Adobe Illustratorの操作スキルを証明する資格です。試験を主催するのは株式会社サーティファイで、グラフィックデザイン・DTP・Webデザイン業界などで活用できる資格となっています。
試験の特徴
- Illustratorの基本操作から応用スキルまでを評価
- 「スタンダード(基礎)」と「エキスパート(上級)」の2種類
- 試験は実技試験と知識試験の2部構成
- DTP・Web・広告業界でのIllustratorスキルの証明に有効
受験資格と難易度
受験資格
Illustratorクリエイター能力認定試験は、受験資格に制限がなく、誰でも受験可能です。
試験の種類(スタンダード・エキスパート)ごとに、推奨される受験者層が異なります。
受験資格の詳細
資格名 | 受験資格 | 推奨受験者 |
---|---|---|
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード | 制限なし(誰でも受験可能) | 初心者・Illustratorの基本を学びたい人向け |
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート | 制限なし(誰でも受験可能) | 実務経験者・Illustratorを業務で使用する人向け |
- 学歴・年齢・職歴の制限なし。誰でも受験可能
- スタンダード資格を取得していなくても、エキスパート資格を直接受験できる
- DTP・Web・デザイン業界を目指す人におすすめ
難易度
Illustratorクリエイター能力認定試験の難易度は、試験の種類によって異なります。
スタンダードはIllustratorの基本操作を学べば合格しやすいレベルですが、エキスパートは実務レベルのスキルが求められ、難易度が高めです。
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート(上級)
難易度
項目 | 内容 |
---|---|
難易度 | ★★★★☆(やや難関) |
合格率 | 約40~50% |
試験時間 | 80分(知識試験20分+実技試験60分) |
出題形式 | 選択式+実技試験 |
特徴 | 実務レベルのIllustratorスキルが求められる |
試験のポイント
- Illustratorの応用操作(パスファインダー・グラデーション・マスクなど)の習得が必要
- DTP・印刷向けデータ作成やWebデザインの実践スキルが問われる
- 時間内にデザインを仕上げるスピードと正確さが求められる
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード(基礎)
難易度
項目 | 内容 |
---|---|
難易度 | ★★☆☆☆(易しい) |
合格率 | 約60~70% |
試験時間 | 60分(知識試験20分+実技試験40分) |
出題形式 | 選択式+実技試験 |
特徴 | Illustratorの基本を学べば合格可能 |
試験のポイント
- Illustratorの基本操作を学べば合格しやすい
- 簡単なデザイン作業(ロゴ・ポスター制作など)ができればOK
- 専門的なデザイン知識は不要
試験内容
「知識試験(選択式)」と「実技試験(課題制作)」の2部構成**になっており、スタンダード(基礎)とエキスパート(上級)で試験範囲が異なります。
試験構成
試験内容 | スタンダード | エキスパート |
---|---|---|
知識試験(選択式) | 20分(基本的なIllustratorの知識) | 20分(高度なIllustratorの知識) |
実技試験(デザイン制作) | 40分(基本的なデザイン作成) | 60分(応用的なデザイン作成) |
試験時間合計 | 60分 | 80分 |
- 知識試験:Illustratorの基本機能・操作に関する選択問題
- 実技試験:指示されたデザインをIllustratorで制作
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート(上級)
エキスパート試験は、実務レベルのIllustratorスキルが問われる上級試験です。
印刷用データの作成、DTPの基礎、デザインの高度なテクニックが試されます。
知識試験(選択式)
Illustratorの高度な機能や、DTP・Webデザインに関する知識が問われます。
① Illustratorの応用操作
- パスファインダー・シェイプ形成ツールの活用
- クリッピングマスク・不透明マスクの使用
- グラデーション・パターンの作成
② DTP・印刷向けデータ作成
- CMYK・RGBのカラーモード設定
- トンボ・塗り足しの設定
- フォントのアウトライン化
- 適切な解像度の画像使用(300dpi・72dpiの違い)
③ Webデザイン・デジタルコンテンツ
- SVG・PNG・JPEGの書き出し
- レスポンシブデザインの基礎
- ベクター画像の活用
実技試験(デザイン制作)
60分間で、与えられた仕様に基づきIllustratorを使用してデザインを作成します。
試験では、以下のような作業を行うことが求められます。
① 高度なオブジェクト編集
- パスファインダーを使用したオブジェクトの組み合わせ
- レイヤー管理を適切に行い、複雑なデザインを作成
- ブラシツール・シンボルを活用したデザイン制作
② 印刷用データの作成
- トンボ・塗り足しの設定
- アウトライン化(フォント・オブジェクト)
- PDF/X形式での書き出し
③ 指定されたデザインの再現
- クライアントの指示に沿ったデザインを作成
- カラーパレット・フォント・レイアウトの厳守
- 複雑なオブジェクトの再現(マスク・グラデーション)
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード(基礎)
スタンダード試験は、Illustratorの基本操作を習得しているかを確認する試験です。
初心者でも学習すれば合格しやすいレベルです。
知識試験(選択式)
Illustratorの基本的な機能や操作に関する問題が出題されます。
① Illustratorの基本操作
- ツールパネルの基本操作(選択ツール・ペンツール・シェイプツール)
- オブジェクトの作成・変形・整列
- テキストの入力・装飾
② レイヤー管理
- レイヤーの作成・削除・順序変更
- オブジェクトのグループ化・ロック
③ 書き出しとファイル形式
- Illustratorの保存形式(AI・EPS・PDF)
- Web用の画像書き出し(PNG・JPEG・SVG)
実技試験(デザイン制作)
40分間で、Illustratorを使用して簡単なデザインを作成します。
試験では、以下のような作業を行います。
① シンプルなオブジェクト作成
- 四角形・円・多角形ツールを使用
- パスの編集(アンカーポイントの追加・削除)
② 文字の装飾
- フォントの変更・文字間隔の調整
- カーニング・行間の設定
③ 基本的なデザイン作成
- 簡単なロゴ・ポスター・チラシを作成
- 配色や基本的なレイアウトルールの適用
試験内容の比較
試験名 | 知識試験 | 実技試験 | 難易度 |
---|---|---|---|
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート | Illustratorの応用操作・DTP・Webデザイン | 高度なデザイン制作・印刷用データ作成 | ★★★★☆(やや難関) |
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード | Illustratorの基本操作・レイヤー管理 | シンプルなデザイン制作 | ★★☆☆☆(易しい) |
試験対策
① Illustratorの基本操作をマスター
- 選択ツール・パス操作・レイヤー管理の練習
- オブジェクトの整列・グループ化・変形を正確に行う
② DTP・印刷向けデータの作成
- CMYKとRGBの違いを理解し、適切なカラーモードを選択
- トンボ・塗り足し・フォントのアウトライン化を練習
- PDF/X-1aの書き出し設定をマスター
③ 過去問題を繰り返し解く
- 出題傾向を把握し、試験時間内に作業を完了できるように練習
- 特に実技試験は制限時間が厳しいため、作業スピードを意識
④ 実際のデザイン制作を経験する
- ポスター・ロゴ・チラシなどのデザインを実際に作成
- DTP業務に携わる機会があれば、データ入稿の経験を積む
試験対策
共通の試験対策
① 公式テキストを活用
- サーティファイ公式テキストを活用し、基礎から応用までを学習する。
- Illustratorの操作を実際に試しながら理解を深める。
② 過去問題を繰り返し解く
- 出題傾向を把握し、試験の形式に慣れることが重要。
- 実技試験の過去問を時間を計りながら解くことで、作業スピードを上げる。
③ 実技試験の時間配分を意識
- 作業スピードと正確さを両立させるために、試験の制限時間内にデザインを完成させる練習をする。
- 特にエキスパート試験は、短時間で効率的に作業する力が必要。
Illustratorクリエイター能力認定試験 スタンダード(基礎)の試験対策
スタンダード試験は、Illustratorの基本操作を正しく理解し、基本的なデザインを制作できるかを問う試験です。
① Illustratorの基本操作をマスター
- ツールの基本操作
- 選択ツール・ペンツール・ダイレクト選択ツール
- シェイプツール(四角形・円・多角形など)
- レイヤー管理
- レイヤーの作成・削除・順序変更
- オブジェクトのグループ化・ロック
② 文字とフォントの基礎
- フォントの変更・サイズ調整・行間・カーニングの設定
- 文字の装飾(アウトライン化・エフェクト適用)
③ 配色とデザインの基本ルール
- カラーモード(RGBとCMYKの違い)を理解する
- 基本的なレイアウト(整列・グリッドデザイン)を学ぶ
④ 実技試験のポイント
- 簡単なロゴ・チラシ・ポスターを作成する練習を行う
- 作業スピードを上げるために、Illustratorのショートカットキーを活用
- 試験では、デザインの完成度よりも指示通りに正確に作成することが重要
Illustratorクリエイター能力認定試験 エキスパート(上級)の試験対策
エキスパート試験は、Illustratorの高度な操作スキルとDTP・Webデザインの知識を問う試験です。
① Illustratorの応用操作を習得
- パスファインダー・シェイプ形成ツールの活用
- クリッピングマスク・不透明マスク・レイヤーマスクの使い方
- グラデーション・パターン・シンボル・ブラシの作成
- オブジェクトの整列・レイヤー管理を適切に行う
② 印刷用データの作成とDTP知識
- カラーモードの違いを理解する(CMYK・RGB・特色)
- トンボ・塗り足しの設定
- フォントのアウトライン化
- 解像度(300dpi・72dpi)の違いと適切な画像使用
③ Webデザイン向けデータの作成
- SVG・PNG・JPEGの書き出し
- レスポンシブデザインの基礎
- ベクター画像の活用と最適化
④ 実技試験のポイント
- 高度なオブジェクト編集(複雑な図形の作成・パスの操作)
- 短時間で指定のデザインを正確に再現する
- 印刷用データの最適化(PDF/X形式での書き出し)
- 作業スピードを上げるためにショートカットキーを活用する
取得後に出来ること
① デザイン・DTP業界でのキャリアアップ
DTPオペレーター・DTPデザイナーとしてのスキル向上
- Illustratorの実務スキルを証明でき、印刷物のデザイン業務に携われる
- 名刺・ポスター・カタログ・パンフレットなどのDTPデータ作成が可能
- カラーモード(CMYK・RGB)の知識を活かし、印刷物の入稿データを適切に作成
グラフィックデザイナーとしての活躍
- ロゴ・バナー・チラシ・ポスターなど、広告・販促物のデザイン制作ができる
- フォントやタイポグラフィの知識を活かし、視認性の高いデザインが可能
- 色彩やレイアウトの理論を活用し、ブランドイメージを統一したデザインが作れる
印刷技術者としての知識向上
- Illustratorを使ったデータ作成から印刷工程までの流れを理解できる
- プリフライトチェック(入稿前のデータ確認)を実施し、印刷トラブルを未然に防ぐ
- オフセット印刷・デジタル印刷の違いを把握し、最適なデータ作成が可能
② Web・デジタルデザイン分野での活用
Webデザイナー・UI/UXデザイナーとしての活躍
- IllustratorのスキルをWebデザインに応用し、サイトやアプリのデザインが可能
- SVG・PNG・JPEGの最適な書き出しができ、Webサイトのパフォーマンスを向上
- レスポンシブデザインを考慮したレイアウト設計ができる
SNS・デジタルコンテンツ制作
- YouTube・Instagram・Twitter用のサムネイルやバナー制作ができる
- デジタル広告(ディスプレイ広告・SNS広告)向けのクリエイティブを作成
- Webメディアやブログで使用するイラスト・アイコンの作成が可能
③ フリーランス・副業の可能性
フリーランスのデザイナーとして独立
- クラウドソーシング(Lancers・CrowdWorksなど)でロゴやバナー制作の案件を受注
- クライアントのニーズに応じたチラシ・名刺・パンフレットデザインの提供
- オンラインショップ(BASE・STORES)でデザイン素材を販売する
副業でデザイン案件を請け負う
- 会社員として働きながら、副業でデザインの仕事を請け負うことが可能
- ココナラ・Skebなどのプラットフォームでアイコン・ロゴ制作の依頼を受ける
- オリジナルのデザインテンプレートを販売し、ストック型収益を得る
④ 企業内でのスキル活用
企業のマーケティング部門・広報担当としての活躍
- 社内プレゼン資料や広告クリエイティブの作成
- 企業のブランディングに貢献するデザイン制作
- SNS・Webサイト用のプロモーションバナーや販促物の作成
社内デザイナーとしてのスキル向上
- 社内の印刷物(社内報・パンフレット・名刺など)の制作を担当
- 営業資料やプロポーザルのデザインを改善し、視認性を向上
- 製品カタログや販促ツールを作成し、売上向上に貢献
⑤ 他の資格と組み合わせるとさらに有利
Illustratorクリエイター能力認定試験を取得すると、他のデザイン関連資格と組み合わせることで、より専門性を高められます。
資格 | 活用できる分野 |
---|---|
Photoshopクリエイター能力認定試験 | 画像編集・写真加工・Webデザイン |
DTPエキスパート認定試験 | 印刷業界・DTP業務・出版 |
色彩検定 | カラーマネジメント・デザイン業務 |
Webデザイン技能検定 | Web制作・UI/UXデザイン |
広告デザイン検定 | 広告・プロモーションデザイン |
資格の組み合わせによるメリット
- Illustrator+Photoshop → Webデザイン・DTPデザインの両方に対応可能
- Illustrator+DTPエキスパート → 印刷業界でのスキル証明が可能
- Illustrator+色彩検定 → カラーマネジメントを活かしたデザインができる
⑥ Illustratorクリエイター能力認定試験取得後に活かせる職種
① デザイン・DTP関連
職種 | 仕事内容 |
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DTPオペレーター | チラシ・ポスター・パンフレットのデータ作成・入稿 |
DTPデザイナー | 印刷物のデザイン・レイアウト設計 |
印刷技術者 | 印刷・製版・色校正の管理 |
プリプレスオペレーター | 入稿データの管理・印刷前のデータ調整 |
② デザイン・広告業界
職種 | 仕事内容 |
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グラフィックデザイナー | 広告・販促物・パッケージデザインの制作 |
アートディレクター | デザイン全体のクオリティ管理・企画立案 |
広告プランナー | 広告制作のディレクション・デザイン戦略 |
③ Web・デジタルコンテンツ
職種 | 仕事内容 |
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Webデザイナー | Illustratorのスキルを活かしたWebデザイン制作 |
デジタルマーケティング担当者 | SNS・広告バナー・Webコンテンツのデザイン |
デザイン系資格一覧
POP広告クリエイター
レタリング技能検定
色彩検定
カラーコーディネーター検定試験
DTP検定
クロスメディアエキスパート
マルチメディア検定
DTPエキスパート
IIIustratorクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験
アドビ認定エキスパート(ACE)
アドビ認定プロフェッショナル(ACP)
映像音響処理技術者資格認定
CGクリエイター
インテリアプランナー
キッチンスペシャリスト
インテリアコーディネーター
インテリア設計士
家具検定
照明コンサルタント
商業施設士
エクステリアプランナー
ハウスクリーニング士
整理・収納・清掃コーディネーター
ライフスタイルプランナー
DIYアドバイザー
ボーカルインストラクター資格
美術検定
ラッピング・ディレクター
シューフィッター
靴デザイナー認定資格
椅子張り技能者
ジュエリーコーディネーター
GG(Graduate Gemologist)
デコレーター技能検定