Accessビジネスデータベース技能認定試験

Microsoft Accessの実務スキルを測定するための資格試験です。データベースの作成、管理、クエリ、フォーム、レポートの作成など、Accessの基本から応用までの知識が問われます。

受験資格と難易度

受験資格

Accessビジネスデータベース技能認定試験には、特別な受験資格はありません。
誰でも申し込めるので、初心者から上級者まで自分のレベルに合わせて受験できます。

難易度(級ごとのレベル)

3級(初級) – 基本操作レベル

難易度:★☆☆☆☆(簡単)
対象:Accessを初めて学ぶ人、基本操作を身につけたい人

2級(中級) – 実務レベル

難易度:★★★☆☆(普通)
対象:Accessを業務で使用する人、データ管理を行う人

1級(上級) – データベース設計・運用レベル

難易度:★★★★★(難しい)
対象:Accessを使って業務効率化を行う人、データベース管理者

試験内容

試験は 実技試験(パソコン操作) で行われ、各級ごとにAccessを使ったデータベースの作成や操作のスキルが問われます。

3級(初級) – Accessの基本操作をマスターするレベル

試験範囲

テーブルの作成

  • フィールドの設定(データ型、フィールドサイズの指定)
  • 主キーの設定
  • データの入力・編集

クエリ(データ検索・抽出)

  • 選択クエリ(条件を指定してデータを抽出)
  • ソート(昇順・降順)

フォームの作成・編集

  • データ入力フォームの作成
  • 基本的なコントロールの配置(テキストボックス、ボタンなど)

レポートの作成

  • レポートのデザイン変更
  • グループ化・集計

試験の特徴:Accessの基本的な操作ができれば合格しやすいレベル

2級(中級) – 業務で使えるAccessスキル

試験範囲

テーブルの設計・リレーションシップの設定

  • 正規化の基礎(データの整理)
  • 外部キーの設定
  • テーブル間のリレーションシップ設定

クエリ(データの活用)

  • 選択クエリの応用(複数条件でのデータ抽出)
  • アクションクエリ(追加、更新、削除クエリ)
  • パラメータクエリ(ユーザー入力によるデータ抽出)

フォームの応用

  • フォームにボタンやドロップダウンリストを追加
  • 条件付き書式の設定

レポートの応用

  • レポートの詳細設定(計算フィールド、グループ化の活用)

マクロの基礎

  • 簡単なマクロを使った操作の自動化

試験の特徴:

  • 業務で使える実践的なスキルが問われる
  • データの抽出や加工がスムーズにできることが求められる

1級(上級) – データベース設計・運用レベル

試験範囲

高度なテーブル設計

  • データベースの正規化(第3正規形まで)
  • テーブルの最適な設計方法

高度なクエリ(SQLの活用)

  • SQLを用いたデータ操作(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE)
  • クロス集計クエリの作成

フォームの高度な活用

  • サブフォームの作成(親子関係のあるフォーム)
  • VBA(Visual Basic for Applications)の基礎

レポートの最適化

  • 計算フィールドやカスタム関数の利用

マクロとVBAの活用

  • マクロでの業務自動化(ボタン操作、条件分岐)
  • VBAを使ったフォームの制御(ユーザー入力チェックなど)

試験の特徴:

  • Accessの設計・管理をできる人向けの内容
  • VBAやSQLを使った業務効率化が求められる
  • システム管理者や上級ユーザー向けの試験

試験形式(全級共通)

試験方法:実技試験(パソコンを使用)
試験時間:60分
合格基準:70%以上の得点で合格

試験対策

基本操作を確実に身につける

試験は 実技試験 なので、Accessの基本操作をスムーズに行えるように練習が必要です。

共通の基本対策

  • リボンの各機能を理解する(テーブル・クエリ・フォーム・レポート)
  • ショートカットキーを活用する(データ入力やナビゲーションを効率化)
  • Accessのヘルプ機能を活用する(分からない機能をすぐ調べる癖をつける)

級別の試験対策

【3級対策】(基本操作を確実に)

  • Accessの公式チュートリアルや入門書を活用する
  • 簡単なデータベースを作成し、クエリ・フォーム・レポートを実際に操作する
  • 過去問題集を解き、試験の流れに慣れる

【2級対策】(実務レベルの操作を強化)

  • 複数のテーブルを関連付けたデータベースを作成し、リレーションシップの概念を理解する
  • SQLの基本文法(SELECT、WHERE、ORDER BY など)を学び、クエリの構造を理解する
  • 過去問題や模擬試験を解き、時間配分を意識しながら練習する

【1級対策】(高度なデータベース設計とVBAの活用)

  • AccessのSQLビューを使い、手書きでクエリを作成する練習をする
  • VBAの基礎を学び、フォームやボタンに動作を追加できるようにする
  • 実務で使うようなデータベースを作成し、業務シミュレーションをする
  • 過去問題や模擬試験で、複雑な操作の流れを身につける

過去問題・模擬試験を活用する

試験の形式や出題傾向を知るために、過去問題を解くことが重要です。

過去問題・模擬試験の活用方法

  • 試験時間を計って解く(60分で解き切る練習をする)
  • 間違えた問題を復習し、操作方法を確実に理解する
  • 出題頻度の高い項目を重点的に学習する(クエリ・リレーションシップ・フォームの設定 など)

公式サイトや市販の問題集を活用し、試験の流れを掴みましょう。

取得後に出来ること

事務職やデータ管理の仕事で活用

Accessは、企業のデータ管理業務でよく使われるソフトです。資格を取得することで、次のような業務をスムーズにこなせるようになります。

業務の具体例

  • データ入力・管理(顧客情報・売上データ・在庫管理など)
  • クエリを活用したデータ検索・抽出(特定条件のデータを素早く表示)
  • 自動レポート作成(定期的な売上分析や集計レポートの作成)
  • Excelと連携してデータ処理を効率化

Accessのスキルを持っていると、Excelでは処理しきれない大量データの管理や、複数のデータを組み合わせた高度な分析ができるため、業務の効率化や正確性向上 に貢献できます。

企業のシステム管理やデータベース運用に関わる

Accessは、小規模なデータベースシステムとして企業の社内システムで使われることが多いです。資格取得後は、以下のような業務に携わることが可能になります。

データベース管理の具体例

  • 社内データベースの設計・管理(顧客管理・商品管理システムなど)
  • リレーションシップを活用した最適なデータ構造の設計
  • SQLを使ったデータ分析やレポート作成
  • VBAを活用した業務の自動化(データ入力や処理の自動実行)

Accessの1級を取得すると、データベースの設計やSQL、VBAの知識を活かして、業務システムの開発や運用 もできるようになります。

キャリアアップ・転職に有利になる

Accessの資格を取得すると、事務職やIT関連職での評価が上がり、キャリアアップや転職に役立ちます。

活かせる職種

  • 一般事務・営業事務(データ管理や集計業務がスムーズにできる)
  • 経理・財務(Accessを使った売上管理や経費分析)
  • データアナリスト(クエリやSQLを活用したデータ分析)
  • システム管理者(社内SE)(Accessを使った社内データベースの管理)
  • ITエンジニア・プログラマー(Access+VBAやSQLのスキルを活用)

特に、AccessとExcelを連携させた業務効率化 ができると、事務職やデータ分析職で高評価を得られます。

業務効率化や自動化ができる

Accessのスキルを活かすことで、繰り返しの作業を自動化し、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。

具体的な活用例

  • VBAを使ったデータ入力の自動化(ボタン一つでデータを登録・更新)
  • マクロを活用して作業の手間を削減(レポート印刷・メール送信の自動化)
  • Excelと連携し、データ集計を簡単に(AccessのデータをExcelに出力して分析)

業務効率を上げることで、単純作業を減らし、より重要な業務に集中できる環境を作ることができます。

さらに上位の資格取得やスキルアップの土台になる

Accessの資格を取得した後は、さらに上位の資格や専門スキルを学ぶことで、より高度なキャリアを目指せます。

おすすめのスキル・資格

  • MOS(Microsoft Office Specialist)Access(Microsoft公式の資格)
  • 基本情報技術者試験(IT業界向け)
  • データベーススペシャリスト試験(国家資格)
  • SQL・VBAのさらなる学習(より高度なデータ処理が可能に)
  • Power BIやPythonを学び、データ分析スキルを強化

Accessをマスターした後、データベース管理やプログラミングのスキルを伸ばせば、より専門的な職種へのキャリアアップも可能 になります。

おすすめの講習、教材

教材

 講座

コンピューター系資格一覧

応用情報技術者試験
基本情報技術者
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
システム監査技術者
ITサービスマネージャ試験
ITパスポート試験
ネットワークスペシャリスト試験
プロジェクトマネージャ
情報処理安全確保支援士試験(RISS)
データベーススペシャリスト試験
Accessビジネスデータベース技能認定試験
Excel表計算処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
Javaプログラミング能力認定試験
COBOLプログラミング能力認定試験
パソコン検定(P検)
C言語プログラミング能力認定試験
情報処理技術者能力認定試験
VisualBasicプログラミング能力認定試験
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
VBAエキスパート
IC3
ワードプロセッサ技能認定試験
パソコン技能検定Ⅱ種試験
EC(電子商取引)実践能力検定
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CAD利用技術者試験
ORACLE MASTER(オラクルマスター)
会計ソフト実務能力試験
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A+
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J検(情報検定)
Linux+
Network+
UBA能力検定
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マイクロソフト認定資格プログラム
Linux技術者認定試験
情報セキュリティ検定試験
UMLモデリング技能認定試験
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CGエンジニア検定
画像処理エンジニア検定
シスコ技術者認定
インターネット検定 .com Master
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Turbo-CE/Pro/CI
CIW
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PostgreSQL CE
情報ネットワーク施工プロフェッショナル(INIP)
Zend PHP 5 Certification
商PC検定試験

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