構造設計一級建築士

一定規模以上の建築物の構造設計については、構造設計一級建築士が自ら設計を行うか若しくは構造設計一級建築士に構造関係規定への適合性の確認を受けることが義務付けられました。この構造関係規定への適合性の確認がなされずに建築基準法に定める建築確認申請が行われた場合には、その建築確認申請書は受理されないこととなっています。

受験資格と難易度

難易度:★★★★★

受験資格:一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習の課程を修了

受験データ

受験料:申込区分Ⅰ 52,500 円(うち消費税額2,500 円)、申込区分Ⅱ 42,000 円(うち消費税額2,000 円)、申込区分Ⅲ 47,250 円(うち消費税額2,250 円)、申込区分Ⅳ 15,750 円(うち消費税額 750 円)

試験場所:当センター各支部並びに各都道府県の建築士会

主催
(財)建築技術教育普及センター

試験について

申込区分
(1) 申込区分Ⅰ(全科目)
講習の全科目を受講する場合の申込区分で、「一級建築士」が対象となります。
(注)建築構造士、構造専攻建築士、APECエンジニア(建築構造技術者)のいずれかの資格を有する方に対する「建築物の
構造に関する科目」の講義及び修了考査の一部免除は、構造設計一級建築士資格取得講習(いわゆる「みなし講習」)
に限った措置でしたので、該当する方は申込区分Ⅰで申込んで下さい。
(2) 申込区分Ⅱ(法適合確認のみ)
平成20 年度に実施された講習(みなし講習を含む。)の修了考査において「構造設計」に合格された方が、講義及び修了
考査のうち、「構造設計」に対応する「建築物の構造に関する科目」の免除を希望する場合の申込区分です。
(3) 申込区分Ⅲ(構造設計のみ)
平成20 年度に実施された講習(みなし講習を含む。)の修了考査において「法適合確認」に合格された方が、講義及び修
了考査のうち、「法適合確認」に対応する「構造関係規定に関する科目」の免除を希望する場合の申込区分です。
(4) 申込区分Ⅳ(構造計算適合性判定資格者)
「一級建築士」かつ「構造計算適合性判定資格者」(構造計算適合性判定員候補者名簿に掲載された者又は指定構造計算適
合性判定機関に在籍している者に限る。)で、講義の一部及び修了考査の免除を希望する場合の申込区分です。

修了考査

考査区分 出題形式 出題科目 出題内容
法適合確認 記述式 構造関係規定に関する科目 記述式問題: 3 問
記述式問題: 2 問
計 5 問
構造設計 4 枝択一式
及び記述式
建築物の構造に関する科目 4枝択一式:20 問
記述式問題: 3 問

こんな人にお勧め

不明

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