IC3

コンピュータとインターネットの基本的なスキルを証明する国際資格でデジタルリテラシー(PC・インターネットの基礎知識)を評価する資格で、特にIT初心者や事務職、教育関係者向けに適しています。

特徴

  • コンピュータの基本操作、インターネットの知識、アプリケーション(Officeなど)のスキルを証明できる
  • 国際資格であり、世界中で認知されている
  • IT初心者向けの資格として、パソコンの基本スキルを証明できる
  • MOS(Microsoft Office Specialist)と併用すると、PCスキルをさらにアピールできる
  • 受験資格の制限なし(誰でも受験可能)

主催
オデッセイ コミュニケーションズ

受験資格と難易度

受験資格

IC3(Internet and Computing Core Certification)には、受験資格の制限はありません

  • 年齢・学歴・職歴不問(誰でも受験可能)
  • IT初心者や学生、社会人、主婦、教育関係者におすすめ
  • 特定のソフトウェアやプログラミングの知識は不要

パソコンの基本的な操作(マウスやキーボードの使い方)ができれば、誰でも受験できます。

難易度(試験のレベル)

IC3の難易度は、**「初心者向けのIT資格」**として比較的やさしいレベルです。
ただし、全くパソコンを使ったことがない人にとっては、一定の学習が必要です。

試験科目 難易度 試験の内容 目安レベル
コンピューティング ファンダメンタルズ ★★☆☆☆(やさしい) ハードウェア・ソフトウェア・OSの基本 パソコンの基本操作を知っているレベル
キーアプリケーションズ ★★☆☆☆(やさしい) Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint)の基本操作 Officeソフトを少し使ったことがあるレベル
リビングオンライン ★★☆☆☆(やさしい) インターネットの基本、電子メールの操作、安全なWeb利用 ネットやメールを普段使っているレベル

試験の難易度は、MOS(Microsoft Office Specialist)よりも低く、ITパスポート試験(国家資格)よりも簡単なレベルです。

パソコンの基本操作やOfficeソフトの基本機能を学べば、合格できる可能性が高いです。

合格率

IC3の合格率は80%前後と比較的高いです。
ただし、試験内容を全く知らずに受験すると、理解が追いつかず不合格になることもあります。

試験科目 合格基準 合格率(目安)
コンピューティング ファンダメンタルズ 70%以上 80~90%
キーアプリケーションズ 70%以上 75~85%
リビングオンライン 70%以上 80~90%

MOS試験やITパスポート試験と比べると、IC3は基礎的な内容が多いため、適切な学習をすれば高確率で合格可能です。

試験内容

IC3の試験科目と内容

試験科目 試験内容(主な出題範囲) 難易度
コンピューティング ファンダメンタルズ(Computing Fundamentals) ハードウェア・ソフトウェア・OSの基本、データ管理、セキュリティ ★★☆☆☆(やさしい)
キーアプリケーションズ(Key Applications) Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)の基本操作 ★★☆☆☆(やさしい)
リビングオンライン(Living Online) インターネットの活用、電子メール、ネットワーク、セキュリティ ★★☆☆☆(やさしい)

IC3はIT初心者向けの資格ですが、基本的なPC操作やOfficeソフトの操作に慣れていないと、試験対策が必要になります。

各科目の詳細な試験内容

① コンピューティング ファンダメンタルズ(Computing Fundamentals)

対象分野:パソコンの基本操作や仕組みを理解し、適切に管理できるか

出題範囲

  • ハードウェアの基礎知識(CPU、メモリ、ストレージ、入力・出力装置)
  • ソフトウェアの種類と用途(OS、アプリケーションソフト、ユーティリティソフト)
  • オペレーティングシステム(OS)の基本(Windows・Macの操作、ファイル管理)
  • ファイル管理とデータ保存(フォルダーの作成、バックアップ、クラウドストレージ)
  • コンピュータセキュリティ(ウイルス対策、ファイアウォール、パスワード管理)

目安レベル
パソコンの基本的な操作(ファイルのコピー・移動、設定の変更など)ができれば、合格可能

② キーアプリケーションズ(Key Applications)

対象分野:Microsoft Officeの基本操作を理解し、文書やデータの作成ができるか

出題範囲

  • Microsoft Wordの基本操作(文書作成、フォント・段落設定、表の作成)
  • Microsoft Excelの基本操作(セルの操作、数式入力、グラフ作成、フィルター)
  • Microsoft PowerPointの基本操作(スライド作成、アニメーション、プレゼン準備)
  • 共通操作(コピー&ペースト、ショートカットキー、印刷設定)

目安レベル

  • MOS(Microsoft Office Specialist)よりも簡単なレベル
  • Officeソフトを少し使ったことがあれば、短期間の学習で合格可能

③ リビングオンライン(Living Online)

対象分野:インターネットや電子メールを正しく使い、安全に情報を管理できるか

出題範囲

  • インターネットの仕組みと基本操作(Webブラウザ、検索エンジン、オンラインツール)
  • 電子メールの基本操作(メール送信・受信、添付ファイルの管理、フォルダ整理)
  • ネットワークの基礎知識(LAN、Wi-Fi、VPN、IPアドレス)
  • オンラインの安全対策(フィッシング詐欺、パスワード管理、プライバシー設定)

目安レベル
普段からインターネットやメールを使っている人なら、基本的な学習で合格可能

試験の形式

IC3試験は、CBT(コンピュータ上での試験)方式で実施されます。
問題は、選択問題・ドラッグ&ドロップ・実技問題の3種類があります。

試験科目 試験時間 問題数 合格基準
コンピューティング ファンダメンタルズ 50分 約45~50問 70%以上
キーアプリケーションズ 50分 約45~50問 70%以上
リビングオンライン 50分 約45~50問 70%以上

試験対策

共通の試験対策

① 公式テキスト・問題集を活用する

IC3の試験対策には、公式テキストや問題集を活用するのが最も効果的です。

おすすめの教材

  • FOM出版「IC3試験対策テキスト」(各科目ごとに詳細な解説がある)
  • IC3模擬試験(オデッセイコミュニケーションズ提供)

まずはテキストの解説を読みながら操作を実践し、基本機能を理解しましょう。

② 実際にPCを操作しながら学ぶ

IC3試験は、実際のパソコン操作を問う問題もあるため、実践的な練習が重要です。

  • Windowsの基本操作を学ぶ(ファイル管理、ショートカットキー、設定変更)
  • Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint)を実際に操作する
  • インターネットや電子メールを実際に使って試す(ブラウザの設定、メールの送受信など)

③ 模擬試験を繰り返し解く

本番の試験形式に慣れるために、模擬試験を繰り返し解くことが重要です。

  • 時間を計って本番と同じ環境で練習する
  • 間違えた問題は解説を確認し、理解するまで繰り返す
  • 実技問題の操作をスムーズにできるようにする

公式の模擬試験ソフトを利用すると、本番に近い環境で練習できるためおすすめです。

④ ショートカットキーを覚える

試験時間は50分と限られているため、マウス操作よりもショートカットキーを使うと時間短縮になります。

ソフト ショートカットキー 機能
Windows Ctrl + C / Ctrl + V コピー / 貼り付け
Windows Alt + Tab アプリの切り替え
Excel Ctrl + Z / Ctrl + Y 元に戻す / やり直し
Word Ctrl + B 太字にする
PowerPoint F5 スライドショーを開始

科目別の試験対策

IC3試験は3つの科目があり、それぞれ異なる内容が出題されます。

① コンピューティング ファンダメンタルズ(Computing Fundamentals)

  • Windowsの基本操作を学ぶ(エクスプローラーでファイルを整理する練習)
  • コンピュータの構成要素を理解する(ハードウェア・ソフトウェアの違いを整理)
  • セキュリティ設定を実際に試す(ファイアウォールやウイルス対策ソフトの確認)

② キーアプリケーションズ(Key Applications)

  • Wordで実際に文書を作成し、フォーマットを整える練習をする
  • Excelの関数を使って計算を行い、グラフを作成する
  • PowerPointでスライドを作成し、スライドマスターの使い方を学ぶ

特に重要なExcelの関数

関数名 用途
SUM関数 セル範囲の合計を求める
IF関数 条件によって異なる値を表示する
VLOOKUP関数 別の表からデータを検索する

③ リビングオンライン(Living Online)

  • Webブラウザを使い、検索やブックマークの設定を試す
  • メールの送受信を実際に行い、フォルダー整理やフィルター設定を試す
  • セキュリティ設定を確認し、安全なオンライン行動を意識する

取得後に出来ること

就職・転職での活用

IC3資格は、パソコンを使用する職種全般で評価される資格です。特に、事務職や総務職、教育関連の仕事では一定の評価を得られます。

取得後に活かせる職種

職種 活かせるスキル IC3で得られる評価
事務職・一般職 Word・Excelの基本操作、メール管理 PCスキルを持っている証明になる
総務・秘書 文書作成、スケジュール管理 デジタルツールを使いこなせる
教育関係(教員・講師) ITリテラシー、オンライン学習の活用 生徒にPC操作を指導できる
営業職 プレゼン資料作成、メール対応 PowerPointやOutlookのスキルを証明
カスタマーサポート データ入力、基本的なIT対応 PCの基礎知識を持っている証明
ヘルプデスク・ITサポート PC設定、基本的なトラブル対応 ITの基礎知識を持っている証明

就職・転職のメリット

  • 履歴書に記載可能(PCスキルを持っていることをアピールできる)
  • IT未経験者でもPCスキルを証明でき、事務職・総務職などで評価される
  • MOS(Microsoft Office Specialist)と組み合わせると、さらに高い評価を得られる
  • 特にPCスキルを求める企業では、基本的なITリテラシーを持っている証明になる

仕事の効率化

IC3資格を取得すると、基本的なパソコン操作やOfficeのスキルが向上し、仕事の効率が大幅にアップします。

具体的な活用例

スキル 活かせる業務
Excelの基本操作 データ入力、表計算、簡単なデータ分析
Wordの基本操作 議事録、報告書、案内文書の作成
PowerPointの基本操作 プレゼン資料の作成、社内研修の準備
メールの適切な使い方 ビジネスメールの管理、スケジュール調整
インターネットの活用 効率的な情報収集、クラウドサービスの利用

IC3資格を取得することで、PC初心者でも基本的なITスキルを習得し、業務の効率化が図れるようになります。

キャリアアップ・昇進のチャンス

IC3資格を取得すると、職場での評価が向上し、昇進・キャリアアップにつながる可能性があります。

企業での評価ポイント

  • 基本的なPCスキルを持っていることを証明できる
  • 事務作業やオンライン業務の効率化ができる人材として評価される
  • ITリテラシーのある人材として、業務のデジタル化に貢献できる
  • 資格手当が支給される場合もある(企業による)

特にパソコンスキルが求められる職場では、IC3を取得することで信頼度が増し、昇進のきっかけになる可能性があります。

他の資格へのステップアップ

IC3資格はPCスキルの基礎を学ぶ資格なので、取得後はさらに上位の資格を目指すことができます。

次に目指せる資格

資格名 IC3との関連性
MOS(Microsoft Office Specialist) Word・Excel・PowerPointの実務スキルを証明
ITパスポート(国家資格) ITの基礎知識(ネットワーク・セキュリティ)を学べる
日商PC検定 ビジネス文書作成・データ分析スキルを評価
基本情報技術者試験(国家資格) ITエンジニア向けの資格(IC3で学んだ基礎知識が役立つ)

IC3を取得した後に、MOSやITパスポートを受験すると、より高度なPCスキルやIT知識を習得できるため、キャリアアップに役立ちます。

取得後にやるべきこと

IC3資格を取得した後は、実務で活用することでスキルを定着させることが重要です。

おすすめのスキルアップ方法

  1. PCを日常的に使い、スキルを定着させる

    • Excelでデータ整理をする
    • Wordでレポートや書類を作成する
    • PowerPointで簡単なプレゼン資料を作ってみる
  2. より高度な資格取得を目指す

    • MOSを取得して、Officeスキルを強化する
    • ITパスポート試験を受験し、IT知識を広げる
  3. 業務改善に活かす

    • 自分の職場でパソコンを活用した業務改善を提案する
    • Excelの関数を活用して、作業の自動化を行う

コンピューター系資格一覧

応用情報技術者試験
基本情報技術者
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITストラテジスト試験
システムアーキテクト試験
システム監査技術者
ITサービスマネージャ試験
ITパスポート試験
ネットワークスペシャリスト試験
プロジェクトマネージャ
情報処理安全確保支援士試験(RISS)
データベーススペシャリスト試験
Accessビジネスデータベース技能認定試験
Excel表計算処理技能認定試験
Word文書処理技能認定試験
PowerPointプレゼンテーション技能認定試験
Javaプログラミング能力認定試験
COBOLプログラミング能力認定試験
パソコン検定(P検)
C言語プログラミング能力認定試験
情報処理技術者能力認定試験
VisualBasicプログラミング能力認定試験
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
VBAエキスパート
IC3
ワードプロセッサ技能認定試験
パソコン技能検定Ⅱ種試験
EC(電子商取引)実践能力検定
OracleApplication認定コンサルタント
CAD利用技術者試験
ORACLE MASTER(オラクルマスター)
会計ソフト実務能力試験
Server+
A+
コンピュータサービス技能評価試験
J検(情報検定)
Linux+
Network+
UBA能力検定
マイクロソフト認定トレーナー(MCT)
マイクロソフト認定資格プログラム
Linux技術者認定試験
情報セキュリティ検定試験
UMLモデリング技能認定試験
Oracle Certified Java Programmer(OCJP)
CGエンジニア検定
画像処理エンジニア検定
シスコ技術者認定
インターネット検定 .com Master
Cisco技術者認定資格(CCIE)
Turbo-CE/Pro/CI
CIW
RHCE(Red Hat認定エンジニア)
Oracle Solaris 11 System Administrator
PostgreSQL CE
情報ネットワーク施工プロフェッショナル(INIP)
Zend PHP 5 Certification
商PC検定試験

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)