国際美容連盟(International Beauty Federation, IBF)が認定するメイクアップアーティスト向けの資格です。
国際基準に基づいたメイク技術や知識を証明するもので、プロのメイクアップアーティストとしてのスキルを証明するための試験になります。
■主催
国際美容連盟
目次
受験資格と難易度
受験資格
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験を受験するには、以下の条件を満たす必要があります。
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IBF認定のスクールや講座を修了していること
- 独学での受験は不可で、IBFが認定するスクールや通信講座を受講し、必要なカリキュラムを修了することが必須条件。
- 受講期間はスクールや講座によって異なるが、数ヶ月〜1年程度が一般的。
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年齢・学歴の制限なし
- 高校生や社会人、未経験者でも受講・受験可能。
- 美容業界の経験がなくても資格取得を目指せる。
試験の難易度
難易度は中級レベルとされ、基礎から応用までの技術と知識が求められます。
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筆記試験(理論)
- 皮膚科学、色彩学、メイクの理論、衛生管理など、美容に関する知識が問われる。
- 基礎をしっかり学べば合格可能。
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実技試験(技術)
- 基本のメイク技術(ナチュラルメイク、ブライダル、ファッションメイクなど)
- 時間内に指定のメイクを完成させる技術が必要。
- 実技は練習が重要で、特にプロポーションやバランスを意識することがポイント。
合格率
- 合格率は比較的高め(約70〜80%)と言われているが、しっかり学ばないと落ちる可能性もある。
- スクールでしっかり学習・実技練習を行えば合格しやすい。
- 試験は難しすぎるわけではないが、プロレベルの基礎力を求められるため、手を抜かずに準備することが大切。
試験内容
筆記試験(理論)と実技試験(技術)の2つのセクションに分かれています。メイクアップの基本知識から応用技術まで幅広く問われる試験です。
筆記試験(理論)
筆記試験では、美容・メイクに関する理論的な知識が問われます。
出題範囲
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皮膚科学
- 皮膚の構造(表皮・真皮・皮下組織)
- 肌質(乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌)
- 肌トラブルの種類(ニキビ、シミ、くすみなど)
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色彩学
- 色の三要素(色相・明度・彩度)
- 色の組み合わせ(補色、類似色など)
- 肌のトーンとメイクカラーの選び方
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メイク理論
- フェイスバランス(顔の黄金比)
- 骨格に応じたメイクテクニック
- 各パーツ(目、眉、唇、頬)のメイク理論
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化粧品学
- メイクアップ製品の成分・種類(ファンデーション、リップ、アイシャドウなど)
- 化粧品の適切な使い方・保存方法
- アレルギーや肌トラブルを防ぐための知識
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衛生管理
- メイク道具の消毒・衛生管理の方法
- 感染症予防対策(ブラシやスポンジの管理)
- クライアントの肌トラブルへの対応
筆記試験は選択式・記述式の問題が混在しており、基礎知識をしっかり理解しておくことが重要です。
実技試験(技術)
実技試験では、指定されたメイクアップを時間内に仕上げる技術力が評価されます。
試験内容
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ナチュラルメイク(ベーシックメイク)
- 肌に馴染む自然なベースメイクの仕上げ
- 眉やアイメイクの整え方
- バランスの取れたナチュラルなリップとチーク
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ブライダルメイク
- ウェディングドレスに合う透明感のあるベースメイク
- 華やかで上品なアイメイクの表現
- 長時間崩れにくいメイクテクニック
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ファッションメイク(モードメイク)
- 雑誌やランウェイ向けのトレンドメイク
- 個性的なカラーコーディネート
- シャープなラインやコントラストを活かしたメイク
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時短メイク(時間制限内でのメイク)
- 決められた時間内(例:15分)でフルメイクを仕上げる
- 迅速かつ正確な技術が求められる
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フェイスバランスとカバー技術
- 顔の左右バランスを意識したメイクアップ
- シミ・クマ・赤みを自然にカバーする技術
評価基準
- 仕上がりの美しさ・バランス(左右対称、なめらかな仕上がり)
- スピードと正確さ(時間内に適切に仕上げる能力)
- 肌質に合わせたメイクの選択(乾燥肌・脂性肌などの対応)
- 衛生管理の徹底(ブラシやスポンジの清潔さ)
実技試験では、モデルを使って実際にメイクを行うため、事前の十分な練習が必要です。
試験対策
筆記試験対策
筆記試験では、メイク理論・皮膚科学・色彩学・化粧品学・衛生管理などが出題されます。
1. 公式テキスト・スクール教材を徹底的に学ぶ
IBF認定スクールや講座では、試験対策に特化したテキストが用意されています。まずは公式テキストをしっかり理解し、基礎知識を固めることが大切です。
2. 過去問・模擬試験を解く
- 公式スクールの模擬試験や過去問を利用し、試験の出題傾向を把握する。
- 時間を計って問題を解くことで、本番の試験時間に慣れる。
- 間違えた問題を重点的に復習し、確実に理解する。
3. 重要ポイントをまとめて暗記する
筆記試験では、専門用語や理論的な内容が出題されます。
- 要点をノートにまとめて、短時間で復習できるようにする。
- 色彩学(補色・色の三要素など)は実際に色を見ながら覚える。
- 皮膚科学・化粧品学の項目は、図やイラストを使って理解を深める。
4. 用語を声に出して覚える
メイク用語や皮膚科学の専門知識は、声に出して読むことで記憶に残りやすくなる。また、友人やスクールの仲間とクイズ形式で出し合うのも効果的。
実技試験対策
実技試験では、時間内に決められたメイクを仕上げる技術力が求められます。
1. 基本技術を徹底的に練習する
試験では、ナチュラルメイク・ブライダルメイク・ファッションメイクなどが課題となるため、基本技術を確実に身につけることが重要。
- ベースメイク(ムラのない仕上がり・適切なカバー力)
- アイメイク(アイラインの均一さ・グラデーションの美しさ)
- 眉メイク(左右対称のバランス)
- リップメイク(輪郭の取り方・色の調整)
2. 時間を計って練習する
- 試験では制限時間内(例:15〜30分)で仕上げる必要があるため、実際に時間を測りながらメイクを行う練習を繰り返す。
- 最初は時間が足りなくても、繰り返すことでスピードと正確さが向上する。
3. モデルを変えて練習する
- 異なる肌質・顔の骨格のモデルを使い、対応力を養う。
- 自分以外の人(友人や家族)にメイクすることで、試験本番の環境に慣れる。
- 左右対称のバランスを意識し、鏡越しの視点でも整える練習をする。
4. 指導を受ける
- 独学では気づきにくい細かい技術のミスやバランスの崩れを、スクールの講師や経験者に見てもらい指摘してもらう。
- 試験対策講座がある場合は積極的に受講し、試験に即した指導を受ける。
5. 道具の準備と衛生管理を徹底する
- 試験当日に使用するブラシ・スポンジ・パフなどは、清潔にしておく。
- 消毒用アルコールやティッシュを用意し、清潔な状態でメイクできるようにする。
- メイク道具の扱い方や、衛生管理の知識も試験の評価対象になるため、正しい手順で行う。
取得後に出来ること
メイクアップアーティストとしての活動
1. ブライダルメイクアップアーティスト
- 結婚式や前撮りの新郎新婦のメイクを担当できる。
- ブライダルサロンや結婚式場での勤務が可能。
- フリーランスとして独立し、個人で依頼を受けることもできる。
2. ファッション・ビューティー業界
- 雑誌や広告の撮影でモデルのメイクを担当。
- ファッションショーやイベントでのランウェイメイクを担当。
- コスメブランドと提携し、新商品のプロモーションメイクを行う。
3. 映画・テレビ・舞台メイク
- 映画・ドラマ・舞台などで役者のメイクを担当。
- 特殊メイク技術を習得すれば、特殊効果メイク(SFXメイク)も可能。
- テレビ局やプロダクションと契約し、番組の出演者のメイクを担当。
海外での活躍
4. 海外でのメイクアップアーティスト活動
- IBF資格は国際基準のため、海外でも通用する。
- 外資系コスメブランドや海外のファッション業界での就職に有利。
- 海外ウェディングやリゾート婚のブライダルメイクを担当することも可能。
5. クルーズ船・リゾート施設でのメイクアップサービス
- 豪華クルーズ船やリゾートホテルのスパ・サロンで働くことができる。
- 世界各国の顧客に対し、プロフェッショナルなメイクサービスを提供。
美容・コスメ業界での仕事
6. コスメブランドのビューティーアドバイザー(BA)
- デパートやブランド直営店で、コスメの販売・メイクアドバイスを担当。
- 海外ブランドのメイクイベントやワークショップでの活動も可能。
- 新商品開発やプロモーションに関わるチャンスもある。
7. メイク講師・スクール講師
- 美容専門学校やメイクスクールで講師として指導ができる。
- 自身でメイクレッスンを開催し、個人向けの指導を行うことも可能。
- YouTubeやSNSでメイクの知識を発信し、インフルエンサーとして活動する道もある。
独立・フリーランスでの活躍
8. フリーランスのメイクアップアーティスト
- サロンに所属せず、個人で仕事を受けることが可能。
- SNSやホームページを活用し、自分のブランドを確立できる。
- イベント・パーティー・個人依頼のメイクサービスを提供。
9. 出張メイクサービス
- 顧客の自宅や撮影現場に出張し、パーソナルメイクを提供。
- 海外の富裕層向けメイクサービスを展開することも可能。
- 結婚式やパーティーでの出張メイクも需要が高い。
美容・ファッション系資格一覧
和裁技能士
美容師
理容師
きものコンサルタント一般認定試験
きものプロスペシャリスト
和裁検定試験
洋裁技術検定
パターンメーキング技術検定試験
毛糸編物技能検定
ファッションビジネス能力検定
ネイリスト技能検定試験
メイクアップ検定試験
IBF国際メイクアップアーティスト認定試験
調香技術士
ネイルスぺシャリスト技能検定試験
パーソナルカラー検定
色彩技能パーソナルカラー検定
グランビューティセラビスト
エステティシャン(AEA)
トータルビューティーセラピスト資格
エステティシャン(日本エステティック協会)
IBC検定
ABC協会認定ブライダルプランナー検定
美肌セラピスト
認定ウエディングスペシャリスト(CWS)
カットフラワーアドバイザー
ヨーロピアンフラワーデザイン
色彩心理額療法士
マインド・ボディ・セラピスト
箱庭心理セラピスト
整体療法士
カイロプラクター
療術師
整体セラピスト検定
日本予防医学療術協会認定 整体療術師
日本MTC療術師協会認定資格 整体師
整体セラピスト
JREC認定リフレクソロジスト認定試験
IFR認定リフレクソロジスト資格
JHRS認定リフレクソロジスト資格
JHRS認定フットセラピスト
IAI認定インテグレーターライセンス資格
台湾式リフレクソロジスト
フーレセラピスト
アロマビューティーセラピスト
漢方養生指導士
環境セラピージュニアセラピスト認定資格
ベビーセラピスト
ベビーマッサージインストラクター
ハーブ検定
ハーブコーディネーター
ロミロミセラピスト
アロマテラピー検定
アロマコーディネーター認定試験