Webサイトの制作やデザインに関する知識とスキルを証明する資格です。
公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS) が主催しており、Web業界での基礎知識を学ぶための検定試験です。
WEBデザイナー検定の種類
WEBデザイナー検定には、「ベーシック(Basic)」と「エキスパート(Expert)」 の2つのレベルがあります。
レベル | 対象者 | 主な内容 | 難易度 |
---|---|---|---|
ベーシック(Basic) | 初心者・Web制作を学び始めた人 | Webデザインの基礎、HTML・CSS、デザインの基本 | ★★☆☆☆(やや易しい) |
エキスパート(Expert) | Webデザイナー・制作経験者 | UX/UIデザイン、JavaScript、SEO、プロジェクト管理 | ★★★★☆(やや難しい) |
▶ ベーシック:Webデザインの基礎を学びたい人向け(初心者でも受験可能)
▶ エキスパート:より専門的な知識を学び、プロとして活躍したい人向け
■主催
CG-ARTS協会
目次
受験資格と難易度
受験資格(誰でも受験可能)
WEBデザイナー検定には受験資格の制限がなく、誰でも受験可能です。
- 学歴・年齢・実務経験は不問
- Webデザイン初心者でも受験できる
試験の難易度
① ベーシック(Basic):やや易しい
- 難易度:★★☆☆☆(やさしめ)
- 合格率:約60~70%
- 合格基準:100点満点中60点以上
- 勉強時間の目安:20~40時間
▶ 初心者でも対策すれば十分合格可能!
② エキスパート(Expert):やや難しい
- 難易度:★★★★☆(やや難しい)
- 合格率:約30~40%
- 合格基準:100点満点中70点以上
- 勉強時間の目安:50~100時間
▶ 実務経験があると有利だが、未経験でもしっかり勉強すれば合格可能!
ベーシックとエキスパートの難易度比較
項目 | ベーシック(Basic) | エキスパート(Expert) |
---|---|---|
難易度 | ★★☆☆☆(やさしめ) | ★★★★☆(やや難しい) |
合格率 | 約60~70% | 約30~40% |
合格基準 | 100点満点中60点以上 | 100点満点中70点以上 |
勉強時間 | 20~40時間 | 50~100時間 |
出題範囲 | Webの基礎・HTML・CSS・デザインの基本 | UX/UIデザイン・SEO・JavaScript・プロジェクト管理 |
対象者 | 初心者・学習中の人 | Web制作経験者・上級者 |
受験資格 | なし(誰でも受験可能) | なし(誰でも受験可能) |
試験内容
「ベーシック(Basic)」と「エキスパート(Expert)」の2種類 があり、
それぞれ試験範囲・難易度・出題形式が異なります。
ここでは、各試験の試験科目・出題内容・具体的な問題例について詳しく解説します。
試験科目と出題範囲
WEBデザイナー検定の試験は、以下のような科目から出題されます。
試験レベル | 主な試験科目 |
---|---|
ベーシック(Basic) | Webの基礎知識、HTML・CSS、デザインの基本、画像・動画、アクセシビリティ |
エキスパート(Expert) | UX/UIデザイン、SEO、HTML5・CSS3、JavaScript、Webマーケティング、プロジェクト管理 |
試験内容(ベーシック)
ベーシック(Basic)試験の詳細
- 初心者向けの基礎知識が中心
- HTML・CSSの基本、デザインの基本ルールを問う
- 選択問題(マークシート方式)、100点満点中60点以上で合格
試験科目と出題内容
科目 | 出題範囲 |
---|---|
① Webの基礎知識 | インターネットの仕組み、Webサイトの構成、ドメイン・URL・サーバーの基礎 |
② HTML・CSS | HTMLタグの基本(h1, p, a, img, table)、CSSの基本(color, font-size, margin, padding) |
③ デザインの基本 | 色彩・レイアウトの基本、フォント(サンセリフ・セリフ)、可読性・視認性 |
④ 画像・動画の基礎 | Web向けの画像フォーマット(JPEG, PNG, GIF, SVG)、圧縮と最適化 |
⑤ アクセシビリティ | ユーザーに優しいWebデザイン、W3Cの基準、障害者向けのデザイン |
試験内容(エキスパート)
エキスパート(Expert)試験の詳細
- Web制作の実務レベルの知識を問う
- UX/UIデザイン、JavaScript、SEOなど、より高度な内容
- 選択問題(マークシート方式)、100点満点中70点以上で合格
試験科目と出題内容
科目 | 出題範囲 |
---|---|
① UX/UIデザイン | ユーザビリティ・アクセシビリティ、Webサイトの設計 |
② HTML5・CSS3 | 最新のHTML5タグ(video, canvas, semanticタグ)、レスポンシブデザイン |
③ JavaScript | 基本的なプログラミング(変数、関数、DOM操作)、jQuery |
④ SEO(検索エンジン最適化) | Googleの検索アルゴリズム、キーワード戦略 |
⑤ Webマーケティング | コンテンツマーケティング、SNS活用、広告戦略 |
⑥ プロジェクト管理 | クライアントワーク、ワイヤーフレーム、サイトマップ作成 |
試験形式・合格基準
試験レベル | 問題形式 | 合格基準 |
---|---|---|
ベーシック(Basic) | マークシート(選択問題) | 100点満点中60点以上 |
エキスパート(Expert) | マークシート(選択問題) | 100点満点中70点以上 |
▶ すべて選択問題なので、過去問対策が有効
▶ ベーシックは基礎問題が多いので、初心者でも対策すれば合格しやすい
▶ エキスパートはWeb開発・SEO・マーケティングの知識が必要で、難易度が高め
試験対策
ベーシック(Basic)の試験対策
ポイント:基礎知識をしっかり覚え、過去問で形式に慣れる
試験では、HTMLやCSSの基本的な知識、Webの仕組み、デザインの基礎などが問われる。
初心者でも、公式テキストと過去問を活用すれば合格しやすい。
① 公式テキストで基礎を学ぶ
おすすめの教材
- 「WEBデザイナー検定 ベーシック 公式ガイドブック」
- 「HTML & CSS 初心者向け入門書」
学習のポイント
- Webの仕組み(サーバー、ドメイン、URLの違い)を理解する
- HTMLタグ(h1, p, a, img, table)とCSSの基本プロパティ(color, font-size, margin)を覚える
- デザインの基本原則(レイアウト、色彩、フォントの選び方)を押さえる
② 過去問演習
おすすめの問題集
- 「WEBデザイナー検定 過去問題集」
- オンラインの模擬試験サイト(公式サイト・資格対策サイト)
対策のポイント
- 過去3~5年分の問題を解き、出題傾向を把握する
- 間違えた問題はノートにまとめ、繰り返し復習する
- 時間を計って解くことで、本番に慣れる
③ 具体的な試験対策ポイント
科目 | 試験対策のポイント |
---|---|
Webの基礎 | URL・ドメイン・サーバーの違いを理解する |
HTML・CSS | 基本タグ(h1, p, a, img)やCSSプロパティを暗記 |
デザインの基礎 | 色の三属性(色相・彩度・明度)、フォントの分類を理解 |
画像・動画 | Web向けの画像フォーマット(JPEG, PNG, GIF, SVG)の特徴を覚える |
アクセシビリティ | W3C基準、視覚障害者向けのデザインを理解 |
④ ベーシックの試験対策まとめ
- 基礎知識をしっかり覚えることが重要
- 過去問を3回以上解き、出題傾向をつかむ
- 試験範囲が広くないため、事前学習をすれば十分合格可能
エキスパート(Expert)の試験対策
ポイント:実務レベルの知識を学び、Web制作の経験を積む
試験では、UX/UIデザイン、SEO、HTML5・CSS3、JavaScriptなどが出題される。
実務経験がない場合は、実際にWebサイトを作成しながら学ぶことが有効。
① 公式テキストで専門知識を学ぶ
おすすめの教材
- 「WEBデザイナー検定 エキスパート 公式ガイドブック」
- 「Webデザイン良質見本帳(UX/UIデザインの基礎)」
- 「JavaScript入門書(初心者向け)」
学習のポイント
- UX/UIの基本概念を理解し、適切なデザイン手法を学ぶ
- SEO対策(Googleの検索アルゴリズム、キーワード最適化)を押さえる
- HTML5・CSS3の新しい技術を学び、レスポンシブデザインに対応できるようにする
- JavaScriptの基礎を学び、簡単なスクリプトを書けるようにする
② 過去問演習
エキスパートは出題範囲が広く、難易度が高いため、問題のパターンを把握することが重要。
対策のポイント
- 過去5年分の問題を解く(最低3回)
- 難問の解説をじっくり読み、応用力をつける
- 選択問題なので、出題パターンを覚えることが重要
③ 実際にWeb制作を行う
- HTML5・CSS3を使い、レスポンシブサイトを作る練習をする
- SEOを意識したコンテンツ設計を考える
- JavaScriptで簡単なプログラム(ボタンのクリックイベントなど)を実装する
実際に手を動かしながら学ぶことで、試験の理解が深まり、応用力が身につく。
④ エキスパートの試験対策まとめ
- ベーシックより難易度が高く、実務的な知識が求められる
- UX/UI・SEO・JavaScriptを重点的に学ぶ
- 過去問を5年分解き、応用問題に慣れる
- Web制作の実践経験を積み、知識を定着させる
取得後に出来ること
取得すると、Web制作やデザインに関する知識・スキルを証明できるため、さまざまな分野で活躍することが可能になります。
特に、Web業界での就職・転職、フリーランス活動、スキルアップに役立ちます。
WEBデザイナー検定取得後の活躍分野
WEBデザイナー検定は、Webデザインや制作の知識を体系的に学んだ証明になるため、以下の分野で活かすことができます。
① Webデザイナーとして活躍
- 企業やクライアント向けのWebサイト制作
- ECサイトのデザイン・運営
- 企業のコーポレートサイトやランディングページの制作
② Web業界での転職・キャリアアップ
- Web制作会社や広告代理店でのデザイナー職
- マーケティング部門でのWebサイト運用・管理
- SNS運用やコンテンツ制作の仕事
③ フリーランス・副業
- クラウドソーシングを活用し、Webデザインの案件を受注
- バナー制作、ロゴデザイン、LP(ランディングページ)制作などの業務
④ Webエンジニア・フロントエンド開発
- Webデザインの知識を活かし、HTML・CSSコーディング
- JavaScriptを学び、フロントエンドエンジニアとしてのキャリアを築く
⑤ Webマーケティング・SEO分野
- SEO対策を意識したWebデザインを活用し、Webマーケターとして活躍
- GoogleアナリティクスやSNSを活用したマーケティング業務
取得後の具体的な仕事・職種
職種 | 業務内容 | WEBデザイナー検定が活かせるポイント |
---|---|---|
Webデザイナー | Webサイト・ECサイトのデザイン | HTML・CSS、デザインの知識が必須 |
UI/UXデザイナー | ユーザー体験を考慮したデザイン設計 | UX/UIの理解が必要 |
Webコーダー | HTML・CSSを使ったWebサイトの構築 | コーディングの基礎知識が活かせる |
フロントエンドエンジニア | JavaScriptやCSSを使ったWeb開発 | HTML5・CSS3・JavaScriptの知識が役立つ |
Webディレクター | Web制作の進行管理、クライアント対応 | プロジェクト管理の知識が活かせる |
Webマーケター | Web広告・SEO・SNS運用 | SEO・Webコンテンツ制作の知識が活用できる |
フリーランスWebデザイナー | クライアントからの案件を受注 | デザインスキルとWeb知識を活かして収入を得られる |
取得後のメリット
① 就職・転職で有利になる
- Web業界やIT企業のデザイナー・コーダー職の採用時に評価されやすい
- 未経験者でもスキルの証明ができるため、転職活動の強みになる
② フリーランス・副業で仕事を獲得しやすい
- クラウドワークスやランサーズなどのプラットフォームでWebデザイン案件を受注しやすくなる
- 検定取得をアピールすることで、クライアントからの信頼を得やすい
③ Web制作・デザインのスキルアップ
- Webの基礎知識を習得できるため、実務での作業効率が向上
- SEOやマーケティング知識を活かし、Webサイトの集客力を向上
④ 他のIT資格の取得がしやすくなる
- HTML5プロフェッショナル認定試験、Google UXデザイン認定資格、Photoshopクリエイター能力認定試験などの上位資格の学習がスムーズに進められる
ベーシックとエキスパートでできることの違い
項目 | ベーシック(Basic)取得後にできること | エキスパート(Expert)取得後にできること |
---|---|---|
就職・転職 | Webデザイン業界の基礎知識をアピール | Web制作・マーケティングの専門職に応募可能 |
フリーランス・副業 | 小規模なデザイン案件(バナー・名刺デザイン)を受注 | Webサイト全体の設計・デザイン・SEO対策を担当可能 |
スキルアップ | HTML・CSSの基礎、Webデザインの基本を習得 | UX/UIデザイン、SEO、JavaScriptなどを活用 |
対象職種 | 初心者向け(Webデザイナー見習い、アシスタント) | 上級者向け(Webディレクター、UI/UXデザイナー) |
ベーシックは、Web業界の基礎を学ぶための資格として適しており、エキスパートは、より高度なスキルを持つことを証明する資格となる。
取得後に役立つ関連資格
WEBデザイナー検定を取得した後、さらにスキルを伸ばしたい場合は、以下の資格が役立つ。
資格名 | 活かせる分野 | 推奨対象 |
---|---|---|
HTML5プロフェッショナル認定試験 | HTML5・CSS3・JavaScriptの技術力証明 | コーダー・エンジニア |
Photoshopクリエイター能力認定試験 | Photoshopのデザインスキル | Webデザイナー |
Illustratorクリエイター能力認定試験 | ロゴやバナー制作スキル | グラフィックデザイナー |
Google UXデザイン認定資格 | ユーザーエクスペリエンス(UX)の設計 | UX/UIデザイナー |
SEO検定 | Webサイトの検索エンジン最適化 | Webマーケター |
WEBデザイナー検定を足がかりに、より専門的な資格を取得すると、キャリアアップにつながる。
通信・電気系資格一覧
電気主任技術者
電気工事施行管理技士
電気工事士
電気通信主任技術者
ウェブデザイン技能検定
WEBデザイナー検定
無線従事者
情報配線施工技能検定
工事担任者(ネットワーク接続技術者)
WEBクリエイター能力認定試験
ホームページ制作能力認定試験
WEB検定
JWDA WEBデザイン検定
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)