Web業界で必要とされる知識やスキルを証明するための資格です。特定の団体や企業が運営しており、対象とする分野や難易度が異なります。
現在、日本国内で取得できる代表的なWEB関連資格には、以下のようなものがあります。
主なWEB検定資格一覧
資格名 | 主催団体 | 特徴 |
---|---|---|
WEB検定(Webリテラシー・ディレクションなど) | Web検定運営事務局(ボーンデジタル) | Web業界全般の知識を問う資格 |
ウェブデザイン技能検定(国家資格) | インターネットスキル認定普及協会 | Webデザインの国家資格(1級~3級) |
JWDA WEBデザイン検定 | 日本WEBデザイナーズ協会(JWDA) | Webデザインの基礎を問う資格 |
HTML5プロフェッショナル認定試験 | LPI-Japan | HTML5・CSS3・JavaScriptの技術認定 |
Google UX Design Professional Certificate | UI/UXデザインに特化した資格 | |
Google広告認定資格 | Webマーケティングや広告運用のスキル証明 | |
アドビ認定プロフェッショナル(ACP) | Adobe | Photoshop・Illustrator・XDなどのスキル証明 |
この中でも、特に「WEB検定(ボーンデジタル主催)」は、Web業界全般の知識を体系的に学べる資格として人気があります。
WEB検定(ボーンデジタル主催)とは?
概要
WEB検定は、Web業界で働く人が身につけるべき知識を体系的に学べる資格です。
Web制作・マーケティング・ディレクション・戦略など、実務に必要な幅広い知識が出題されます。
項目 | 内容 |
---|---|
資格名 | WEB検定 |
主催 | Web検定運営事務局(ボーンデジタル) |
対象者 | 初心者~中級者(Web業界で働く人) |
試験方式 | オンライン試験(CBT方式) |
試験時間 | 60分 |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
受験資格 | 誰でも受験可能 |
受験料 | 11,000円(税込) |
試験実施場所 | 全国のCBT試験会場またはオンライン |
資格の種類(4つの分野)
WEB検定には、以下の4つの分野があります。
検定名 | 内容 |
---|---|
Webリテラシー | Webの基本概念・技術・制作プロセス |
Webディレクション | Webプロジェクトの進行管理・運営 |
Webデザイン | デザインの原則・UI/UXの基本 |
Webマーケティング | SEO・Web広告・SNS運用 |
受験者は、自分の業務に合った検定を選んで受験することができます。
■主催
(社)全日本能率連盟
目次
受験資格と難易度
受験資格
特別な受験資格なし
WEB検定には年齢・学歴・職歴の制限がなく、誰でも受験できます。Web業界未経験者から、実務経験者まで幅広い層を対象としています。
受験をおすすめする人
- WebデザインやWebマーケティングを学びたい初心者
- Webディレクターやマーケターを目指す人
- Web業界で働いているが、知識を体系的に学びたい人
- 転職やキャリアアップのために資格を取得したい人
実務経験がない場合は、「Webリテラシー」検定からスタートするのがおすすめです。
難易度
WEB検定には、以下の4つの分野があり、それぞれ難易度が異なります。
検定名 | 難易度 | 対象者 |
---|---|---|
Webリテラシー | 易しい | Webの基本を学びたい初心者向け |
Webディレクション | 普通 | Webディレクターやプロジェクト管理経験者向け |
Webデザイン | 普通 | WebデザイナーやUI/UXデザインを学びたい人向け |
Webマーケティング | やや難しい | SEOやWeb広告運用の知識が求められる |
Webリテラシー検定(初心者向け)
- 難易度:易しい
- 合格率の目安:80%前後
- 出題範囲:HTML・CSS・サーバー・ドメインの基本、Web制作の流れ、セキュリティ対策
Web業界未経験者でも、基礎的な学習をすれば合格しやすい試験です。
Webディレクション検定(中級者向け)
- 難易度:普通
- 合格率の目安:60~70%
- 出題範囲:Webプロジェクトの企画・設計・進行管理、チームマネジメント、サイト運用
Webディレクター経験があると合格しやすいですが、未経験者でも学習すれば十分合格可能です。
Webデザイン検定(中級者向け)
- 難易度:普通
- 合格率の目安:60~70%
- 出題範囲:デザインの基本原則、UI/UXデザイン、Webアクセシビリティ
デザインの基礎を学び、Adobe XDやFigmaなどのツールを使えるようにすれば合格可能です。
Webマーケティング検定(やや難しい)
- 難易度:やや難しい
- 合格率の目安:50~60%
- 出題範囲:SEO対策、Web広告、アクセス解析
SEOやWeb広告の知識が問われるため、Webマーケティングの業務経験がないと難しく感じることがあります。未経験者は、Googleの「デジタルマーケティング認定資格」や「Google広告認定資格」と合わせて学習すると効果的です。
試験の合格基準
- 合格基準:70%以上の正答率
- 試験時間:60分
- 試験方式:CBT(コンピュータ試験)
試験は選択式の問題(○×・四択)で構成されており、実技試験はありません。
試験内容
Web業界で必要な知識を体系的に学び、スキルを証明できる資格です。
試験は以下の4つの分野に分かれており、それぞれ異なる試験内容が出題されます。
- Webリテラシー(初心者向け)
- Webディレクション(中級者向け)
- Webデザイン(デザイナー向け)
- Webマーケティング(マーケター向け)
試験概要
項目 | 内容 |
---|---|
試験形式 | CBT(コンピュータ試験) |
問題数 | 約40~50問(試験による) |
試験時間 | 60分 |
出題形式 | 選択式(○×、四択) |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
受験資格 | なし(誰でも受験可能) |
受験料 | 11,000円(税込) |
試験実施場所 | 全国のCBT試験会場またはオンライン |
試験は選択式のみで、実技試験はありません。
試験内容(分野別)
各分野ごとに、試験の出題範囲を詳しく解説します。
① Webリテラシー(初心者向け)
対象者:Web業界の基礎知識を学びたい人
主な出題範囲
-
Webの仕組み
- インターネットとWebの基本
- HTML・CSS・JavaScriptの基礎知識
- サーバー・ドメイン・DNSの仕組み
- HTTP・HTTPS・SSLの基礎
-
Web制作の流れ
- 企画・設計・デザイン・開発・運用の流れ
- ワイヤーフレームとプロトタイピング
-
セキュリティ
- 個人情報保護(Pマーク、GDPR)
- Webサイトのセキュリティ対策(XSS、SQLインジェクション)
-
基本的なWebツール
- CMS(WordPressなど)の基礎知識
- Webサイトの更新・管理方法
難易度:易しい(基礎を学べば合格可能)
② Webディレクション(中級者向け)
対象者:Webディレクターを目指す人、プロジェクト管理を学びたい人
主な出題範囲
-
Webプロジェクトの進行管理
- Webサイト制作のワークフロー
- スケジュール管理、タスク管理
-
チームマネジメント
- Webデザイナー、エンジニアとの連携
- クライアントとのコミュニケーション方法
-
予算と見積もり
- Webサイト制作のコスト管理
- 見積もりの作成方法
-
サイト運用と改善
- KPI(重要業績評価指標)とKGI(重要目標達成指標)の設定
- Web解析ツールの活用
難易度:普通(業務経験があると有利)
③ Webデザイン(デザイナー向け)
対象者:Webデザイナー、UI/UXデザインを学びたい人
主な出題範囲
-
デザインの基本原則
- 配色理論(カラーコントラスト・トーン)
- レイアウト(グリッドシステム、ホワイトスペース)
-
UI/UXデザイン
- ユーザーインターフェース(UI)の設計
- ユーザビリティとアクセシビリティ
- モバイルファーストデザイン
-
デザインツール
- Photoshop・Illustrator・Adobe XD・Figmaの基礎
-
Webフォントとタイポグラフィ
- フォントの種類と選び方
- レスポンシブデザインでのフォント設定
-
コーディングの基礎
- HTMLとCSSの基本知識
- レスポンシブデザインの実装方法
難易度:普通(デザイン経験があると有利)
④ Webマーケティング(マーケター向け)
対象者:Webマーケティング、SEO、広告運用を学びたい人
主な出題範囲
-
SEO(検索エンジン最適化)
- Google検索アルゴリズムの基本
- キーワード選定とコンテンツSEO
- 内部対策と外部対策(被リンク、構造化データ)
-
Web広告
- Google広告(リスティング広告・ディスプレイ広告)
- SNS広告(Facebook、Instagram、Twitter、LINE広告)
- LPO(ランディングページ最適化)
-
アクセス解析
- Googleアナリティクスの基本
- ユーザー行動分析(直帰率、離脱率、コンバージョン率)
-
SNSマーケティング
- SNS運用(Facebook、Instagram、Twitterの活用方法)
- インフルエンサーマーケティング
難易度:やや難しい(実務経験があると有利)
試験対策
効果的な試験対策の流れ
① 試験範囲を理解する
WEB検定は、以下の4つの分野に分かれています。
自分が受験する分野の試験範囲を把握し、必要な学習を進めましょう。
検定名 | 試験範囲 | 難易度 |
---|---|---|
Webリテラシー | Webの基礎知識、HTML・CSS、サーバー、セキュリティ | 易しい |
Webディレクション | プロジェクト管理、クライアント対応、Webサイト運用 | 普通 |
Webデザイン | UI/UX、レイアウト、タイポグラフィ、アクセシビリティ | 普通 |
Webマーケティング | SEO、広告運用、アクセス解析、SNSマーケティング | やや難しい |
試験は**すべて選択式(○×・四択)**で、実技試験はありません。
② 公式テキストを活用する
WEB検定には、公式のテキストが用意されています。
公式テキストに沿って学習することが、合格への最短ルートです。
おすすめの教材
- 「WEB検定 公式テキスト(ボーンデジタル)」
- 「HTML&CSSデザインブック」
- 「マーケティング基礎講座(Googleデジタルワークショップ)」
特に、未経験者は「Webリテラシー」の公式テキストを活用し、基本を押さえることが重要です。
③ 無料学習サイトを活用する
公式テキストだけでなく、Webの基礎知識を学べるオンライン教材を活用することで、理解を深めることができます。
学習サイト | 学べる内容 |
---|---|
Progate(プロゲート) | HTML・CSS・JavaScriptの基礎学習 |
ドットインストール | Web制作・デザイン・プログラミングの動画講座 |
MDN Web Docs | HTML・CSSの詳細なリファレンス |
Googleデジタルワークショップ | SEO・Webマーケティングの基礎 |
特に、「Googleデジタルワークショップ」では、Webマーケティングの基礎知識を学べるため、Webマーケティング検定の受験者におすすめです。
④ 実際にWebサイトを作ってみる
試験は実技ではありませんが、実際にWebサイトを作ってみると、理解が深まり、試験の知識を活かしやすくなります。
練習方法の例
- HTMLとCSSで簡単なWebサイトを作る(Progateやドットインストールを活用)
- レスポンシブデザインを実装する(CSSメディアクエリを学ぶ)
- SEO対策を意識したサイトを作る(Google検索で上位表示される方法を学ぶ)
- Googleアナリティクスでアクセス解析を行う(流入データの分析を練習する)
これらを実践することで、試験で出題される内容が理解しやすくなります。
⑤ 模擬試験を解いて試験形式に慣れる
試験では、時間制限があるため、過去問題や模擬試験を解いて形式に慣れることが重要です。
模擬試験の活用方法
- 時間を計って試験と同じ条件で解く(60分以内に40~50問解答)
- 間違えた問題を復習し、正しい知識を理解する
- 苦手な分野を重点的に学習する(デザインが苦手なら配色理論を学ぶ)
過去問や模擬試験が提供されている場合は、試験直前に必ず解いておくことをおすすめします。
レベル別の具体的な試験対策
Webリテラシー(初心者向け)
- 基礎を理解する(HTML・CSS・Webの仕組み)
- Webサイトの制作プロセスを把握する(企画・設計・開発・運用)
- セキュリティの基礎を学ぶ(SSL・個人情報保護)
Webディレクション(中級者向け)
- プロジェクト管理の基礎を学ぶ(スケジュール管理・タスク管理)
- クライアント対応のノウハウを学ぶ(ヒアリング・見積もり)
- サイト運用・解析を理解する(KPI・アクセス解析)
Webデザイン(デザイナー向け)
- デザインの基本原則を学ぶ(配色理論・レイアウト)
- UI/UXデザインを実践する(Figma・Adobe XDを使う)
- アクセシビリティの基礎を学ぶ(視覚障がい者対応など)
Webマーケティング(マーケター向け)
- SEOの基礎を学ぶ(Google検索の仕組み・キーワード最適化)
- Web広告の仕組みを理解する(リスティング広告・SNS広告)
- アクセス解析の基本を学ぶ(Googleアナリティクス・ヒートマップ解析)
取得後に出来ること
取得することで、**就職・転職活動でのアピールや、フリーランス・副業の仕事に活かすことができます。**また、企業内でのWeb業務やマーケティング活動にも役立ちます。
1. 就職・転職活動でのアピール
Web業界の職種に応募しやすくなる
WEB検定を取得すると、以下のような職種への応募がしやすくなります。
職種 | 必要なスキル |
---|---|
Webデザイナー | Photoshop、Illustrator、HTML、CSS、UI/UX |
Webディレクター | Web制作の進行管理、クライアント対応 |
フロントエンドエンジニア | HTML、CSS、JavaScript |
Webマーケター | SEO、Web広告、SNS運用、アクセス解析 |
コンテンツディレクター | Webライティング、SEO、マーケティング戦略 |
ECサイト運営者 | 商品ページの最適化、Web広告運用 |
特に、未経験者がWeb業界に転職を目指す際に、スキルを証明する手段として有効です。
企業のWeb担当者として活躍できる
企業内でのWebサイトの運用・管理を任される機会が増えるため、マーケティングや広報担当としてのキャリアにも活かせます。
2. フリーランス・副業で仕事を受注しやすくなる
WEB検定の知識を活かして、クラウドソーシングやSNSを通じてWeb関連の仕事を受注することも可能です。
フリーランス・副業での活用例
副業・フリーランスの仕事 | 必要なスキル |
---|---|
Webサイト制作 | HTML、CSS、WordPress |
バナー・広告デザイン | Photoshop、Illustrator |
ECサイトの運営サポート | 商品ページ作成、SEO対策 |
Webライティング | SEO、コンテンツマーケティング |
SNSマーケティング支援 | Instagram、Twitter、Facebook広告運用 |
クラウドワークスやランサーズなどのサイトでは、Webデザインやマーケティングの案件が多くあります。
WEB検定を取得することで、クライアントにスキルを証明でき、案件を受注しやすくなります。
3. 企業内でのスキル活用
社内のWeb業務を担当できる
WEB検定の知識を活かし、企業のWeb担当者として以下の業務を担当することができます。
業務内容 | 活用できるスキル |
---|---|
企業ホームページの運用 | HTML・CSS、SEO、アクセス解析 |
社内資料やプレゼン資料のデザイン改善 | Photoshop・Illustrator |
Web広告やSNS運用 | Google広告、SNSマーケティング |
ECサイトの運営 | Webライティング、コンテンツマーケティング |
データ分析と改善提案 | Googleアナリティクス、ヒートマップ解析 |
企業によっては、Webデザインやマーケティングを専門に行う部署がない場合もあるため、
WEB検定を取得することで、企業内でのWeb業務を担当するチャンスが広がります。
4. 自分でWebサイトを作成・運営できる
WEB検定で学ぶスキルを活かして、自分でWebサイトを作成し、収益化につなげることも可能です。
活用例
- ポートフォリオサイトを作成し、自分のスキルをアピール
- ブログを運営し、アフィリエイト収益を得る(Google AdSense、Amazonアソシエイトなど)
- ネットショップを開設し、商品を販売(BASE、Shopifyなど)
特に、ポートフォリオサイトを作成することで、Webデザインやライティングのスキルをクライアントに見せることができ、仕事につながりやすくなります。
5. キャリアアップやスキルアップにつながる
WEB検定を取得した後、さらに上位の資格を目指すことで、より高度なスキルを身につけ、キャリアアップにつなげることができます。
次に目指すべき資格やスキル
資格・スキル | 内容 |
---|---|
HTML5プロフェッショナル認定試験 | HTML5・CSS3・JavaScriptの技術認定 |
ウェブデザイン技能検定(国家資格) | Webデザインの国家資格(1級~3級) |
アドビ認定プロフェッショナル(ACP) | Photoshop・Illustrator・XDなどのスキル証明 |
Google広告認定資格 | Web広告の運用スキルを証明 |
Google UX Design Professional Certificate | UI/UXデザインに特化した資格 |
特に、HTML5プロフェッショナル認定試験やウェブデザイン技能検定は、Webデザイン業界で評価されやすい資格のため、さらなるキャリアアップを目指す人におすすめです。
通信・電気系資格一覧
電気主任技術者
電気工事施行管理技士
電気工事士
電気通信主任技術者
ウェブデザイン技能検定
WEBデザイナー検定
無線従事者
情報配線施工技能検定
工事担任者(ネットワーク接続技術者)
WEBクリエイター能力認定試験
ホームページ制作能力認定試験
WEB検定
JWDA WEBデザイン検定
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)