワーク、エフェクト)
対策方法
- 公式テキストを熟読し、基本用語を正確に覚える
- 過去問を解き、間違えた問題を重点的に復習する
- YouTubeやオンライン講座で視覚的に学ぶ(特に映像編集・アニメーション分野)
エキスパート試験の対策ポイント
重要な試験範囲
- 3D空間座標とモデリング技術(ワールド座標、ローカル座標、UVマッピング)
- レンダリング技術(PBR、グローバルイルミネーション、シェーダー)
- アニメーションとリギング(IK/FK、スケルトン、スキニング)
- VFX技術(クロマキー合成、パーティクルシステム、シミュレーション)
- 映像編集・コンポジットの応用(HDR、モーショントラッキング)
対策方法
- 3DCGソフト(Blender、Maya)を実際に操作しながら学習する
- 映像編集・VFXに関する専門書や動画教材を活用する
- 公式テキストと過去問を組み合わせ、知識を整理する
取得後に出来ること
① 就職・転職でのメリット
CG業界でのスキル証明になる
CGクリエイター検定は、ゲーム・アニメ・映画・広告・映像制作業界で役立つ資格です。
履歴書やポートフォリオに記載することで、基礎知識を持っていることを証明でき、採用担当者へのアピールになります。
就職・転職に活かせる職種
取得後は、以下のようなCG関連の職種を目指せます。
職種 | 主な仕事内容 | 必要なスキル |
---|---|---|
3Dモデラー | キャラクターや背景の3Dモデルを作成 | モデリング、UVマッピング、ライティング |
CGアニメーター | キャラクターの動きを作成 | リギング、IK/FK、タイムライン操作 |
映像編集者 | 映像カット編集、エフェクト処理 | Premiere Pro、After Effects |
VFXアーティスト | 特殊効果(爆発、炎、雨など)の作成 | パーティクル、シミュレーション、クロマキー合成 |
コンポジター | CGと実写映像を合成 | カラーグレーディング、トラッキング |
広告・Webデザイナー | バナーや動画広告の制作 | Photoshop、Illustrator、After Effects |
特に、3Dモデリングや映像編集の基礎が求められる職種で、スキルの証明として有効です。
② フリーランス・副業で活用
CGクリエイター検定を取得することで、フリーランスや副業での案件獲得がしやすくなります。
クラウドソーシングやSNSでの仕事募集で、「CGクリエイター検定取得」と記載すれば、クライアントからの信頼度が向上します。
活かせる副業・フリーランス案件
- YouTube動画編集(Premiere Pro、After Effects)
- ゲーム用3Dモデル制作(Blender、Maya、3ds Max)
- SNS広告用アニメーション作成(After Effects、Animate)
- 映像作品のVFX合成(Nuke、After Effects)
特に動画編集・モーショングラフィックス系の案件は需要が高く、初心者でも始めやすいため、CGクリエイター検定の知識が役立ちます。
③ キャリアアップ・資格のステップアップ
上位資格や専門資格の取得に役立つ
CGクリエイター検定を取得すると、さらに上位の資格や専門資格の取得がスムーズになります。
取得後に目指せる資格 | 活用できる分野 |
---|---|
Adobe Certified Professional(ACP) | Photoshop、After Effects、Premiere Proのスキル証明 |
CGエンジニア検定 | ゲーム・アニメ業界でのプログラム技術証明 |
3DCGクリエイター検定 | 3Dモデリング・アニメーション技術のスキル証明 |
映像音響処理技術者資格 | 映像制作・VFX・音響の専門スキル証明 |
特に、CGクリエイター検定(エキスパート)を取得していると、専門職への転職やキャリアアップがしやすくなります。
④ 社内評価・昇進に活かせる
CG関連の仕事を担当しやすくなる
社内でCG関連のプロジェクトがある場合、資格を持っていることでスキルが証明され、担当になれる可能性が高まります。
教育・指導の役割を担える
- 新人教育や研修の講師として活躍できる
- 企業内での専門家として評価される
特に、社内でCG制作を行う部署がある場合、昇進やキャリアアップにつながる可能性があります。
⑤ 海外での仕事・案件獲得に有利
CGは世界共通のスキルのため、CGクリエイター検定を取得していると、海外企業やクライアントとの案件にも挑戦しやすくなります。
また、ポートフォリオや履歴書(英語)に資格を記載することで、海外のCG関連企業への就職の際に有利に働くことがあります。
活かせる場面
- 海外CGスタジオへの就職(Pixar、Ubisoft、Industrial Light & Magicなど)
- 海外クラウドソーシング(Upwork、Fiverr)での案件獲得
- ゲーム・アニメ・映像の海外向け制作案件
⑥ ポートフォリオの強化
CG業界では、実際の制作物(ポートフォリオ)が最も重要な評価基準となります。
CGクリエイター検定を取得すると、ポートフォリオに「基礎知識があること」を明示できるため、より信頼性の高い作品集を作成できます。
ポートフォリオに記載する内容の例
- CGクリエイター検定(ベーシック/エキスパート)取得
- 使用ソフトウェア(Maya、Blender、After Effectsなど)
- 制作した3Dモデルや映像作品のサンプル
特に、映像編集・3DCG・モーションデザインの案件では、資格を持っているとクライアントからの信頼を得やすいため、案件獲得につながります。
デザイン系資格一覧
POP広告クリエイター
レタリング技能検定
色彩検定
カラーコーディネーター検定試験
DTP検定
クロスメディアエキスパート
マルチメディア検定
DTPエキスパート
IIIustratorクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)
映像音響処理技術者資格認定
CGクリエイター
インテリアプランナー
キッチンスペシャリスト
インテリアコーディネーター
インテリア設計士
家具検定
照明コンサルタント
商業施設士
エクステリアプランナー
ハウスクリーニング士
整理・収納・清掃コーディネーター
ライフスタイルプランナー
DIYアドバイザー
ボーカルインストラクター資格
美術検定
ラッピング・ディレクター
シューフィッター
靴デザイナー認定資格
椅子張り技能者
ジュエリーコーディネーター
GG(Graduate Gemologist)
デコレーター技能検定