Excel表計算処理技能認定試験

Excel表計算処理技能認定試験 は、Microsoft Excelを使用した 表計算・データ分析・グラフ作成・関数の活用スキルを測定する資格試験 です。

事務職・経理・営業・マーケティングなど、データを扱う業務に必須のスキル を証明できる資格です。

この試験は、サーティファイ(Certify, Inc.) という団体が実施しており、実務で役立つスキルを重視 した内容になっています。

主催
サーティファイ ソフトウェア活用能力検定委員会

受験資格と難易度

受験資格

Excel表計算処理技能認定試験には、受験資格の制限はありません

  • 年齢・学歴・職歴を問わず、誰でも受験可能
  • どの級からでも受験できる(3級から順番に受ける必要はない)

ただし、1級は高度なExcelスキルが求められるため、業務経験者向け となっています。

難易度の目安

Excel表計算処理技能認定試験は、3級・2級・1級 の3つのレベルがあり、級が上がるほど 操作スピード・正確性・高度な関数やデータ分析の活用 が求められます。

レベル・対象者 試験内容 難易度(★の数)
1級 上級(実務経験者向け) データ分析、マクロ、業務効率化 ★★★★★(難関)
2級 中級(事務職・営業向け) 関数の活用、グラフ作成、データ分析 ★★★★☆(やや難)
3級 初級(初心者向け) 基本的な表計算、データ入力、四則演算 ★★☆☆☆(普通)

試験内容

試験時間はすべて60分 で、操作のスピードと正確性が重要 になります。

試験形式

試験内容 出題形式 試験時間
1級 業務レベルのデータ分析・マクロの活用 実技試験(Excelを使用) 60分
2級 ビジネスで使うExcelスキル(関数・グラフ・データ整理) 実技試験(Excelを使用) 60分
3級 Excelの基本操作(表計算・データ入力・簡単な関数) 実技試験(Excelを使用) 60分

すべての級でExcelの操作が必須となり、筆記試験はありません。

各級の試験内容詳細

3級(Excelの基礎)

試験範囲

3級は、Excelの基本操作を習得し、簡単な表計算ができるかを問う試験 です。

カテゴリ 試験内容
データ入力・編集 セルの入力、オートフィル、コピー&ペースト
書式設定 フォント変更、セルの結合、罫線の設定
計算式の作成 四則演算(+、-、×、÷)
基本的な関数 SUM(合計)、AVERAGE(平均)
簡単なグラフ作成 棒グラフ・円グラフ
合格基準
  • 60%以上の正答率 で合格
  • 基本的なExcel操作を理解していれば独学でも合格可能

2級(ビジネスレベル)

試験範囲

2級は、実務で必要な関数やデータ分析スキルを問う試験 です。

カテゴリ 試験内容
関数の活用 IF(条件分岐)、COUNTIF(条件付きカウント)、VLOOKUP(データ検索)、HLOOKUP
データの並べ替え・フィルタ 昇順・降順の並べ替え、フィルタの適用
グラフ作成 折れ線グラフ・複合グラフ
条件付き書式 指定条件に応じたセルの書式設定
データの保護 シートの保護、セルのロック
合格基準
  • 70%以上の正答率 で合格
  • 関数やデータ処理の知識が求められるが、独学でも十分合格可能

1級(業務レベル)

試験範囲

1級は、業務効率化・データ分析・マクロ(VBA)を活用した試験 です。

カテゴリ 試験内容
データ分析 ピボットテーブル、統計関数(STDEV、VARなど)
マクロの活用 VBA(Visual Basic for Applications)
高度な関数 INDEX・MATCH(データ取得)、SUMIF・DSUM(条件付き合計)
シートの連携 複数シートを活用したデータ処理
業務の効率化 自動化ツールの作成
合格基準
  • 80%以上の正答率 で合格
  • マクロやVBAの基礎知識があると有利

試験対策

受験級別の試験対策

3級(Excelの基礎レベル)

試験範囲と対策

3級では、Excelの基本操作をスムーズに行うこと が求められます。

試験範囲 対策方法
データ入力・編集 セルの入力・削除、オートフィルの使い方をマスター
書式設定 フォント変更、セルの結合、罫線の適用を素早くできるようにする
四則演算(+、-、×、÷) 計算式の入力とセル参照(A1+B1など)に慣れる
基本的な関数(SUM・AVERAGE) 数値の合計や平均を求める関数を確実に使えるようにする
簡単なグラフ作成 棒グラフ・円グラフの作成とラベル設定を練習
具体的な対策

ショートカットキーを覚える

  • Ctrl+C(コピー)、Ctrl+V(貼り付け)、Ctrl+B(太字)などを活用

Excelの基本操作を繰り返し練習

  • 会社の売上データや家計簿を作成し、SUM・AVERAGE関数を使ってみる

過去問題を解いて試験形式に慣れる

  • サーティファイの公式サイトや市販の問題集で模擬試験を受ける

タイピング速度を上げる

  • e-typingでキーボード操作を練習
合格のポイント
  • 基礎操作を確実に行い、ミスを減らす
  • 試験時間内に課題をすべて完了できるスピードを意識する
  • ショートカットキーを活用し、作業効率を向上させる

2級(ビジネス実務レベル)

試験範囲と対策

2級では、Excelを業務で活用するためのスキル が問われます。

試験範囲 対策方法
関数の活用 IF(条件分岐)、COUNTIF(条件付きカウント)、VLOOKUP(データ検索)を重点的に学習
データの並べ替え・フィルタ 売上データを昇順・降順で並べ替え、条件に合うデータのみ表示できるようにする
グラフ作成 折れ線グラフ・複合グラフを適切なデザインで作成
条件付き書式 例えば、売上が10万円以上ならセルの色を変更するなどの設定を練習
シートの保護 重要なデータを編集できないようにロックする方法を学ぶ
具体的な対策

Excelの関数を重点的に練習

  • IF(条件分岐)、COUNTIF(特定条件のカウント)、VLOOKUP(データ検索)を使いこなす
  • Excelのヘルプ機能を活用して関数の意味を理解する

売上データや顧客データを使った実践的な課題を解く

  • フィルタ機能を活用し、特定の条件に合うデータのみ抽出する

グラフの作成とデザイン調整を素早く行う練習

  • X軸・Y軸のタイトルや凡例を適切に設定する

模擬試験を受けて試験時間内に作業を完了する練習をする

  • 60分以内にすべての課題を解けるように時間配分を意識する
合格のポイント
  • 関数の使い方を完全にマスターする(特にVLOOKUP・IF)
  • データの並べ替え・フィルタ・条件付き書式を使いこなす
  • ミスなく素早く操作できるようにショートカットキーを活用する

1級(業務効率化・データ分析レベル)

試験範囲と対策

1級では、業務の自動化・データ分析・高度な関数の活用が求められます

試験範囲 対策方法
データ分析 ピボットテーブルを活用し、大量のデータを集計・分析
マクロ(VBA) 業務の効率化を図るため、マクロを作成してデータ処理を自動化
高度な関数 INDEX・MATCH(データ取得)、SUMIF・DSUM(条件付き合計)
シートの連携 複数のシートを使用し、データを統合・分析
業務の効率化 Excelを使った業務改善の提案ができるようにする
具体的な対策

ピボットテーブルを活用し、データ分析の練習をする

  • 商品別売上、月別売上などをピボットテーブルで集計

マクロ(VBA)の基礎を学び、業務自動化を試す

  • シンプルなマクロを作成し、繰り返し作業を自動化

高度な関数を組み合わせて使う

  • INDEX+MATCHを使い、特定データを検索・取得

模擬試験を受け、時間内に作業を完了できるようにする

  • 試験時間(60分)内で、ピボットテーブルや関数を素早く設定できるようにする
合格のポイント
  • ピボットテーブルを活用し、大量のデータを効率的に分析できるようにする
  • マクロ(VBA)を活用し、業務の自動化を試みる
  • Excelの高度な関数を組み合わせてデータ処理を行う

取得後に出来ること

就職・転職で有利になる

(1)Excelスキルを証明できる

  • 事務職・営業職・経理職・マーケティング職・公務員など で評価される
  • 履歴書や職務経歴書に記載することで、PCスキルをアピールできる
  • 実技試験なので、「実務で使えるExcelスキルがある」と証明できる

Excelスキルが求められる職種

職種 求められるExcelスキル 推奨級
一般事務・営業事務 表作成・データ入力・四則演算 2級以上
営業・企画職 売上データの管理・グラフ作成 2級以上
経理・総務 予算管理・財務データの集計 2級以上
マーケティング データ分析・レポート作成 1級以上
ITエンジニア VBA・マクロによる業務自動化 1級

(2)未経験でもPCスキルをアピールできる

Excel表計算処理技能認定試験を取得していると、
「Excelを業務レベルで使える」ことを証明できるため、
事務職やオフィスワーク未経験でも採用されやすくなる というメリットがあります。

仕事の業務効率が向上する

(1)データ集計や分析が速くなる

試験勉強を通じて、関数・データ整理・グラフ作成・ショートカットキーの活用 などを学べるため、
業務でのExcel作業が大幅に効率化できる

スキル 業務での活用例
関数(SUM・IF・VLOOKUP) 売上・在庫の自動計算、データ検索
条件付き書式 重要なデータを自動で強調表示
グラフ作成 分析結果を見やすく可視化
ピボットテーブル(1級) 大量のデータを素早く集計・分析
マクロ(1級) 繰り返し作業を自動化

(2)社内のExcel業務を改善できる

2級以上を取得すると、Excelを活用して業務の効率化ができるようになる

  • Excelの関数を使って手作業の計算を自動化
  • ピボットテーブルで大量のデータを整理
  • マクロを活用して、毎日のルーチン作業を自動化(1級)

Excelが得意な人は社内で重宝されるため、評価が上がる ことが期待できる。

仕事の幅が広がる

(1)社内での評価が上がる

  • 「PCに詳しい人」として、Excel関連の業務を任される
  • 「Excel業務の改善方法」を社内で提案できるようになる
  • データ分析スキルを活かして、経営判断に役立つ資料を作成できる(1級)

(2)スキルを活かした副業・在宅ワークが可能

Excelのスキルがあると、クラウドソーシングサイトで副業ができる

仕事の種類 仕事内容 推奨級
データ入力 Excelを使ったデータ整理 3級以上
レポート作成 企業向けのデータ分析レポート作成 2級以上
Excelマクロ開発 VBAを使った業務自動化 1級

特に、1級を取得すると、Excelを使った業務のコンサルティングや業務効率化の提案ができるため、高単価の仕事を受注できる

他の資格取得に役立つ

Excel表計算処理技能認定試験で学んだスキルは、他のPC関連資格にも活かせる

資格名 内容 関連スキル
MOS(Microsoft Office Specialist) Microsoft公式のExcel資格 Excelの応用スキルが問われる
日商簿記(経理職向け) 会計・財務データを扱うスキル Excelを活用した財務分析ができる
データ分析基礎(統計検定) データ分析・統計の基礎 ピボットテーブル・データ集計スキルが活かせる

特に、MOS(Microsoft Office Specialist)と組み合わせると、Excelスキルの証明力がさらに強化される

取得級ごとの活用ポイント

3級(基礎レベル)

▶ 基本的なPCスキルがあることを証明

  • 未経験から事務職を目指す人におすすめ
  • 日常業務でExcelを使う人のスキルアップに最適
  • データ入力や簡単な表計算の仕事に活用できる

2級(ビジネス実務レベル)

▶ 事務職・営業職・経理職などで評価されるスキル

  • Excelの関数・データ分析・グラフ作成ができる
  • 仕事の業務効率を向上させることができる
  • 企業のPCスキル評価基準として認められる

1級(業務効率化・データ分析レベル)

▶ 業務改善・Excelの自動化・データ分析を活用できる

  • ピボットテーブル・マクロを活用し、業務の自動化が可能
  • マーケティング・経営企画・IT職でのデータ分析に活かせる
  • 副業・フリーランスとしてExcel業務のコンサルティングが可能

おすすめの講習、教材

教材

 講座

コンピューター系資格一覧

応用情報技術者試験
基本情報技術者
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
システム監査技術者
ITサービスマネージャ試験
ITパスポート試験
ネットワークスペシャリスト試験
プロジェクトマネージャ
情報処理安全確保支援士試験(RISS)
データベーススペシャリスト試験
Accessビジネスデータベース技能認定試験
Excel表計算処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
Javaプログラミング能力認定試験
COBOLプログラミング能力認定試験
パソコン検定(P検)
C言語プログラミング能力認定試験
情報処理技術者能力認定試験
VisualBasicプログラミング能力認定試験
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
VBAエキスパート
IC3
ワードプロセッサ技能認定試験
パソコン技能検定Ⅱ種試験
EC(電子商取引)実践能力検定
OracleApplication認定コンサルタント
CAD利用技術者試験
ORACLE MASTER(オラクルマスター)
会計ソフト実務能力試験
Server+
A+
コンピュータサービス技能評価試験
J検(情報検定)
Linux+
Network+
UBA能力検定
マイクロソフト認定トレーナー(MCT)
マイクロソフト認定資格プログラム
Linux技術者認定試験
情報セキュリティ検定試験
UMLモデリング技能認定試験
Oracle Certified Java Programmer(OCJP)
CGエンジニア検定
画像処理エンジニア検定
シスコ技術者認定
インターネット検定 .com Master
Cisco技術者認定資格(CCIE)
Turbo-CE/Pro/CI
CIW
RHCE(Red Hat認定エンジニア)
Oracle Solaris 11 System Administrator
PostgreSQL CE
情報ネットワーク施工プロフェッショナル(INIP)
Zend PHP 5 Certification
商PC検定試験

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)