GCDF-Japanキャリアカウンセラー

単なる理論知識だけでなく、現場で即戦力となるキャリア支援スキルを備えた人材の育成を目的としています。

  • 相談者の職業選択・キャリア形成・転職・再就職などを支援
  • 傾聴・面接指導・求人情報の提供・意思決定支援などを実践的に行える能力を養う

GCDFはアメリカ発の国際資格で、現在は世界10か国以上で導入され日本では「GCDF-Japan」として、国内の職業キャリア支援に適した形で運用されています。

主催
キャリアカウンセリング協会

受験資格と難易度

受験資格

基本的な受講・受験資格

  • 年齢・学歴・職歴に制限はありません
  • キャリア支援に関心がある方なら誰でも受講可能

推奨される受講対象者

  • 企業の人事・教育・人材開発部門の方
  • 大学や高校で進路・就職指導に関わる職員
  • ハローワーク・自治体・再就職支援機関の支援員
  • 国家資格キャリアコンサルタント資格をお持ちの方
  • フリーランスでキャリア支援・コーチングを行いたい方

その他条件(注意点)

  • 資格試験だけを単独で受験することは不可
  • 所定の講座(GCDF-Japanプログラム)を受講修了することが必須

難易度(合格しやすさ・学習量の目安)

難易度の目安

項目 内容
合格率 約90%前後(受講修了者に限る)
学習時間 約140時間(講座受講)
試験形式 筆記試験+面談(理解度確認)
更新要件 5年ごとに更新講習+活動報告

難易度の特徴

  • 講座をしっかり受講すれば、合格しやすい
  • 学科的な「一発試験型」ではなく、実践力の習得プロセス重視
  • グループワーク・ロールプレイなど、参加型学習が中心
  • 学習内容は広範囲だが、日々の仕事に直結しやすく、理解しやすい構成

試験内容

試験内容の全体像

GCDF-Japan資格は「試験一発型」ではなく、講座(約140時間)を修了することが試験に相当します。
そのため、試験というよりも「実務に即した評価プロセス」で資格が認定されます。

カリキュラムと試験構成

カリキュラムの全体(140時間)

分野 内容例
キャリア理論 ホランド理論、スーパー理論、シュロスバーグ理論など
キャリアカウンセリング技法 傾聴、受容、質問、行動変容支援
倫理と行動規範 守秘義務、相談者との関係構築、信頼性の保持
職業・労働市場情報 職業分類、求人情報の活用法、職業適性の理解
グループ支援スキル セミナー、ワークショップ設計、参加型支援の進め方
キャリア支援の実務 面接対策、履歴書の指導、キャリア開発プログラムの設計
多様な支援対象 若者、シニア、女性、障がい者など多様な対象への配慮
自己理解と支援者の成長 支援者としての振り返り、自己洞察、倫理観の確立

修了要件(=試験に相当)

評価項目 内容
出席 各講座の出席要件(※基本は80%以上)
課題提出 各講義後のレポートやワーク課題
ロールプレイ演習 実際の相談対応を想定した演習とフィードバック
修了試験 筆記形式の理解度確認(選択+記述式)
面談評価 トレーナーとの個別面談にてスキル習得状況を確認

修了試験の具体的な内容(例)

筆記試験(講座修了時に実施)

  • 選択問題(理論理解・支援技法など)
  • 簡単な記述(ケース対応の考え方、支援の優先事項など)

ロールプレイ評価

  • 模擬相談場面を用意し、相談対応を実演
  • 講師や受講仲間からのフィードバックを受ける
  • 技法の使い方・関係の築き方などを総合的に確認

試験(評価)の特徴

  • 学んだ内容を“できる”ようにすることが重視
  • 実践力・倫理観・支援者としての姿勢をトータルに評価
  • 暗記試験よりも、相談者への対応力の定着が問われます

試験対策の考え方

  • 講義ごとの復習と課題提出をしっかり行う
  • ロールプレイでは「丁寧に聴く姿勢」を意識する
  • 修了試験前には、理論や対応フローをノートで整理しておくと安心

試験対策

試験対策の基本方針

GCDF資格では「覚える」よりも、「実践できる」「説明できる」「相談に対応できる」ことが重視されます。したがって、以下の3点を意識することが合格(=修了)への近道です。

  1. 理論と実務を関連づけて理解する
  2. ロールプレイや課題にしっかり取り組む
  3. 自分の強み・支援者としての姿勢を言語化できるようにする

カリキュラム別 対策ポイント

キャリア理論

  • ホランド、スーパー、シュロスバーグなどの理論の「違いと活用場面」を押さえる
  • 単語や用語の暗記ではなく、「実際の相談にどう使えるか」が大事

対策法:

  • 理論ごとに「誰に」「どんな相談に」「どう活かせるか」を1枚のメモにまとめる

キャリアカウンセリング技法(傾聴・質問)

  • 相手の話を「否定せずに聴く」スキルを体で覚える
  • 質問は「閉ざさず、相手が話しやすくなる表現」を心がける

対策法:

  • ロールプレイの復習(録音・フィードバックの見直し)をしっかり行う
  • 話の内容よりも「関わり方」「反応の仕方」を自己点検する

倫理・支援者の心構え

  • 守秘義務、支援者と相談者の関係性、介入の限界などを理解する
  • 自分の価値観を押しつけない姿勢が求められる

対策法:

  • ケーススタディを通じて「どこまで関わるか」「誰に相談するか」の判断を練習する

職業・労働市場情報の活用

  • 職業大分類・中分類の違いを知り、適職探索の支援ができるようにする
  • ハローワークの活用やジョブカードの仕組みも理解する

対策法:

  • キャリアインサイト、ハローワークの資料などを実際に見て触れる

ロールプレイ対策

  • 「技法を使う」よりも「相談者と信頼関係を築く」意識が大切
  • 型にとらわれすぎず、柔軟で丁寧な応答を心がける

対策法:

  • ペア練習を何度も行い、フィードバックから改善点を探す
  • 緊張しないために「導入トーク」や「共感の言葉」を事前に準備

修了試験(筆記)の対策

  • 選択式と簡単な記述式が中心。過度な難問は出題されない
  • 理論や対応の基本を振り返れば十分対応可能

対策法:

  • 講義スライドや配布資料をまとめ直す
  • 理論・技法のキーワードをノートで整理

取得後に出来ること

企業・組織内でのキャリア支援

社内キャリア相談・面談担当として活躍

  • 社員のキャリア開発支援(キャリア面談、モチベーション向上)
  • 配置転換・昇進前のキャリア面談の設計・運営
  • メンタルヘルスやライフプランに寄り添った面談の実施

人事・教育研修部門での応用

  • 社員のキャリアパス設計支援
  • 階層別研修の一部にキャリア支援視点を組み込む
  • 人材育成や組織開発の専門性強化につながる

教育現場でのキャリア支援

大学・高校・専門学校での進路支援

  • キャリアセンター職員・アドバイザーとして就職支援活動に従事
  • エントリーシート・履歴書添削、模擬面接の指導
  • 若年層の「自己理解」「職業理解」を支援

教育関係者向けの研修講師も可能

  • 教員向けキャリア教育研修の講師を担当
  • 学生向けキャリア講座の設計・実施

公共・地域での就労支援

ハローワーク・自治体・NPOでの活動

  • 再就職支援、就労相談業務、職業訓練支援に従事
  • 高齢者・女性・障がい者など多様な背景を持つ方への支援
  • キャリア相談員、相談支援専門員などの役割も担える

キャリア支援分野での独立・副業

フリーランスキャリアカウンセラーとして独立可能

  • 個人相談業務(転職相談、自己分析サポート、キャリアプラン設計)
  • セミナー・講座開催(就職支援、面接対策、ライフキャリア設計)
  • オンライン相談サービスやキャリアコーチングの展開

他資格との組み合わせで幅が広がる

併用資格 活かし方
国家資格キャリアコンサルタント ダブルライセンスで信頼性アップ
産業カウンセラー メンタル面への対応力も補強
コーチング資格 問題解決よりも未来志向の支援へ発展

国際的なキャリア支援への展開

  • GCDFは国際資格(米CCE認定)のため、外資系企業・グローバル対応の人材支援にも強み
  • 国際的なキャリア支援者コミュニティ(NCDA等)との連携も可能

資格取得後の支援と継続学習

  • 有資格者にはキャリアカウンセリング協会(CCA)による研修・ネットワークが提供されます
  • スーパービジョン制度や事例検討会に参加可能
  • キャリア支援者としての自己研鑽を継続できる環境が整っています

その他資格一覧

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